芥川賞のすべて・のようなもの
第50回
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Last Update[H26]2014/7/5

森泰三
Mori Taizo
生没年月日【注】 大正11年/1922年(大正12年/1923年6月10日?)~平成17年/2005年10月11日
経歴 本名=森進一。京都府京都市出身。京都大学文学部卒、同大学大学院古代哲学専攻博士課程修了。京都大学講師を経て、関西医科大学教授。西洋古代哲学の研究者でもある。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第50回芥川賞(昭和38年/1963年下期)「砧(きぬた)
  • |候補| 第67回芥川賞(昭和47年/1972年上期)「冬へ」
  • |候補| 第75回芥川賞(昭和51年/1976年上期)「結婚」
  • |候補| 第7回平林たい子文学賞[小説部門](昭和54年/1979年)『ある再婚』
備考
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芥川賞 第50回候補  一覧へ

きぬた
(きぬた)」(『新潮』昭和38年/1963年11月号)
媒体・作品情報
誌名 「新潮」  別表記表紙 「THE SHINCHO」併記
巻号 第60巻 第11号  別表記11月号/703号
印刷/発行年月日 発行 昭和38年/1963年11月1日
発行者等 編輯者発行者 齋藤十一 印刷者 高橋武夫 印刷所 大日本印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社新潮社(東京都)
総ページ数 260 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×24行
×2段
本文ページ 88~117
(計30頁)
測定枚数 90
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書誌
>>昭和53年/1978年2月・新潮社刊『ある再婚』所収
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候補者 森泰三 男(42歳)
選考委員 評価 行数 評言
中村光夫
男52歳
4 「しっかりした文章で、人物も大体よく描けて、出来栄えに難がない点では第一と思われましたが、半面型通りという感じもあり、ところどころの平凡な常套句が、表現に気をくばった作品だけに感興をそぎます。」
石川達三
男58歳
16 「私は、(引用者中略)第二候補(引用者中略)と確信して出席した。(引用者注:第一候補の「感傷旅行」と)両方が当選作になってもいいと思っていた。」「いかにも古めかしい。しかし誠実な文章と正確な表現力をもっている。作りものという評もあるかも知れないが、これは一つのロマンとして態を成している。」「素質のある人だと思う。但し、この古めかしさにいつまでも低迷していてはならない。」
石川淳
男64歳
0  
瀧井孝作
男69歳
5 「中間小説のような面白味はあるが、しかし、構成も文章も、何か古臭く、新味がなかった。」
永井龍男
男59歳
5 「「感傷旅行」「機関士ナポレオンの退職」「砧」の三篇にしぼられることは、だいたい予測するこが出来たが、それ以上積極的にどれを推すという気持にはなれなかった。」「もっとも懸命な作品であった。」
丹羽文雄
男59歳
8 「よく調べて書きこんであるにかかわらず、かんじんなところが書き足りない。」「自殺する女のことが、単なる説明ですまされている。周囲を描いて、大切な部分を省略するという方法もあるが、この場合は女を追求するのが、主人公の悲劇を深めることになるのではないか。」
井上靖
男56歳
12 「私は「機関士ナポレオンの退職」、「砧」、「感傷旅行」といった順位にしました。」「読物になってしまいそうなところを危く踏みこたえている作品で、文章も確りしていますし、書きにくい材料をよくこなしていて、作者の力倆は相当なものだと思います。作者は女主人公を最後に死なせていますが、これはかなり問題」
高見順
男56歳
4 「小説としての安定したうまさというような点では、(引用者中略)とるべきだが、新人の作品としてはそのうまさに古さが感じられ、」
舟橋聖一
男59歳
3 「能文だが、知っていること、調べたことを全部書きつくしてしまって、衒学的すぎる。」
選評出典:『芥川賞全集 第六巻』昭和57年/1982年7月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和39年/1964年3月号)
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芥川賞 第67回候補  一覧へ

ふゆ
冬へ」(『関西文学』昭和47年/1972年1月号)
媒体・作品情報
誌名 「関西文学」  別表記表紙 「Kansai bungaku」併記
巻号 第10巻 第1号/通巻 第118号  別表記1月号
印刷/発行年月日 発行 昭和47年/1972年1月1日
発行者等 事務局長 伊吹紀夫 編集人 田辺明雄 発行人 横井 晃 印刷所 関西書院印刷部(大和郡山市椎木町)
発行所 関西文学の会(大阪市) 発売元 関西書院
総ページ数 90 表記上の枚数 目次 80枚 基本の文字組
(1ページ当り)
25字
×23行
×2段
本文ページ 6~35
(計30頁)
測定枚数 82
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書誌
>>平成19年/2007年10月・鳥語社刊『二つの狂気―森泰三作品拾遺 小説小論文随筆』所収
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候補者 森泰三 男(50歳)
選考委員 評価 行数 評言
大岡昇平
男63歳
0  
井上靖
男65歳
0  
吉行淳之介
男48歳
0  
安岡章太郎
男52歳
3 「素直な筆致で、共感は得られたが、なにぶん古めかし過ぎて、後半は陳腐であった。」
中村光夫
男61歳
3 「面白く読みました。」
丹羽文雄
男67歳
0  
永井龍男
男68歳
0  
瀧井孝作
男78歳
0  
舟橋聖一
男67歳
10 「心に留った。」「上手な短篇だが、永井委員が「新生新派だ」と評価を下したので、各委員ともシュンとなり、それ以上の論駁はなかった。」「主人公がお幸さんに、手を出しそうでいて、とうとう手を付けずに別れて行くのは、近頃の小説では珍しい余韻だが、それが大層自然らしいとも言い切れない。」
選評出典:『芥川賞全集 第九巻』昭和57年/1982年10月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和47年/1972年9月号)
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芥川賞 第75回候補  一覧へ

けっこん
結婚」(『新潮』昭和51年/1976年4月号)
媒体・作品情報
誌名 「新潮」  別表記表紙 「THE SHINCHO^」併記
巻号 第73巻 第4号  別表記4月号/854号
印刷/発行年月日 発行 昭和51年/1976年4月1日
発行者等 編集兼発行者 酒井健次郎 印刷者 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社新潮社(東京都)
総ページ数 260 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×24行
×2段
本文ページ 116~162
(計47頁)
測定枚数 141
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書誌
>>平成2年/1990年11月・郷土出版社刊『長野県文学全集 第3期 現代作家編第3巻 小説編3』所収
>>平成13年/2001年4月・鳥語社刊『冬日向』所収
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候補者 森泰三 男(54歳)
選考委員 評価 行数 評言
吉行淳之介
男52歳
0  
丹羽文雄
男71歳
0  
中村光夫
男65歳
0  
井上靖
男69歳
0  
永井龍男
男72歳
0  
瀧井孝作
男82歳
5 「私はこの小説の末尾にある、結婚の心持を訴えた長文の手紙には、打たれて惹きこまれた。この作品は筆が堅すぎるせいか、銓衡にとりあげたのは私一人であった。」
安岡章太郎
男56歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第十一巻』昭和57年/1982年12月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和51年/1976年9月号)
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