崎山多美（さきやまたみ）-芥川賞候補作家｜芥川賞のすべて・のようなもの

芥川賞のすべて・のようなもの

第101回

シェアする

Last Update●[H30]2018/4/15

	Sakiyama Tami
	生没年月日【注】	昭和29年/1954年11月3日～
	経歴	本名＝平良邦子。沖縄県西表島生まれ。琉球大学法文学部卒。
	受賞歴・候補歴	\|地区次席\| 第9回九州芸術祭文学賞（昭和53年/1978年度）「海の歌音」第5回新沖縄文学賞［佳作］（昭和54年/1979年）「街の日に」 \|地区優秀作\| 第12回九州芸術祭文学賞（昭和56年/1981年度）「狂風」 \|候補\| 第9回新沖縄文学賞（昭和58年/1983年）「海辺の抄」第19回九州芸術祭文学賞［最優秀作］（昭和63年/1988年度）「水上往還」 \|候補\| 第101回芥川賞（平成1年/1989年上期）「水上往還」 \|候補\| 第104回芥川賞（平成2年/1990年下期）「シマ籠る」第4回鉄犬ヘテロトピア文学賞（平成29年/2017年）『うんじゅが、ナサキ』
	サブサイトリンク	文学賞の世界▼全8件同人雑誌評の記録▼全1件

第101回候補

「水上往還(すいじょうおうかん)」（『文學界』平成1年/1989年4月号）

媒体・作品情報

誌名	「文學界」
巻号	第43巻第4号別表記4月号
印刷/発行年月日	発行平成1年/1989年4月1日
発行者等	編集人雨宮秀樹　発行人竹内修司　印刷人北島義俊　印刷所大日本印刷株式会社
発行所	株式会社文藝春秋（東京都）
総ページ数	328	表記上の枚数	―	基本の文字組（1ページ当り）	26字 ×25行 ×2段
本文ページ	114～134 （計21頁）	測定枚数	63枚

書誌

平成6年/1994年4月・砂子屋書房刊『くりかえしがえし』所収

選評の概要

この回の全概要　見方・注意点

候補者　崎山多美　34歳
選考委員		評価	行数	評言
吉行淳之介	65歳	―	0
日野啓三	60歳	―	0
河野多恵子	63歳	―	0
黒井千次	57歳	―	0
古井由吉	51歳	―	0
田久保英夫	61歳	―	0
開高健	58歳	△	10	「モンスーン圏内の南方の小島の濃密な風物がよく描けているので、手ごたえがあっていい。」「しかしこのままでは他の候補作とおなじように、これも“作文”で終ってしまう懼れがあるのではないか。はじめから作品をめざす向上心がほしい。」「読み終って、それがどうしたの、とひとことたずねたら、すべて消えてしまう。」
大庭みな子	58歳	―	0
三浦哲郎	58歳	―	0
選評出典：『芥川賞全集　第十五巻』平成14年/2002年4月・文藝春秋刊　再録（初出：『文藝春秋』平成1年/1989年9月号）

第104回候補

「シマ籠(ごも)る」（『文學界』平成2年/1990年12月号）

媒体・作品情報

誌名	「文學界」
巻号	第44巻第12号別表記12月号
印刷/発行年月日	発行平成2年/1990年12月1日
発行者等	編集人湯川豊　発行人阿部達児　印刷人北島義俊　印刷所大日本印刷株式会社
発行所	株式会社文藝春秋（東京都）
総ページ数	392	表記上の枚数	―	基本の文字組（1ページ当り）	26字 ×24行 ×2段
本文ページ	92～130 （計39頁）	測定枚数	117枚

書誌

平成6年/1994年4月・砂子屋書房刊『くりかえしがえし』所収

選評の概要

この回の全概要　見方・注意点

候補者　崎山多美　36歳
選考委員		評価	行数	評言
河野多恵子	64歳	△	3	「前作より進歩している。沖縄の人たちと踊りとの実に深い繋がりが実感される。」
黒井千次	58歳	―	0
田久保英夫	62歳	―	0
大江健三郎	55歳	―	0
日野啓三	61歳	―	0
大庭みな子	60歳	―	0
丸谷才一	65歳	―	0
吉行淳之介	66歳	―	0
古井由吉	53歳	―	0
三浦哲郎	59歳	―	0
選評出典：『芥川賞全集　第十五巻』平成14年/2002年4月・文藝春秋刊　再録（初出：『文藝春秋』平成3年/1991年3月号）

シェアする

トップページ｜直木賞・芥川賞受賞作一覧｜受賞作・候補作一覧｜受賞作家の群像｜選考委員の群像
選評の概要｜サイトマップ || 候補作家の一覧へ｜前の回へ｜次の回へ