第11回
生没年月日【注】 | 明治44年/1911年9月20日(大正6年/1917年9月13日、同年9月20日とする文献もある)~昭和30年/1955年11月10日 | |
受賞年齢 | 28歳10ヵ月(従来の文献では22歳10ヵ月) | |
経歴 | 本名=文子。東京生まれ。〈堤文子〉名義で昭和2年/1927年~昭和6年/1931年には『赤い鳥』に、昭和8年/1933年~昭和11年/1936年には『東京朝日新聞』家庭欄コドモペーヂに、童話を投稿して数多く入選。昭和11年/1936年に〈よし町ゆき〉名義で『オール讀物』に投稿した情話「制服を着た藝妓」が当選。 | |
受賞歴・候補歴 |
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サブサイトリンク | ||
サイト内リンク | ▼作品ダウンロード ▼小研究-記録(年少受賞) |
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備考 | 堤千代の生年月日について… これまで当サイトでは、従来の文献から大正6年/1917年9月20日生れとしていました。 しかし千代が幼少時代に書いた綴り方ノートが見つかり、いくつかの情報を検証した結果、大正6年/1917年生れは誤りと判断(詳しくは盛厚三編集『北方人』33号[令和1年/2019年12月]を参照のこと)。 すると現在のところ最も信憑性の高い文献は、千代の実妹・大屋絹子による『オフェリアの薔薇 堤千代追想記』(平成3年/1991年5月・私家版)の記述と見なせるため、そちらにある生年を採用することにしました。 (2019.12.3記) |
「小指」(『オール讀物』昭和14年/1939年12月号)媒体・作品情報
書誌 昭和15年/1940年10月・新潮社刊『小指』所収
昭和23年/1948年1月・日本社/代表名作読物選『小指』所収
昭和32年/1957年4月・東方社刊『花は散れども』所収
昭和48年/1973年10月・講談社刊『大衆文学大系30 短篇(下)』所収
昭和56年/1981年7月・集英社/集英社文庫『ロマンチックはお好き?』所収
『オール讀物』平成1年/1989年臨時増刊号<直木賞受賞傑作短篇35>[3月]
平成4年/1992年11月・文藝春秋/文春文庫『愛の迷宮 アンソロジー人間の情景3』所収
平成12年/2000年11月・ゆまに書房/近代女性作家精選集『小指』所収
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「小指」(『オール讀物』昭和14年/1939年12月号)その他媒体・作品情報
書誌 書誌情報は上記(第10回候補)と同じ |
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「雛妓」(『オール讀物』昭和15年/1940年4月号)媒体・作品情報
書誌 昭和15年/1940年10月・新潮社刊『小指』所収
平成12年/2000年11月・ゆまに書房/近代女性作家精選集『小指』所収 |
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