直木賞のすべて
第8回
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昭和13年/1938年下半期
(昭和14年/1939年2月12日決定発表/『文藝春秋』昭和14年/1939年3月号経緯掲載)
選考委員  久米正雄
男47歳
小島政二郎
男45歳
大佛次郎
男41歳
佐佐木茂索
男44歳
白井喬二
男49歳
吉川英治
男46歳
菊池寛
男50歳
三上於菟吉
男48歳
選評総行数  46 18 10 13 13 62 「話の屑籠」より  
選評なし
候補作 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数
大池唯雄 「秋田口の兄弟」等
86
男30歳
23 9 10 6 13 62      
沙羅双樹 「兜町」
58
男33歳
0 10 0 0 0 0      
               
年齢/枚数の説明   見方・注意点

このページの選評出典:『オール讀物』平成14年/2002年10月号再録(初出:『文藝春秋』昭和14年/1939年3月号)
1行当たりの文字数:15字

このページの「話の屑籠」出典:昭和35年/1960年4月・文藝春秋新社刊『菊池寛文學全集 第七巻』(初出:『文藝春秋』昭和14年/1939年3月号)


選考委員
久米正雄男47歳×各候補作  年齢/枚数の説明
見方・注意点
総行数46 (1行=15字)
候補 評価 行数 評言
大池唯雄
男30歳
23 「是とて異論なき大衆文学ではない。が、尠くとも此際、立直った直木賞の、直木賞たる本来の面目に還って、意義を改めて確立するとすれば、寧ろこう云う作品に与えて、将来の方向を示したい。」
沙羅双樹
男33歳
0  
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他の選考委員
小島政二郎
大佛次郎
佐佐木茂索
白井喬二
吉川英治
菊池寛
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選考委員
小島政二郎男45歳×各候補作  年齢/枚数の説明
見方・注意点
総行数18 (1行=15字)
候補 評価 行数 評言
大池唯雄
男30歳
9 「「兜首」「秋田口の兄弟」共に作品としては完成品だと思わない。」
沙羅双樹
男33歳
10 「芸術小説の味を巧みに取り入れて、しかも飽くまで大衆小説に根を生やしている旨を僕は取りたいのだ。」
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他の選考委員
久米正雄
大佛次郎
佐佐木茂索
白井喬二
吉川英治
菊池寛
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選考委員
大佛次郎男41歳×各候補作  年齢/枚数の説明
見方・注意点
総行数10 (1行=15字)
候補 評価 行数 評言
大池唯雄
男30歳
10 「作のテエマから外れた余計なことに筆を用い過ぎている遺憾はあるが、この人の誠実な態度には将来を期待するところが多い。」
沙羅双樹
男33歳
0  
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他の選考委員
久米正雄
小島政二郎
佐佐木茂索
白井喬二
吉川英治
菊池寛
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選考委員
佐佐木茂索男44歳×各候補作  年齢/枚数の説明
見方・注意点
総行数13 (1行=15字)
候補 評価 行数 評言
大池唯雄
男30歳
6 「第一回の川口松太郎以来、直木賞は半既成作家のあとを追っている傾向を此新人によって払拭したい。」
沙羅双樹
男33歳
0  
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他の選考委員
久米正雄
小島政二郎
大佛次郎
白井喬二
吉川英治
菊池寛
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選考委員
白井喬二男49歳×各候補作  年齢/枚数の説明
見方・注意点
総行数13 (1行=15字)
候補 評価 行数 評言
大池唯雄
男30歳
13 「時流におもねらざる堂々の陣を張っている作風が宜しい。戦争の描写も絶妙とは言い難いも手堅くて雄渾だ。」
沙羅双樹
男33歳
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他の選考委員
久米正雄
小島政二郎
大佛次郎
佐佐木茂索
吉川英治
菊池寛
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選考委員
吉川英治男46歳×各候補作  年齢/枚数の説明
見方・注意点
総行数62 (1行=15字)
候補 評価 行数 評言
大池唯雄
男30歳
62 「受賞を機会に文壇的中央へ作品を贈るとなると、材料をこなす手腕は充分に認め得られるが、その史眼なり対大衆層への心がまえに、もっと広義な野望と太い線とをこの作家に持たせたいと私は思うのである。」
沙羅双樹
男33歳
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久米正雄
小島政二郎
大佛次郎
佐佐木茂索
白井喬二
菊池寛
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選考委員
菊池寛男50歳×各候補作  年齢/枚数の説明
見方・注意点
(話の屑籠より) 
候補 評価 行数 評言
大池唯雄
男30歳
  「手腕は相当だが、題目に鋭いものがなく、自分としては、甚だ不満であったが、最後の銓衡にやっと間に合ったので、今更他の候補者を物色するわけにも行かず、たゞ今年からもっと無名新進の人を採ろうと云う建前に賛成する意味で、不満ながら、黙認したのである。あの程度の人なら「サンデー毎日」や「週刊朝日」の懸賞小説の作家の中にも、いくらもいるのじゃないかと思う。」
沙羅双樹
男33歳
   
