12月16日（金）、第168回（令和4年/2022年下半期）の候補作が発表されました。候補に関するデータは以下のとおりです。
最終選考会は1月19日（木）に開かれ、結果は即日発表されます。
令和4年/2022年11月10日・文藝春秋刊
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せっかくなので国語辞典から引いてみます。ぶんしゅん・しき【文春式】他の会社から出た作品を初の候補に残すものの、それはあくまでお披露目でしかなく、その後に自社から出す作品を全力で候補にして受賞に賭けること。 「直木賞では―がたびたび見られる。」 「いつも―ばっかりやって、ずるい。」 |
年齢（令和5年/2023年1月現在）
44歳
経歴
昭和53年/1978年生まれ。関西大学卒。平成19年/2007年『小説ディアプラス』掲載の「雪よ林檎の香のごとく」で作家デビュー。
 主な筆歴
過去の直木賞候補歴
1年半ぶり・2回目
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選評の概要を見る
令和4年/2022年6月30日・集英社刊
《
 第13回山田風太郎賞受賞》《第43回日本SF大賞候補》 関連リンク
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厚さ4センチ以上あります。はじめ、この本じたいが「拳」なのかと思いました。殴られたら一撃で気絶しそう。カバンだって、この一冊を入れたらパンパンです。おうおう、どうしてくれるんだよ、あんちゃん。持ち歩くだけで肩外れちまったぜ、責任とってもらおうじゃねえか。 ……とにかく読者にガタガタ言わさない圧巻の一冊。なんだか、すぐに責任とってくれそうです。 |
年齢（令和5年/2023年1月現在）
36歳
経歴
昭和61年/1986年、千葉県千葉市出身。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。同課程在籍中の平成27年/2015年に「ユートロニカのこちら側」でハヤカワSFコンテスト［大賞］を受賞し作家デビュー。
主な筆歴
過去の直木賞候補歴
3年ぶり・2回目
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令和4年/2022年9月30日・文藝春秋刊
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折原一さん、歌野晶午さん、そして満を持して現われた雫井さん。みんな、いきなりのように候補になったベテランの志士たちです。新たな伝説を築いてくれ、ミステリー界のツワモノよ！ 直木賞のなかでは、これもまた「文春式」かもしれません。その意味は……怖くて書き残せません。 |
年齢（令和5年/2023年1月現在）
54歳
経歴
昭和43年/1968年、愛知県生まれ。専修大学文学部卒。出版社や社会保険労務士事務所に勤務。平成11年/1999年に「栄光一途」で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞して作家デビューする。
主な筆歴
過去の直木賞候補歴
初候補
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令和4年/2022年9月30日・新潮社刊
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ひと晩で地球が５周ぐらいまわったのかと思いました。千早さんの新作が時代小説ですって!?姿を変え、時代を切り裂き、ぐんぐん進化するチハヤアカネ。いったい直木賞は追いつけるんでしょうか。 いつもグズグズしてる賞ですけど、どうか置いていかないで。 |
年齢（令和5年/2023年1月現在）
43歳
経歴
昭和54年/1979年8月、北海道江別市生まれ。立命館大学文学部卒。医療事務などさまざまな職に就くかたわら創作を続け、平成20年/2008年に小説すばる新人賞を受賞して、作家デビュー。
主な筆歴
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令和4年/2022年8月2日・講談社刊
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グズグズしてますよね、直木賞。凪良さんなんて、とっくのとうに候補に挙げてたと思ってましたよ。と、いかにもイヤミっぽく書きましたが、すみません、イヤミです。 こんな穢れきった心、凪良さんの本でも読めば、すっきり洗い流せるでしょう。熟読して出直してきます。 |
年齢（令和5年/2023年1月現在）
49歳
経歴
昭和48年/1973年、滋賀県生まれ。平成18年/2006年に「恋するエゴイスト」を『小説花丸』冬の号に発表。平成19年/2007年『花嫁はマリッジブルー』を刊行して本格的に作家デビュー。
主な筆歴
過去の直木賞候補歴
初候補
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