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生没年月日【注】 | 昭和3年/1928年3月27日~令和1年/2019年6月6日 | |
受賞年齢 | 35歳9ヵ月 | |
経歴 | 大阪府大阪市生まれ。樟蔭女子専門学校国文科卒。 大阪の問屋に勤務。昭和26年/1951年より同人誌『文藝首都』に参加、 昭和30年/1955年から2年間、大阪文学学校に通う。ラジオドラマの脚本を手がけるかたわら、昭和35年/1960年に同人誌『航路』創刊に参加し、昭和39年/1964年「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニー)」で芥川賞受賞。 「女の日時計」「夕ごはんたべた?」「私的生活」「ひねくれ一茶」など著作は数多く、 伝記小説として「千すじの黒髪――わが愛の与謝野晶子」「花衣ぬぐやまつわる――わが愛の杉田久女」「道頓堀の雨に別れて以来なり」(岸本水府伝)などを書き、また古典の造詣も深い。 ちなみに、エッセイにたびたび登場する、カモカのおっちゃんこと、パートナーの川野純夫とは、純夫の妻で直木賞候補作家でもあった川野彰子が急逝した折り、思い出の文を書いたことが縁で知り合った。 |
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受賞歴・候補歴 |
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サブサイトリンク | ||
個人全集 | 『田辺聖子長篇全集』全18巻(文藝春秋) 『田辺聖子全集』全24巻・別巻(平成16年/2004年5月~平成18年/2006年8月・集英社刊) |
「感傷旅行」(『航路』7号[昭和38年/1963年8月])媒体・作品情報
書誌 『文藝春秋』昭和39年/1964年3月号
昭和39年/1964年3月・文藝春秋新社刊『感傷旅行』所収
昭和43年/1968年9月・春陽堂書店/春陽文庫『感傷旅行』所収
昭和47年/1972年☆月・角川書店/角川文庫『感傷旅行』所収
昭和49年/1974年10月・毎日新聞社刊『現代の女流文学 第3巻』所収
昭和50年/1975年8月・文藝春秋刊『感傷旅行』所収
昭和54年/1979年3月・新潮社刊『新潮現代文学68 感傷旅行』所収
昭和56年/1981年10月・文藝春秋刊『田辺聖子長篇全集1』所収
昭和57年/1982年7月・文藝春秋刊『芥川賞全集 第6巻』所収
平成10年/1998年9月・角川書店刊『女性作家シリーズ7 佐藤愛子・田辺聖子』所収
平成16年/2004年5月・集英社刊『田辺聖子全集 第5巻』所収
平成21年/2009年2月・ポプラ社/ポプラ文庫 Tanabe Seiko collection3『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)』所収
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