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第148回
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Last Update[H28]2016/6/4

有川浩
Arikawa Hiro
生没年月日【注】 昭和47年/1972年☆月☆日~
経歴 高知県生まれ。幼少時より物語を書き始め、就職、結婚後、平成15年/2003年「塩の街」で電撃ゲーム小説大賞(のちの電撃小説大賞)を受賞。平成18年/2006年より刊行し始めた『図書館戦争』以降の図書館戦争シリーズがベストセラーに。
受賞歴・候補歴
  • 第10回電撃ゲーム小説大賞(平成15年/2003年)「塩の街」
  • |第5位| 第4回2007年本屋大賞(平成19年/2007年)『図書館戦争』
  • |候補| 第1回2008大学読書人大賞(平成20年/2008年)『塩の街』
  • 第39回星雲賞[日本長編部門](平成20年/2008年)《図書館戦争》シリーズ
  • |候補| 第25回織田作之助賞[大賞](平成20年/2008年)『阪急電車』
  • 第1回ブクログ大賞[小説部門](平成21年/2009年度)『植物図鑑』
  • |第8位| 第7回2010年本屋大賞(平成22年/2010年)『植物図鑑』
  • |候補| 第3回2010大学読書人大賞(平成22年/2010年)『植物図鑑』
  • |候補| 第1回山田風太郎賞(平成22年/2010年)『キケン』
  • 第2回ブクログ大賞[小説部門](平成22年/2010年度)『キケン』
  • |第9位| 第8回2011年本屋大賞(平成23年/2011年)『キケン』
  • |第10位| 第8回2011年本屋大賞(平成23年/2011年)『ストーリー・セラー』
  • |候補| 第2回山田風太郎賞(平成23年/2011年)『県庁おもてなし課』
  • |候補辞退| 第9回2012年本屋大賞(平成24年/2012年)『県庁おもてなし課』
  • 第3回ブクログ大賞[小説部門](平成23年/2011年度)『県庁おもてなし課』
  • |候補| 第5回2012大学読書人大賞(平成24年/2012年)『図書館戦争』
  • |候補| 第148回直木賞(平成24年/2012年下期)『空飛ぶ広報室』
  • |候補| 第34回吉川英治文学新人賞(平成24年/2012年度)『旅猫リポート』
  • |候補| 第26回山本周五郎賞(平成24年/2012年度)『旅猫リポート』
  • 第4回ブクログ大賞[小説部門](平成24年/2012年度)『旅猫リポート』
  • |候補| 第4回山田風太郎賞(平成25年/2013年)『旅猫リポート』
備考
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はんきゅうでんしゃ
阪急電車』(平成20年/2008年1月・幻冬舎刊)
書誌
>>平成22年/2010年8月・幻冬舎/幻冬舎文庫『阪急電車』
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大衆選考会 139回推薦候補 一覧へ
大衆選考会での推薦
推薦者 推薦日 推薦文
E.P 平成20年/2008年6月29日 まさに自分も電車に乗っているような怒涛の展開です。日常的に見慣れた光景なのになぜか読み出したらとまらない!
