芥川賞のすべて・のようなもの
第15回
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Last Update[H29]2017/6/25

中島敦
Nakajima Atsushi
生没年月日【注】 明治42年/1909年5月5日~昭和17年/1942年12月4日
経歴 東京市四谷区(現・新宿区)生まれ。東京帝国大学国文学科卒。高校教諭、パラオ南洋庁書記として勤める。
受賞歴・候補歴
個人全集 『中島敦全集』全3巻(昭和23年/1948年・筑摩書房刊)
『中島敦全集』全4巻・補巻(昭和34年/1959年~昭和36年/1961年・文治堂書店刊)
『中島敦全集』全3巻(昭和51年/1976年3月~9月・筑摩書房刊)
『中島敦全集』全3巻(平成5年/1993年1月~5月・筑摩書房/ちくま文庫)
『中島敦全集』全3巻・別巻(平成13年/2001年10月~平成14年/2002年5月・筑摩書房刊)
備考
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芥川賞 第15回候補  一覧へ

ひかり かぜ ゆめ
光と 風と 夢」(『文學界』昭和17年/1942年5月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」
巻号 第9巻 第5号  別表記5月号
副題等 本文 「―五河日記抄―」
印刷/発行年月日 印刷 昭和17年/1942年4月22日 発行 昭和17年/1942年5月1日
発行者等 編輯兼印刷兼発行人 庄野誠一 印刷所 共同印刷株式会社(東京市) 配給元 日本出版配給株式会社(東京市)
発行所 株式会社文藝春秋社(東京市)
総ページ数 152 表記上の枚数 文學界後記 200枚 基本の文字組
(1ページ当り)
52字
×20行
×1段
本文ページ 74~151
(計78頁)
測定枚数 195
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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書誌
>>昭和17年/1942年7月・筑摩書房刊『光と風と夢』所収
>>昭和18年/1943年1月・小山書店刊『日本小説代表作全集9 昭和17年・前半期』所収
>>昭和23年/1948年10月・筑摩書房刊『中島敦全集 第2巻』所収
>>昭和26年/1951年10月・新潮社/新潮文庫『光と風と夢・李陵』所収
>>昭和28年/1953年3月・社会思想研究会出版部/現代教養文庫『中島敦選集 第2巻 光と風と夢』所収
>>昭和28年/1953年4月・筑摩書房/現代日本名作選『光と風と夢・李陵』所収
>>昭和29年/1954年4月・角川書店刊『昭和文學全集35 中島敦・武田泰淳・田宮虎彦集』所収
>>昭和31年/1956年7月・筑摩書房刊『現代日本文学全集79 十一谷義三郎・田畑修一郎・北条民雄・中島敦集』所収
>>昭和31年/1956年8月・角川書店/角川文庫『光と風と夢 他二篇』所収
>>昭和34年/1959年10月・文治堂書店刊『中島敦全集 第3巻』所収
>>昭和39年/1964年10月・講談社刊『日本現代文学全集82 梶井基次郎・田畑修一郎・中島敦集』所収
>>昭和43年/1968年4月・中央公論社刊『日本の文学36 瀧井孝作・梶井基次郎・中島敦』所収
>>昭和43年/1968年11月・文藝春秋刊『現代日本文学館27 梶井基次郎・中島敦・坂口安吾』所収
>>昭和49年/1974年☆月・中央公論社刊『日本の文学36 瀧井孝作・梶井基次郎・中島敦』[アイボリーバックス]所収
>>昭和51年/1976年3月・筑摩書房刊『中島敦全集 第1巻』所収
>>昭和55年/1980年5月・講談社刊『日本現代文学全集82 梶井基次郎・田畑修一郎・中島敦集』[増補改訂版]所収
>>昭和60年/1985年8月・ほるぷ出版刊『日本の文学70 山月記・李陵』所収
>>平成1年/1989年5月・小学館刊『昭和文学全集 第7巻 梶井基次郎・牧野信一・中島敦・嘉村礒多・内田百間・中勘助・広津和郎・瀧井孝作・網野菊・丸岡明・森茉莉』所収
>>平成4年/1992年12月・講談社/講談社文芸文庫『光と風と夢・わが西遊記』所収
>>平成5年/1993年1月・筑摩書房/ちくま文庫『中島敦全集1』所収
>>平成11年/1999年6月・文藝春秋/文春文庫『李陵・山月記・檸檬・愛撫 外十六篇』所収
>>平成13年/2001年10月・筑摩書房刊『中島敦全集1』所収
>>平成21年/2009年6月・宝島社刊『別冊宝島 中島敦―端正・格調高い文章を味わう』所収
>>平成25年/2013年7月・文藝春秋/文春文庫『李陵・山月記』所収
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候補者 中島敦 男33歳
選考委員 評価 行数 評言
瀧井孝作
男48歳
7 「一寸面白いと思ったが、反訳か何かに似た達者な粗らい文体が、創作ではないような感じもした。」「文學界二月号に「古譚」というのがあって、これも読んだが、これは衒学的なくさ味があってどうも好きにはなれなかった。」
小島政二郎
男48歳
10 「伝記や手紙を素にして、これだけに纏め上げるのは大変な努力だったろうと思う。が、南洋の風物描写など、文字面だけで、現実の色彩も光線も我々の五感に迫って来ない。その点、私は退屈した。」
室生犀星
男53歳
1 「私は一票を投じた。」
横光利一
男44歳
0  
宇野浩二
男51歳
11 「題材は変っているけれど、明らかに、冗漫であり、散漫であり、書き方も、安易で、粗雑である。」
川端康成
男43歳
14 「(引用者注:「松風」と「光と風と夢」の)いずれかに、或いは二篇共に授賞したかった。」「発表の当時、反響が高く、相当の人々に読まれもしたので、一応世に出て認められた作品であるから、そういう意味では、作者と共に私も慰められるわけである。」「(引用者注:「松風」の)次とした。」
久米正雄
男50歳
14 「心を牽かれた。」「学究的な才気と、研究者の執拗とをタップリする程備えた作品で、どっちかと云えば、私などは圧倒され勝ちなものだった。正直なところ、素晴らしく辣腕で、力作なのは分ったが、いいのか悪いのか分らない気がした。只、誰が何と云おうと、賞讃すべきは、これだけの世界的規模を持った作品が、吾が南方研究者の手で、作られていると云う事。」
選評出典:『芥川賞全集 第三巻』昭和57年/1982年4月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和17年/1942年9月号)
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