吉原清隆（よしはらきよたか）-芥川賞候補作家｜芥川賞のすべて・のようなもの

芥川賞のすべて・のようなもの

第140回

＝受賞者＝
津村記久子

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Last Update●[H26]2014/6/20

	Yoshihara Kiyotaka
	生没年月日【注】	昭和45年/1970年12月10日～
	経歴	愛知県名古屋市生まれ。三重大学人文学部社会科学科卒。会社員として働くかたわら、平成18年/2006年に「テーパー・シャンク」ですばる文学賞佳作に入る。
	受賞歴・候補歴	第30回すばる文学賞［佳作］（平成18年/2006年）「テーパー・シャンク」 \|候補\| 第140回芥川賞（平成20年/2008年下期）「不正な処理」
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第140回候補

「不正(ふせい)な処理(しょり)」（『すばる』平成20年/2008年12月号）

媒体・作品情報

誌名	「すばる」別表記奥付「昴」併記
巻号	第30巻第12号別表記12月号
印刷/発行年月日	発行平成20年/2008年12月1日
発行者等	編集者池田千春　発行者清水誠一　印刷所大日本印刷株式会社
発行所	株式会社集英社（東京都）
総ページ数	336	表記上の枚数	―	基本の文字組（1ページ当り）	26字 ×25行 ×2段
本文ページ	104～145 （計42頁）	測定枚数	131枚

書誌

平成21年/2009年2月・集英社刊『不正な処理』

選評の概要

この回の全概要　見方・注意点

候補者　吉原清隆　38歳
選考委員		評価	行数	評言
宮本輝	61歳	―	0
小川洋子	46歳	■	7	「久賀が死んだあと、一気にパワーダウンしてしまった。」
山田詠美	49歳	●	7	「小説の中の無駄死には、時に価値を与えられるが、この場合、いくらなんでも無駄死に過ぎる。あ、イヌ死にか。」
村上龍	56歳	―	0
川上弘美	50歳	△	13	「この先どこに連れていってくれるのだろう、と期待させてくれる一瞬がある。でもそれはまた揺れの中に消える（消えていってしまうけれど、わたしはこの小説の、ある種の愚直さに惹かれるところがありました）。」
黒井千次	76歳	●	4	「（引用者注：「女の庭」「潰玉」「手」と共に）いかにも現代らしい風貌の作品だが、そこを突き抜けて独自の世界を作り出すに至っていない。」
高樹のぶ子	62歳	―	0
池澤夏樹	63歳	―	0
石原慎太郎	76歳	―	0
選評出典：『文藝春秋』平成21年/2009年3月号

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