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さんびき
三匹のおっさん』(平成21年/2009年3月・文藝春秋刊)
書誌
>>平成24年/2012年3月・文藝春秋/文春文庫『三匹のおっさん』
>>平成26年/2014年6月・新潮社/新潮文庫『三匹のおっさん』
>>平成27年/2015年1月・新潮社刊『三匹のおっさん』
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大衆選考会 141回推薦候補 一覧へ
大衆選考会での推薦
推薦者 推薦日 推薦文
DORAPON 平成21年/2009年6月21日 これまでの有川作品とは一線を画す新境地を開拓した作品で、大衆小説という見方では、良く出来ていると思います。でもやっぱり無理かな…。
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しょくぶつずかん
植物図鑑』
(平成21年/2009年6月・角川書店刊、角川グループパブリッシング発売)
書誌
>>平成25年/2013年1月・幻冬舎/幻冬舎文庫『植物図鑑』
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大衆選考会 142回推薦候補 一覧へ
大衆選考会での推薦
推薦者 推薦日 推薦文
コンササドーレ 平成21年/2009年12月11日 【注:投票は「池井戸潤」との予想】
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直木賞 第148回候補  一覧へ

そらと こうほうしつ
空飛ぶ 広報室』(平成24年/2012年7月・幻冬舎刊)
媒体・作品情報
印刷/発行年月日 発行 平成24年/2012年7月25日(第1刷)
発行者等 発行者 見城 徹 印刷・製本 中央精版印刷株式会社
発行所 株式会社幻冬舎(東京都) 形態 四六判 上製
装幀/装画等 ブックデザイン カマベヨシヒコ カバー写真 藤岡雅樹(小学館)
総ページ数 462 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
43字
×19行
×1段
本文ページ 6~459
(計454頁)
測定枚数 840
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書誌
>>初出『E★エブリスタ』平成22年/2010年6月~平成23年/2011年5月/「あの日の松島」書下ろし
>>平成28年/2016年4月・幻冬舎/幻冬舎文庫『空飛ぶ広報室』
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候補者 有川浩 女40歳
選考委員 評価 行数 評言
宮部みゆき
女52歳
21 「予想外に厳しい評価があって、私もちょっと戸惑いましたが、誰が読んでも楽しく、温かい気持ちになる作品であることは間違いありません。多くの読者の支持が、確かにそれを裏付けています。」
伊集院静
男62歳
4 「氏の他の作品を評価してきたので今回は残念であった。」
浅田次郎
男61歳
10 「3・11以後の世界観の逆転が納得できなかった。」「悔悟するならば冒頭から書き直すか、さもなくば潔く遺棄すほどの覚悟が必要である。」
桐野夏生
女61歳
0  
北方謙三
男65歳
15 「うまい人である。ただ、視線が一方向に片寄りすぎているのが、やはり気になって仕方がなかった。自衛隊に対しては、もっと複雑なものがあり、反対派のジャーナリズムや評論を、安直に出せばいいというものではないだろう。」
林真理子
女58歳
12 「作家が取材の対象とこれほど一体化してはいけない。いくら素晴らしい人たちで賞賛すべき仕事をしていようと、作家はその奥にある何かトゲあるものを見なくてはいけないのだ。」
宮城谷昌光
男67歳
0  
阿刀田高
男78歳
6 「文字通り自衛隊の広報のような印象が残り、感動がえられなかった。」
渡辺淳一
男79歳
0  
選評出典:『オール讀物』平成25年/2013年3月号
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文量
長篇
章立て
「1.勇猛果敢・支離滅裂」「2.はじめてのきかくしょ」「3.夏の日のフェスタ」「4.要の人々」「5.神風、のち、逆風」「6.空飛ぶ広報室」「あの日の松島」
時代設定 場所設定
同時代  東京~入間~浜松~福岡~愛知~宮城松島など
登場人物
空井大祐(航空自衛隊航空幕僚監部広報室の広報班員、二尉、元パイロット)
稲葉リカ(帝都テレビのニュース番組ディレクター、元記者)
鷺坂正司(空井の上司、広報室長、一佐)
比嘉哲広(空井の先輩、一曹)
片山和宣(空井の先輩、一尉)
柚木典子(広報室報道班員、三佐)
槙博巳(広報室報道班員、三佐、防衛大時代の柚木の二期後輩)





