芥川賞のすべて・のようなもの
第39回
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Last Update[H26]2014/7/23

安岡伸好
Yasuoka Shinko
生没年月日【注】 大正7年/1918年1月3日~
経歴 鹿児島県喜界ヶ島生まれ。早稲田大学政経学部卒。数々の職を経験後、都の教員。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第1回文學界新人賞(昭和30年/1955年)「あお鳩の声」
  • |候補| 第39回芥川賞(昭和33年/1958年上期)「地の骨」
備考
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芥川賞 第39回候補  一覧へ

ほね
地の 骨」(『文學界』昭和33年/1958年2月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」  別表記表紙 「文藝春秋編集」併記
巻号 第12巻 第2号  別表記2月特別号
印刷/発行年月日 印刷 昭和33年/1958年1月20日 発行 昭和33年/1958年2月1日
発行者等 編集人 上林吾郎 発行人 池島信 印刷人 長久保慶一 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 文藝春秋新社(東京都)
総ページ数 216 表記上の枚数 目次 110枚 基本の文字組
(1ページ当り)
31字
×27行
×2段
本文ページ 54~81
(計28頁)
測定枚数 109
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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候補者 安岡伸好 男40歳
選考委員 評価 行数 評言
石川達三
男53歳
0  
川端康成
男59歳
0  
中村光夫
男47歳
3 「力が入りすぎて効果が死んでしまった描写が多く、南海の島民の悲惨な生活より、作者の観念が、露骨に感じられるのが、致命的な弱さです。」
丹羽文雄
男53歳
3 「惜しい。いますこし上手に書かれていたならば、「飼育」と競ったことだろう。力みすぎたことが失敗だった。」
瀧井孝作
男64歳
7 「力をこめて描いてあり、読みごたえはあるが、何かひとり合点のようで、よくわからない所も多い。“地の骨”というこの題の意味もよくわからない。混沌とした所に、何かがあるようで、面白い所もあるけれど。この作品は大体に幼稚で未だ採れない。」
佐藤春夫
男66歳
8 「方言などもよく使われ郷土色も濃厚に、ところどころに閃きがあって幻想的なうちに現実感もゆたかな異色篇であったがあまりにゲテモノ的だし書き出しや結末に難を云う人もあり(僕は結末をそうは思わぬが)当選には値せぬという。」
井伏鱒二
男60歳
0  
舟橋聖一
男53歳
0  
永井龍男
男54歳
4 「注目した。」「気負い過ぎた欠点は、その書き出しから露骨に感じられるが、まともな努力は買うべきだと思った。古風な方言を用いた苦心は、ほぼ成功し、物語に血が通っていた。」
井上靖
男51歳
3 「ひたむきに書いているところは買えるが、文章が読みにくく、言葉の空転しているところが目につく。」
宇野浩二
男66歳
9 「全体に空まわりをしていて、折角の題材を、一応は面白いように述べているけれど、台なしにしてしまった。」
選評出典:『芥川賞全集 第五巻』昭和57年/1982年6月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和33年/1958年9月号)
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