芥川賞のすべて・のようなもの
第90回
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Last Update[H27]2015/5/6

笠原淳
Kasahara Jun
生没年月日【注】 昭和11年/1936年1月21日~平成27年/2015年3月25日
受賞年齢 47歳11ヵ月
経歴 本名=長野義弘、別名義=北川魴介。神奈川県生まれ。法政大学経済学部除籍。NHK脚本研究会にてラジオドラマを数々手がける。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第14回読売短編小説賞(昭和34年/1959年6月)「青いリンゴ」北川魴介名義
  • |候補| 第15回読売短編小説賞(昭和34年/1959年7月)「昼下りの散歩」北川魴介名義
  • |候補| 第28回読売短編小説賞(昭和35年/1960年8月)「眼のない魚」北川魴介名義
  • |候補| 第38回読売短編小説賞(昭和36年/1961年6月)「雨の季節」北川魴介名義
  • 第16回芸術祭賞[ラジオドラマ公募脚本・奨励賞](昭和36年/1961年度)「走れドン」北川魴介名義
  • |候補| 第54回読売短編小説賞(昭和37年/1962年10月)「情事」北川魴介名義
  • 第7回小説現代新人賞[佳作](昭和41年/1966年下期)「水族館の女」
  • |候補| 第23回文學界新人賞(昭和41年/1966年)「飛翔」北川魴介名義
  • |候補| 第24回文學界新人賞(昭和42年/1967年)「夕日に赤い帆」北川魴介名義
  • 第10回小説現代新人賞[佳作](昭和43年/1968年上期)「偉大なる奇術師」
  • 第11回小説現代新人賞[佳作](昭和43年/1968年下期)「骨」
  • 第12回小説現代新人賞(昭和44年/1969年上期)「漂泊の門出」
  • |候補| 第1回新潮新人賞(昭和44年/1969年)「屋上庭園」北川魴介名義
  • 第8回新潮新人賞(昭和51年/1976年)「ウォークライ」
  • 第90回芥川賞(昭和58年/1983年下期)「杢二の世界」
備考
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芥川賞 第90受賞  一覧へ

もくじ せかい
杢二の 世界」(『海燕』昭和58年/1983年11月号)
媒体・作品情報
誌名 「海燕」  別表記表紙 「文芸雑誌 the kaien」併記
巻号 第2巻 第11号  別表記11月号
印刷/発行年月日 発行 昭和58年/1983年11月1日
発行者等 編集者 寺田 博 発行者 渡辺哲彦 印刷者 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社福武書店(東京都)
総ページ数 324 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×24行
×2段
本文ページ 140~163
(計24頁)
測定枚数 72
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書誌
>>昭和59年/1984年2月・福武書店刊『杢二の世界』所収
>>『文藝春秋』昭和59年/1984年3月号
>>昭和62年/1987年3月・福武書店/福武文庫『杢二の世界』所収
>>平成1年/1989年2月・文藝春秋刊『芥川賞全集 第13巻』所収
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候補者 笠原淳 男47歳
選考委員 評価 行数 評言
丸谷才一
男58歳
8 「妙に不景気な小説で、しかも不景気の極、景気がよくなるという風情もない。」「どう見てもわたしの好みではないのだが、小説の作りが安定しているので推すことにした。これだけ古風な書き方でゆけば坐りがよくなるのは当り前のような気もするけれど、まあ文句は言わないことにしよう。」
中村光夫
男72歳
6 「うまい小説で、うますぎないように充分注意を払っている点は「(引用者注:ウホッホ)探険隊」より上わ手と思われます。」「人生の曲り角を散歩しているような二人(引用者注:杢二の妻君と義兄)の挙止がよく出ています。」
吉行淳之介
男59歳
8 「兄である語り手と杢二とが作品の中で、はっきり兄弟として存在していて、そこがよかった。因みに、杢二が同棲している女から別れを告げられ、びっくりして「さっき、一緒に飯を食ったのにな」と答えるところで、候補作を読む作業をしていて久しぶりに笑った。」
大江健三郎
男48歳
3 「もっとも作品の面白さを多くの委員が評価した、」
遠藤周作
男60歳
0  
丹羽文雄
男79歳
0  
安岡章太郎
男63歳
13 「小説らしい小説として読める作品であった。」「この作者は七、八年前に新潮新人賞をとった頃からみると、着実に成長しているようだ。」「杢二のような男は、おそらく戦前にもいたし、戦争中にもいて、決して珍しいタイプであるとは思えない。」「けだし、こうした人物が小説の主人公となって登場してくるのは、それだけ現代が無気力で、何をやろうにも力の入れどころのないような、無抵抗無感覚の時代になっているからであろう。」
開高健
男53歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第十三巻』平成1年/1989年2月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和59年/1984年3月号)
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