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他の選考委員
久米正雄
小島政二郎
大佛次郎
佐佐木茂索
白井喬二
吉川英治
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受賞者・作品
大池唯雄男30歳×各選考委員 
「秋田口の兄弟」等
短篇2篇 86
年齢/枚数の説明
見方・注意点
選考委員 評価 行数 評言
久米正雄
男47歳
23 「是とて異論なき大衆文学ではない。が、尠くとも此際、立直った直木賞の、直木賞たる本来の面目に還って、意義を改めて確立するとすれば、寧ろこう云う作品に与えて、将来の方向を示したい。」
小島政二郎
男45歳
9 「「兜首」「秋田口の兄弟」共に作品としては完成品だと思わない。」
大佛次郎
男41歳
10 「作のテエマから外れた余計なことに筆を用い過ぎている遺憾はあるが、この人の誠実な態度には将来を期待するところが多い。」
佐佐木茂索
男44歳
6 「第一回の川口松太郎以来、直木賞は半既成作家のあとを追っている傾向を此新人によって払拭したい。」
白井喬二
男49歳
13 「時流におもねらざる堂々の陣を張っている作風が宜しい。戦争の描写も絶妙とは言い難いも手堅くて雄渾だ。」
吉川英治
男46歳
62 「受賞を機会に文壇的中央へ作品を贈るとなると、材料をこなす手腕は充分に認め得られるが、その史眼なり対大衆層への心がまえに、もっと広義な野望と太い線とをこの作家に持たせたいと私は思うのである。」
菊池寛
男50歳
  「手腕は相当だが、題目に鋭いものがなく、自分としては、甚だ不満であったが、最後の銓衡にやっと間に合ったので、今更他の候補者を物色するわけにも行かず、たゞ今年からもっと無名新進の人を採ろうと云う建前に賛成する意味で、不満ながら、黙認したのである。あの程度の人なら「サンデー毎日」や「週刊朝日」の懸賞小説の作家の中にも、いくらもいるのじゃないかと思う。」
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他の候補作
沙羅双樹
「兜町」
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候補者・作品
沙羅双樹男33歳×各選考委員 
「兜町」
短篇 58
年齢/枚数の説明
見方・注意点
選考委員 評価 行数 評言
久米正雄
男47歳
0  
小島政二郎
男45歳
10 「芸術小説の味を巧みに取り入れて、しかも飽くまで大衆小説に根を生やしている旨を僕は取りたいのだ。」
大佛次郎
男41歳
0  
佐佐木茂索
男44歳
0  
白井喬二
男49歳
0  
吉川英治
男46歳
0  
菊池寛
男50歳
   
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他の候補作
大池唯雄
「秋田口の兄弟」等
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