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第146回
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Last Update[H28]2016/1/25

真山仁
Mayama Jin
生没年月日【注】 昭和37年/1962年7月☆日~
経歴 大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒。中部読売新聞に入社、フリーライターを経て、平成15年/2003年に共著で作家デビュー、翌平成16年/2004年『ハゲタカ』より真山仁名義で作家活動を開始。
受賞歴・候補歴
備考
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直木賞 第146回候補  一覧へ
『コラプティオ』(平成23年/2011年7月・文藝春秋刊)
媒体・作品情報
作品名 別表記 表紙・背 「CORRUPTIO」併記
印刷/発行年月日 発行 平成23年/2011年7月30日(第1刷)
発行者等 発行者 羽鳥好之 印刷所 凸版印刷 製本所 加藤製本
発行所 株式会社文藝春秋(東京都) 形態 四六判 上製
装幀/装画等 装幀 多田和博 DTP組版 萩原印刷
総ページ数 533 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
43字
×19行
×1段
本文ページ 5~529
(計525頁)
測定枚数 975
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書誌
>>初出『別冊文藝春秋』平成22年/2010年3月号~平成23年/2011年5月号/単行本化にあたり大幅加筆修正
>>平成26年/2014年1月・文藝春秋/文春文庫『コラプティオ』
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候補者 真山仁 男49歳
選考委員 評価 行数 評言
渡辺淳一
男78歳
5 「こういう小説があってもかまわないが、新聞や雑誌の記事に近く、人物がありきたりである。」
宮部みゆき
女51歳
0  
阿刀田高
男77歳
10 「三・一一以後の日本の政界とその周辺を描いて(さらにアフリカにも筆を延ばして)まことにダイナミック。しかし人物の描写・設定に不足があったのではないか。」
林真理子
女57歳
15 「今回の大震災が小説になるには、あと十年の歳月が必要だろうと考えていた私にとって、真山さんの挑戦は驚きであった。」「が、これだけの大作を読者に読ませるには、文章があまりにも荒っぽいと思う。」
浅田次郎
男60歳
11 「時宜を得て興味の尽きぬ作品であった。ただし、文学はけっしてジャーナリズムの一部ではないから、時宜を裁量に加えることはできぬ。せめて社会的事象よりも登場人物の人間性に力点を置いて書いたなら、また違った評価もあったであろう。」
宮城谷昌光
男66歳
6 「腰高で、技をかけそこなうと、逆に読者に寄り切られる恐れがある。」
桐野夏生
女60歳
12 「震災前にほとんど書かれていたため、大震災三年後、という設定に書き直したと聞いている。しかし、現実の原発事故は深刻で簡単に収まりそうもない。そのため、リアリティが殺がれてしまった。」
北方謙三
男64歳
7 「こういうふうに大きく拡がった話にありがちな、尻すぼみ感が残念であった。」
伊集院静
男61歳
4 「小説のテーマを見据えねば物語を支える柱がないように思えた。」
選評出典:『オール讀物』平成24年/2012年3月号
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大衆選考会 146回推薦候補 一覧へ
大衆選考会での推薦
推薦者 推薦日 推薦文
虎の門ポン太 平成24年/2012年1月17日 先見性のある預言者のようなリアリティは秀逸。説得力抜群。
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文量
長篇
章立て
「序章――二〇〇一年春」「第一章 洗礼」「第二章 野心」「第三章 私には、希望がある」「第四章 憎しみと軽蔑」「第五章 私たちはアフリカの杖になりたい」「第六章 おまえは何者なのだ」「第七章 そこに正義はあるのか」
時代設定 場所設定
近未来[平成2X年]  東京~福島~ウイーン~箱根~ウエステリア(アフリカ西部)など
登場人物
白石望(政治学者、宮藤隼人総理の政策秘書)
神林裕太(暁光新聞経済部記者、白石の中学時代の同級生)
宮藤隼人(内閣総理大臣)
田坂義崇(宮藤の首席秘書官)
東條謙介(暁光新聞社会部記者、通称“闘犬”)
野添光太郎(官房長官)
石塚保夫(サクラ電機社長)
三森寿夫(希道党最高顧問、元保守党幹事長)
澤池遼子(JBC放送政治記者、神林の元恋人)
アブドゥール・アリ(ウエステリア大統領)




『グリード』(上)(下)(平成25年/2013年10月・講談社刊)
書誌
>>平成27年/2015年6月・講談社/講談社文庫『グリード ハゲタカIV』(上)(下)
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他文学賞 吉川英治文学新人賞 35回候補 一覧へ
候補者 真山仁 男51歳
選考委員 評価 行数 評言
浅田次郎
男62歳
10 「長編シリーズの一編であるから、主人公の過去やプロフィールなどの肝心な部分がわからない。それでも、短い場面を次々と繋げてストーリーを編んでゆく構造はよく考えられており、全体の空気にも今日では稀少な大人の小説を感じた。」
伊集院静
男64歳
13 「読んでいてこの物語に興味を抱き、感心し、感動する読者が大勢いるということは察せられた。ただこれを文学賞の対象となる小説として読めるかというと疑問を持った。」「私は、真山氏は信奉する文法でこのままやり通し、独自の世界を築かれるべきだと思う。」
大沢在昌
男57歳
10 「吉川英治文学新人賞には不向きな作品だと思いながらも、そのおもしろさにひきずりこまれた。人物描写の甘さ、あとだしジャンケン的などんでん返し、文句は多々あるが、経済を材料にこんなエンターテインメントを書ける人はそういないと感心した。」
恩田陸
女49歳
10 「面白く読んだ。」「もう自分の路線を確立しておられる。ただ、いかんせん一本調子なのが残念。」「シリーズものの一作であったことが不利に働いたのは否めない。」
京極夏彦
男50歳
0  
高橋克彦
男66歳
0  
選評出典:『小説現代』平成26年/2014年5月号
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