芥川賞のすべて・のようなもの
第50回
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Last Update[H26]2014/6/20

井上光晴
Inoue Mitsuharu
生没年月日【注】 大正15年/1926年5月15日~平成4年/1992年5月30日
経歴 福岡県久留米市生まれ。高等小学校中退。太平洋戦争後、日本共産党に入党、のちに除名。娘に、直木賞受賞作家の井上荒野がいる。
受賞歴・候補歴
個人全集 『井上光晴長篇小説全集』全15巻(昭和58年/1983年3月~昭和59年/1984年11月・福武書店刊)
備考
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芥川賞 第50回候補  一覧へ

地の 群れ」(『文藝』昭和38年/1963年7月号)
媒体・作品情報
誌名 「文藝」
巻号 第2巻 第7号  別表記7月特大号
印刷/発行年月日 発行 昭和38年/1963年7月1日
発行者等 編集者 坂本一亀 発行者 河出朋久 印刷者 高橋武夫 印刷所 大日本印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社河出書房新社(東京都)
総ページ数 264 表記上の枚数 表紙・目次 250枚 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×24行
×2段
本文ページ 16~95
(計80頁)
測定枚数 249
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書誌
>>昭和38年/1963年9月・河出書房新社/Kawade Paperbacks『地の群れ』
>>昭和38年/1963年9月・河出書房新社刊『地の群れ』[特製本]
>>昭和40年/1965年6月・勁草書房刊『井上光晴作品集 第3巻』所収
>>昭和41年/1966年9月・講談社刊『われらの文学20 井上光晴』所収
>>昭和43年/1968年5月・学芸書林刊『全集・現代文学の発見 第2巻 方法の実験』所収
>>昭和46年/1971年☆月・河出書房新社刊『日本文学全集50 島尾敏雄・井上光晴・開高健』[カラー版]所収
>>昭和47年/1972年1月・新潮社/新潮文庫『地の群れ』
>>昭和47年/1972年7月・筑摩書房刊『現代日本文学大系87 堀田善衛・遠藤周作・井上光晴集』所収
>>昭和50年/1975年6月・筑摩書房刊『筑摩現代文学大系85 井上光晴・高橋和巳集』所収
>>昭和50年/1975年☆月・旺文社/旺文社文庫『地の群れ 他2編』所収
>>昭和51年/1976年8月・学芸書林刊『全集・現代文学の発見 第2巻 方法の実験』[愛蔵版]所収
>>昭和52年/1977年2月・河出書房新社/河出文芸選書『地の群れ』
>>昭和58年/1983年9月・ほるぷ出版刊『日本の原爆文学5 井上光晴』所収
>>昭和59年/1984年5月・福武書店刊『井上光晴長篇小説全集14 地の群れ・明日・荒廃の夏』所収
>>昭和63年/1988年7月・小学館刊『昭和文学全集 第22巻 中村真一郎・井上光晴・開高健・北杜夫・三浦朱門』所収
>>平成4年/1992年8月・河出書房新社/河出文庫『地の群れ』
>>平成6年/1994年5月・ぎょうせい刊『ふるさと文学館 第49巻 長崎』所収
>>平成14年/2002年11月・学芸書林刊『全集現代文学の発見 第2巻 方法の実験』[新装版]所収
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候補者 井上光晴 男37歳
選考委員 評価 行数 評言
中村光夫
男52歳
4 「作品の長さからも、またとくに作者の経歴から云って、芥川賞の候補作としては不適当でしょう。他の審査員にも同じ意見が多く、まず銓衡の対象から外されました。」
石川達三
男58歳
3 「芥川賞がせいぜい百五十枚までの短篇と一応きめられてあるので、銓衡から除外された。この規約は今後も守られる筈である。」
石川淳
男64歳
14 「第一に推す。」「入りみだれた時間の処置がたくみについていて、そこから事件の綾がさばけて行く。この力量はまんざらでない。」「この作品は二つの理由(引用者注:作者が有名、作品の長さが枚数の限界を超えている)に依ってまず銓衡の場からはずされた。(引用者中略)この理由は二つながらわたしは納得することができない。」
瀧井孝作
男69歳
5 「七十頁まで読んだが、未だ作者の心持がよくわからず、七十頁で投出した。」「あちこち掘返したまま片付かず、整理がしてない。もっと簡明に描けそうなものだが、只くだくだしい羅列がつづくだけだ。」
永井龍男
男59歳
0  
丹羽文雄
男59歳
0  
井上靖
男56歳
0  
高見順
男56歳
9 「私は(引用者中略)推した。今さらという声が委員の間であるだろうと思わないではなかったが、そして井上氏自身も今さらという気持かもしれぬと思ったが、今度の候補作品のなかでは「地の群れ」以外に積極的に推したいものがなかった。」
舟橋聖一
男59歳
3 「三十八年度の代表作の一つとして騒がれた井上光晴氏の「地の群れ」がこの賞の予選をパスしたことは、他の委員同様、私にも疑問である。」
選評出典:『芥川賞全集 第六巻』昭和57年/1982年7月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和39年/1964年3月号)
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