生没年月日【注】 | 昭和8年/1933年5月9日~平成21年/2009年2月3日 | |
受賞年齢 | 57歳2ヵ月 | |
経歴 | 本名=厚川昌男。東京生まれ。九段高校卒。 | |
受賞歴・候補歴 |
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処女作 | 「DL2号機事件」(『幻影城』昭和51年/1976年) | |
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『乱れからくり』(昭和52年/1977年12月・幻影城/幻影城ノベルス)媒体・作品情報
書誌 書下ろし
昭和54年/1979年4月・角川書店/角川文庫『乱れからくり』
昭和63年/1988年2月・双葉社/双葉文庫『乱れからくり』
平成1年/1989年9月・双葉社/双葉文庫『乱れからくり』[新訂]
平成5年/1993年9月・東京創元社/創元推理文庫『乱れからくり』
平成8年/1996年10月・角川書店/角川文庫『乱れからくり』[改版]
平成9年/1997年11月・双葉社/双葉文庫 日本推理作家協会賞受賞作全集33『乱れからくり』
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『花嫁のさけび』(昭和55年/1980年1月・講談社刊)
書誌 昭和58年/1983年8月・講談社/講談社文庫『花嫁のさけび』
平成11年/1999年7月・角川春樹事務所/ハルキ文庫『花嫁のさけび』
平成29年/2017年11月・河出書房新社/河出文庫『花嫁のさけび』
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「椛山訪雪図」「狐の面」
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印刷/発行年月日 | 発行 昭和55年/1980年11月29日(第1刷) | ||||
発行者等 | 発行者 野間省一 印刷所 豊国印刷株式会社 製本所 藤沢製本株式会社 | ||||
発行所 | 株式会社講談社(東京都) | 形態 | 四六判 上製 | ||
装幀/装画等 | 装幀 小泉孝司 | ||||
総ページ数 | 248 | 表記上の枚数 | ― | 基本の文字組 (1ページ当り) |
45字 ×20行 ×1段 |
本文ページ |
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測定枚数 | 111枚 |
書誌
昭和59年/1984年10月・講談社/講談社文庫『煙の殺意』所収
平成13年/2001年11月・東京創元社/創元推理文庫『煙の殺意』所収
収録作品の書誌
椛山訪雪図
初出『幻影城』昭和53年/1978年1月増刊号
平成7年/1995年7月・廣済堂出版刊『日本ミステリーの一世紀(下)』所収
平成16年/2004年2月・文藝春秋刊『推理作家になりたくて:マイベストミステリー第5巻 鍵』所収
平成19年/2007年11月・文藝春秋/文春文庫『マイ・ベスト・ミステリー5』所収
狐の面
初出『オール讀物』昭和54年/1979年3月号
昭和55年/1980年10月・光文社/カッパ・ノベルス『現代ベストミステリー2 事件記録帳』所収
平成3年/1991年4月・光文社/光文社文庫『日本ベストミステリー選集11 悪意のプリズム』所収
他の収録作品
「赤の追想」(『幻影城』昭和51年/1976年7月号)
「紳士の園」(『オール讀物』昭和53年/1978年9月号)
「閏の花嫁」(『小説現代』昭和54年/1979年1月号)
「煙の殺意」(『別冊文藝春秋』昭和53年冬号[昭和52年/1977年12月])
「歯と胴」(『野性時代』昭和54年/1979年3月号)
「開橋式次第」(『小説現代』昭和54年/1979年7月号)
平成18年/2006年12月・岩崎書店/現代ミステリー短編集4『トリュフとトナカイ』所収
候補者 泡坂妻夫 47歳 | ||||
選考委員 | 評価 | 行数 | 評言 | |
山口瞳 | 54歳 |
△ | 8 | 「巧妙にして緻密」「あえて難癖をつけるならば、(引用者中略)巧緻に過ぎて新味が薄れ、直木賞受賞作としてのハナと重量に乏しいというところだろうか。」 |
阿川弘之 | 60歳 |
― | 0 | |
村上元三 | 70歳 |
● | 6 | 「推理小説の読者ということについては、人後に落ちないつもりだが、(引用者中略)二度読み返してみたものの、推す気にはなれなかった。」 |
水上勉 | 61歳 |