たびねこ
旅猫リポート』(平成24年/2012年11月・文藝春秋刊)
書誌
>>平成27年/2015年2月・講談社刊『旅猫リポート』
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他文学賞 吉川英治文学新人賞 34回候補 一覧へ
候補者 有川浩 女40歳
選考委員 評価 行数 評言
浅田次郎
男61歳
10 「たぶん正確な図面に基く小説なのだろう。その心構えは正しいが、擬人化された猫の視点は物足りなかった。いったいにこうした手法を用いるに当たっては、哲学や批判精神が必須条件である。人にあらざるものが人格を持つためには、登場人物にまさる知性が要求される。その点について、主人公の猫は人格不足であった。」
伊集院静
男63歳
5 「文章も読み易く、ストーリーもあざやかに展開して才能を感じるが、この一見散文的なあざやかさが小説の軸を曖昧にしているのではと思った。」
大沢在昌
男56歳
10 「実に達者な作品だ。これはほめ言葉でもあり、難癖でもある。」「ベタな話をさらりと書き、落としこむべき場所へきっちりともっていく。結果、何かが残ったかと問われれば、残念ながら答は否だった。」
恩田陸
女48歳
21 「(引用者注:畠中恵と共に)もうじゅうぶんにプロとして結果を出していて自分の「声」を持っているのに、それでも今回受賞しなかった有川さんと畠中さんは、自分の「声」に酔っていないか、ちゃんと「声」の質を維持できているか、プロの目で冷静に判断してみてほしい。賞というもの、勝手に候補にされて勝手に落とされるのはたいへん傷つくし腹立たしいものであるが、小説家人生、先は長いのだ。今ここで自分の作品の品質管理について一考してみる価値はあると思う。」
京極夏彦
男49歳
10 「(引用者注:「けさくしゃ」「海の見える街」とともに)商品としては満点である。ただ、受賞二作と比較した時、その上に乗るポイントが少なかったということになるだろうか。」
高橋克彦
男65歳
0  
選評出典:『小説現代』平成25年/2013年5月号
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他文学賞 山本周五郎賞 26回候補 一覧へ
候補者 有川浩 女40歳
選考委員 評価 行数 評言
石田衣良
男53歳
37 「リズムのいい滑らかな文章が読みやすい。語りの強さがあるし、連作短篇のつなぎに無理がないから、自然にクライマックスまで運ばれてしまう。」「だけどさ、その流れのよさは作品世界の狭さによって保証されているよね。(引用者中略)恋愛もない、セックスもしない、仕事をしてる様子もない。両親は都合よく死んでいるし、ちょっと甘すぎて、大人の読者には厳しいんじゃないかな。」
角田光代
女46歳
24 「構成が巧みで、終盤、読む人の多くが泣くと思う。私も泣いた。」「宮脇悟を含め、登場人物たちの人生や人とのかかわりようや、自身のありようがとてもシンプルだ。その点がもの足りない。」「作者の側の問題ではなくて、読み手の問題なのだと思う。シンプルだ、と思った時点で、だから私はこの小説世界に入りきることができなかったということになる。」
佐々木譲
男63歳
20 「じつに爽やかな青春エンターテインメントとして読ませてもらった。」「後半の「叔母」との同居の部分には、抑制された恋愛小説の趣きを感じながら読んだ。」「けっして破綻や欠陥がある作品ではない。ただ、ほかの候補作もやはり力作揃いなので、そのぶん受賞作にという声が弱くなったのはやむを得ないところか。」
白石一文
男54歳
44 「冒頭の設定からすでにして、きっと最後には大泣きさせられるのだろうと予想し、実際、最終章では涙、ただ涙となった。」「ただ、いかんせん文章や設定、物語の進め方が読みやすい。読みやすいというより読みやす過ぎると言うべきだろうか。この小説は、それこそ小学生から中・高校生、大学生、新社会人くらいまでを対象としている気がする。」
唯川恵
女58歳
26 「文章は読みやすく、ストーリーの流れは鮮やかで、ツボもきちんと押さえている。最後は泣ける。私も泣いた。」「それでも、どこかで期待をはずす作品を読んでみたい気持ちがある。素直な感動はあるが、物足りなさも残る。既成作家のひねくれた感覚かもしれないが、毒や棘がほしいところだ。」
選評出典:『小説新潮』平成25年/2013年7月号
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大衆選考会 148回推薦候補 一覧へ
大衆選考会での推薦
推薦者 推薦日 推薦文
諒(あき) 平成25年/2013年1月8日 『空飛ぶ広報室』も好きですけれど、今年の作品なら『旅猫リポート』を推します。途中、涙なしに読めないけれど、読んでいると心がほっこり温かくなる、ねこと人間のロードムービーです。
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