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Last Update[H29]2017/5/20

本城雅人 Honjo Masato
生没年月日 昭和40年/1965年~
経歴 神奈川県生まれ。明治学院大学経済学部卒。
新聞社に勤め、スポーツ紙記者活動を送る。
平成21年/2009年「ノーバディノウズ」が第16回松本清張賞候補作に残る。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第16回松本清張賞(平成21年/2009年)「ノーバディーノウズ」
  • 第1回サムライジャパン野球文学賞(平成22年/2010年)『ノーバディノウズ』
  • |候補| 毎日スポーツ人賞[文化賞](平成26年/2014年度)
  • |候補| 第18回大藪春彦賞(平成27年/2015年度)『トリダシ』
  • |候補| 第37回吉川英治文学新人賞(平成27年/2015年度)『トリダシ』
  • 第38回吉川英治文学新人賞(平成28年/2016年度)『ミッドナイト・ジャーナル』


『ノーバディノウズ』(平成21年/2009年8月・文藝春秋刊)
大衆選考会 142回推薦候補 一覧へ
大衆選考会での推薦
推薦者 推薦日 推薦文
ウオーターブルック 平成21年/2009年12月23日 正体が暴かれていく過程がおもしろい。いくら外国人になりきっても思考や一瞬の習性までは隠すことができない。実際に存在する米球界の差別なども初めて知った。
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『トリダシ』(平成27年/2015年7月・文藝春秋刊)
収録作品の書誌
第一話 スクープ
>>なし
>>倉見健次郎(横浜ベイズのエース投手)
>>初出『オール讀物』平成24年/2012年5月号「スクープ記者」
第二話 コーチ人事
>>なし
>>三塚滋(元・横浜ベイズ監督、元・東都ジェッツヘッドコーチ)
>>初出『オール讀物』平成25年/2013年1月号
第三話 勝ち投手
>>なし
>>唐沢涼(ドラフト注目の高校生サウスポー)
>>初出『オール讀物』平成25年/2013年3月号
第四話 裏取り
>>なし
>>湯上栄一(東西新聞経済部デスク、元・社会部で鳥飼の同僚)、中田洋二(IT企業ゴーンバンク社長)
>>初出『オール讀物』平成25年/2013年7月号
第五話 報復死球
>>なし
>>二村明生(東都ジェッツ球団広報部主任、元・選手)、五十嵐俊哉(東都ジェッツの現役外野手)
>>初出『オール讀物』平成25年/2013年12月号「裏切り」
第六話 三勝三敗
>>なし
>>東郷和義(東都ジェッツ監督)
>>初出『オール讀物』平成26年/2014年3月号
第七話 逆転
>>なし
>>初出『オール讀物』平成26年/2014年10月号
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他文学賞 吉川英治文学新人賞 37回候補 一覧へ
候補者 本城雅人 男50歳
選考委員 評価 行数 評言
伊集院静
男66歳
11 「私は薬丸氏の次に(引用者中略)推した。」「鳥飼という名物記者より私は女性記者の細谷に魅力を感じた。欲を言えば登場人物がいかにもどこかに居そうな印象があり、もっと自由に筆を振るっていいのではと思った。」
大沢在昌
男59歳
13 「不運だった。ここで比べられるには、あまりに小粒な物語群なのだ。主人公の魅力をどう見せるか、もっと考えていただきたい。」
恩田陸
女51歳
4 「手堅く、エンターテインメントのお手本のような作品である。」「その先の個性ある展開を見せてほしい。」
京極夏彦
男52歳
0  
高橋克彦
男68歳
0  
選評出典:『小説現代』平成28年/2016年5月号
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文量
連作短篇集〔7篇〕
時代設定 場所設定
[同時代]  東京~横浜~長野~広島など
登場人物
鳥飼義伸(東西スポーツデスクのひとり、異名「トリダシ」)
細谷香織(東西スポーツ記者、横浜ベイズ番)
酒井千夏(細谷の後輩記者、東都ジェッツ番三番手)
江田島亮(東西スポーツ遊軍記者)
笠原誠(東西スポーツアマ野球担当記者、元プロ野球投手)
石丸匡(東西スポーツデスクのひとり、鳥飼の一歳下)
工藤(東西スポーツ記者、東都ジェッツ番キャップ、元・東西新聞社会部)
紀野保仁(スポーツ東都記者、東都ジェッツ番キャップ)
第一話 スクープ
第二話 コーチ人事
第三話 勝ち投手
第四話 裏取り
第五話 報復死球
第六話 三勝三敗
第七話 逆転




『ミッドナイト・ジャーナル』(平成28年/2016年2月・講談社刊)
他文学賞 吉川英治文学新人賞 38受賞 一覧へ
候補者 本城雅人 男51歳
選考委員 評価 行数 評言
伊集院静
男67歳
21 「候補作品の中でもっとも読み易く、読み手をどんどんクライマックスの場へ連れて行ってくれるというエンターテイメント小説の真髄があった。読み易いと書いたが、これは本城氏の文体が仕上がりつつあるということだろう。私は氏のデビュー作から何作かを読む機会があったので、この数年の成長の著しさに感心し、今回は感動を覚えた。」
大沢在昌
男60歳
9 「作者の進化に目をみはった。これだけ多くの人物を登場させながら、混乱させない描き分けはみごとである。」「欲をいえば、その逮捕にも、記者の貢献があれば、より爽快感を得られる物語になった。」
恩田陸
女52歳
16 「群像劇の書き分けもうまく、一読者として面白く読んだ。しかし、私にはきちんとしすぎていて、内容もいささかクラシカルな印象なのが不満だった。」
京極夏彦
男53歳
13 「作者は得意分野を地に足のついた筆致で克明に描いており、その行為自体が小説をエンターテインメントとして成り立たせている。」「受賞の理由は、正にその王道感、安定感にあるだろう。ただ、裏を返せば冒険はない。敢えて苦言を呈するならば、そこということになるだろうか。」
高橋克彦
男69歳
44 「あまりに複雑で細かな心の動きが交錯する前半にへとへとになってしまった。」「後半になってこの細部の書き込みが俄然重要となってくる。急激で圧倒的な展開に度肝を抜かれてしまう。」「読み終えて、興奮の中でこの小説の一番の手柄は「細部の積み重ね」にある、とつくづくと思った。当たり前のことだが、小説は人がきちんと描かれているか否かにかかっている。筋立てではないのだ。」
選評出典:『小説現代』平成29年/2017年5月号
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