― | 0 | |
五木寛之 | 48歳 |
― | 0 | |
源氏鶏太 | 68歳 |
■ | 6 | 「二作のうち、「椛山訪雪図」は、しゃれた作品であり、最後のどんでん返しもよく利いているが、ぜんたいとしてやや説得力が不足しているように思われた。」 |
城山三郎 | 53歳 |
― | 0 | |
今日出海 | 77歳 |
― | 0 | |
選評出典:『オール讀物』昭和56年/1981年4月号 |
文量 |
短篇〔2篇〕 |
椛山訪雪図 | |
章立て | |
なし | |
時代設定 | 場所設定 |
[同時代]~十数年前 | ある街 |
登場人物 | |
●加田十冬(画家) ●別腸(落魄した料亭主人、美術品蒐集家) ●大村樹也(別腸の秘書) ●かずら(別腸のお手伝い、殺人被害者) |
狐の面 | |
章立て | |
なし | |
時代設定 | 場所設定 |
[同時代]~三十年前 | 北国の鉱山街 |
登場人物 | |
●わし(語り手、澄泉寺住職) ●安宅蓬同(桂寿院住職) ●飯村松吉(坑夫) ●飯村きぬ(松吉の妻、狐に取り憑かれる) |
『ゆきなだれ』(昭和60年/1985年2月・文藝春秋刊)媒体・作品情報
書誌 昭和63年/1988年4月・文藝春秋/文春文庫『ゆきなだれ』 収録作品の書誌 ゆきなだれ
初出『別冊文藝春秋』164号[昭和58年/1983年6月]
厚化粧
初出『小説宝石』昭和56年/1981年11月号
迷路の出口
初出『週刊小説』昭和57年/1982年3月12日号
雛の弔い
初出『小説宝石』昭和57年/1982年9月号
闘柑
初出『週刊小説』昭和57年/1982年12月31日号
アトリエの情事
初出『週刊小説』昭和58年/1983年12月16日号
同行者
初出『月刊カドカワ』昭和59年/1984年7月号
鳴神
初出『別冊文藝春秋』169号[昭和59年/1984年9月]
昭和60年/1985年5月・講談社刊『推理小説代表作選集1985』所収
平成2年/1990年4月・講談社/講談社文庫『ミステリー傑作選20 死者たちは眠らない』所収
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「忍火山恋唄」(『別冊文藝春秋』175号[昭和61年/1986年4月])媒体・作品情報
書誌 昭和63年/1988年3月・文藝春秋刊『折鶴』所収
平成3年/1991年1月・文藝春秋/文春文庫『折鶴』所収
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「折鶴」(『別冊文藝春秋』181号[昭和62年/1987年10月])媒体・作品情報
書誌 昭和63年/1988年3月・文藝春秋刊『折鶴』所収
平成3年/1991年1月・文藝春秋/文春文庫『折鶴』所収
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『蔭桔梗』(平成2年/1990年2月・新潮社刊)媒体・作品情報
書誌 平成5年/1993年2月・新潮社/新潮文庫『蔭桔梗』 収録作品の書誌 増山雁金
初出『小説新潮』昭和63年/1988年8月号
『オール讀物』平成2年/1990年9月号
遺影
初出『野性時代』平成1年/1989年10月号
『オール讀物』平成2年/1990年9月号
絹針
初出『小説新潮』昭和61年/1986年4月号
昭和62年/1987年1月・角川書店刊『ベスト小説ランド1987 1』所収
簪
初出『小説新潮』昭和60年/1985年10月号
『オール讀物』平成2年/1990年9月号
蔭桔梗
初出『小説新潮』昭和62年/1987年10月号
『オール讀物』平成2年/1990年9月号
弱竹さんの字
初出『小説新潮』平成1年/1989年1月増刊号
十一月五日
初出『小説新潮』昭和62年/1987年2月号
『オール讀物』平成2年/1990年9月号
竜田川
初出『小説すばる』昭和63年/1988年8月臨時増刊号
くれまどう
初出『週刊小説』昭和60年/1985年12月20日号
昭和61年/1986年5月・講談社刊『推理小説代表作選集1986』所収
平成3年/1991年4月・講談社/講談社文庫『ミステリー傑作選21 殺人はお好き?』所収
平成10年/1998年4月・リブリオ出版/大きな活字で読みやすい本『もだんミステリーワールド 第12巻 泡坂妻夫集』所収
色揚げ
初出『小説新潮』昭和61年/1986年10月号
校舎惜別
初出『小説新潮』平成1年/1989年9月号
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