生没年月日【注】 | 明治33年/1900年9月30日~昭和46年/1971年7月13日 | |
経歴 | 東京生まれ。慶應義塾大学卒、コロンビア大学卒。生命保険会社に勤め、大正12年/1923年渡米し、コロンビア大学に通う。 | |
受賞歴・候補歴 |
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個人全集 | 『川口一郎戯曲全集』(昭和47年/1972年・白水社刊) |
「二十六番館」
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作品名 別表記 | 飾り扉 「二十六番館 二人の家」 扉 「二十六番館」 奥付 「二十六番館・二人の家」 | ||||
印刷/発行年月日 | 印刷 昭和10年/1935年10月25日 発行 昭和10年/1935年11月10日 | ||||
発行者等 | 発行者 福岡 清 印刷者 綾部喜久二 製本者 中野和一 印刷所 宮本印刷所(東京市) | ||||
発行所 | 株式会社白水社(東京市) | ||||
総ページ数 | 178 | 表記上の枚数 | ― | 基本の文字組 (1ページ当り) |
40字 ×14行 ×1段 |
本文ページ | 3~123 (計121頁) |
測定枚数 | 149枚 |
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書誌
初出『劇作』昭和7年/1932年3月号
昭和15年/1940年10月・河出書房刊『現代戯曲 第1巻』所収
昭和27年/1952年10月・河出書房刊『新選現代戯曲 第3巻』所収
昭和30年/1955年11月・白水社刊『現代日本戯曲選集 第7巻』所収
昭和33年/1958年1月・筑摩書房刊『現代日本文学全集92 現代戯曲集』所収
昭和47年/1972年5月・白水社刊『川口一郎戯曲全集』所収
平成11年/1999年5月・翰林書房刊『日本文学コレクション 日本の近代戯曲』所収
候補者 川口一郎 35歳 | ||||
選考委員 | 評価 | 行数 | 評言 | |
佐藤春夫 | 43歳 |
― | 0 | |
久米正雄 | 44歳 |
■ | 6 | 「今度、いわゆる「新喜劇」一派の作家(引用者中略・注:川口一郎か小山祐士)にやる事は賛成ではあるが、しかし何だか第一回の芥川賞の建て前から推して、この作品が去年の上演に属するのと、又根本的に、「芥川賞は短篇小説に!」と言うような心持を感ずる。」 |
室生犀星 | 46歳 |
― | 0 | |
川端康成 | 36歳 |
□ | 8 | 「(引用者注:第一に推す丸岡明の次に、川口一郎か小山祐士を)私は推薦したい。」「既に戯曲界の新人として既に認められ、前回真船豊氏に授賞しなかったと同様の意味で、もはや芥川賞に及ばずということで、予選にも敬意的に除外されている」 |
瀧井孝作 | 41歳 |
― | 0 | |
小島政二郎 | 42歳 |
― | 0 | |
佐佐木茂索 | 41歳 |
― | 0 | |
菊池寛 | 47歳 |
― | ||
選評出典:『芥川賞全集 第一巻』昭和57年/1982年2月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和11年/1936年4月号) |