直木賞のすべて

第141回

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Last Update●[R3]2021/2/19

稲葉真弓 Inaba Mayumi

このページの情報は「芥川賞のすべて・のようなもの」内の「候補作家の群像　稲葉真弓」と同じものです。

生没年月日	昭和25年/1950年3月8日～平成26年/2014年8月30日
経歴	愛知県生まれ。県立津島高校卒。
受賞歴・候補歴	第16回女流新人賞（昭和48年/1973年）「蒼い影の傷みを」第1回作品賞（昭和55年/1980年）「ホテル・ザンビア」 \|候補\| 第104回芥川賞（平成2年/1990年下期）「琥珀の町」第31回女流文学賞（平成4年/1992年）『エンドレス・ワルツ』第23回平林たい子文学賞［小説部門］（平成7年/1995年）『声の娼婦』 \|候補\| 第23回泉鏡花文学賞（平成7年/1995年）『繭は緑』 \|候補\| 第24回川端康成文学賞（平成9年/1997年）「朝が二度くる」 \|候補\| 第26回川端康成文学賞（平成12年/2000年）「七千日」 \|候補\| 第10回萩原朔太郎賞（平成14年/2002年）『母音の川』《詩集》 \|候補\| 第31回川端康成文学賞（平成17年/2005年）「私がそこに還るまで」第34回川端康成文学賞（平成20年/2008年）「海松」第60回芸術選奨文部科学大臣賞［文学部門］（平成21年/2009年度）『海松』第64回中日文化賞（平成23年/2011年）「現代人の生を描く作家活動」第47回谷崎潤一郎賞（平成23年/2011年）『半島へ』第7回親鸞賞（平成24年/2012年）『半島へ』 \|候補\| 第45回高見順賞（平成27年/2015年）『連作・志摩　ひかりへの旅』
サブサイトリンク	文学賞の世界▼全17件同人雑誌評の記録▼全1件

「琥珀(こはく)の町(まち)」（『文藝』平成2年/1990年秋季号［8月］）

媒体・作品情報

誌名	「文藝」別表記表紙「Quarterly the BUNGEI」併記　表紙・目次「季刊」併記
巻号	第29巻第3号別表記秋季号
印刷/発行年月日	発行平成2年/1990年8月1日
発行者等	編集者高木有　発行者清水勝　印刷者北島義俊　印刷所大日本印刷株式会社（東京都）
発行所	株式会社河出書房新社（東京都）
総ページ数	359	表記上の枚数	―	基本の文字組（1ページ当り）	28字 ×24行 ×2段
本文ページ	106～127 （計22頁）	測定枚数	71枚

書誌

平成3年/1991年2月・河出書房新社刊『琥珀の町』所収

令和2年/2020年10月・春陽堂書店刊『芥川賞候補傑作選　平成編1　1989-1995』所収

芥川賞 第104回候補

選評の概要

この回の全概要　見方・注意点

候補者　稲葉真弓
選考委員		評価	行数	評言
河野多恵子		■	7	「整いすぎていた。もっと鋭いモチーフで、もっと自由に書ける作者ではないのだろうか。」
黒井千次		―	0
田久保英夫		―	0
大江健三郎		―	0
日野啓三		―	0
大庭みな子		□	8	「古風なようで、妙に視覚的な戦列さがある。わたしがぼんやり見過したものを、この人は目を据えてしっかりと見たのだと感心した。話の筋立てが思いつきめいてあまり説得性がないような気がする。」
丸谷才一		―	0
吉行淳之介		―	0
古井由吉		―	0
三浦哲郎		―	0
選評出典：『芥川賞全集　第十五巻』平成14年/2002年4月・文藝春秋刊　再録（初出：『文藝春秋』平成3年/1991年3月号）

『海松(みる)』（平成21年/2009年4月・新潮社刊）

第141回推薦候補

大衆選考会での推薦

推薦者	推薦日	推薦文
pochi	平成21年/2009年6月19日	どれもはずれかも。でも、どれもありだと思う。（同時推薦=>天野作市、恩田陸、今野敏、白石一文、高任和夫）

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