直木賞のすべて
第25回
  • =受賞者=
  • 源氏鶏太
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Last Update[H29]2017/9/27

源氏鶏太
Genji Keita
生没年月日【注】 明治45年/1912年4月19日~昭和60年/1985年9月12日
受賞年齢 39歳3ヵ月
経歴 本名=田中富雄。富山県生まれ。富山商業学校卒。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第17回サンデー毎日大衆文芸[選外佳作](昭和10年/1935年下期)「あすも青空」
  • |候補| 第23回直木賞(昭和25年/1950年上期)「随行さん」
  • |候補| 第24回直木賞(昭和25年/1950年下期)「木石に非ず」
  • 第25回直木賞(昭和26年/1951年上期)「英語屋さん」その他
  • 第5回吉川英治文学賞(昭和46年/1971年)『口紅と鏡』『幽霊になった男』その他
  • 紫綬褒章(昭和51年/1976年)
  • 勲三等瑞宝章(昭和58年/1983年)
処女作 「村の代表選手」(昭和9年/1934年)
直木賞
選考委員歴
第39回~第92回(通算27年・54回)
サイト内リンク 直木賞受賞作全作読破への道Part5
備考
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直木賞 第23回候補  一覧へ

ずいこう
随行さん」(『オール讀物』昭和25年/1950年6月号)
媒体・作品情報
誌名 「オール讀物」  別表記表紙 「文藝春秋」併記
巻号 第5巻 第6号  別表記6月特大号/6月号
作品名 別表記 「隨行さん」 本文 ルビ有り「ずゐかう」
印刷/発行年月日 印刷 昭和25年/1950年5月20日 発行 昭和25年/1950年6月1日
発行者等 編集人 上林吾郎 発行人 池島信 印刷人 原 喜 印刷所 凸版印刷株式会社
発行所 文藝春秋新社(東京都)
装幀/装画等  鈴木信太郎
総ページ数 256 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
20字
×25行
×3段
本文ページ 238~249
(計12頁)
測定枚数 36
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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書誌
>>昭和26年/1951年9月・文藝春秋新社刊『ホープさん』所収
>>昭和28年/1953年☆月・数寄屋書房刊『源氏鶏太作品集』所収
>>昭和29年/1954年12月・太平社刊『源氏鶏太作品集』所収
>>昭和30年/1955年9月・春陽堂書店/春陽文庫『ホープさん』所収
>>昭和31年/1956年1月・学風書院刊『源氏鶏太サラリーマン文庫5 艶福物語』所収
>>昭和31年/1956年☆月・春陽堂書店刊『ホープさん』所収
>>昭和33年/1958年4月・新潮社刊『源氏鶏太作品集 第8 緑に匂う花・ホープさん』所収
>>昭和34年/1959年3月・角川書店/角川文庫『初恋物語 他八篇』所収
>>昭和34年/1959年7月・東方社刊『随行さん』所収
>>昭和35年/1960年☆月・桃源社刊『源氏鶏太青春小説選集 第5巻 木石に非ず』所収
>>昭和37年/1962年5月・講談社/ロマン・ブックス『課長さん』所収
>>昭和38年/1963年6月・講談社/ロマン・ブックス『源氏鶏太自選作品集 第3 社長の優勝旗』所収
>>昭和39年/1964年11月・集英社刊『源氏鶏太自選集』所収
>>昭和41年/1966年12月・講談社刊『源氏鶏太全集 第42巻 喧嘩太郎』所収
>>昭和43年/1968年3月・集英社刊『源氏鶏太短篇全集』所収
>>昭和43年/1968年9月・講談社刊『社長の優勝旗』所収
>>昭和47年/1972年6月・集英社/コンパクト・ブックス『源氏鶏太自選短編選集1 たばこ娘』所収
>>昭和55年/1980年7月・集英社/集英社文庫 日本名作シリーズ『経済小説名作選』所収
>>『オール讀物』昭和58年/1983年3月号
>>昭和58年/1983年9月・集英社/集英社文庫『英語屋さん』所収
>>平成11年/1999年5月・埼玉福祉会/大活字本シリーズ『英語屋さん(上)』所収
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候補者 源氏鶏太 男38歳
選考委員 評価 行数 評言
大佛次郎
男52歳
5 「庶民文学として好ましい。この次の仕事を注意して見ようと結論が出た。」
木々高太郎
男53歳
5 「いずれも僕の長く注目した作家だ。」
久米正雄
男58歳
0  
小島政二郎
男56歳
9 「この作者はいつも乙上主義に安んじているようなところが、私には物足らない。」「名誉な失敗を目ざしたような作品にぶつかって行って戴きたい。」
獅子文六
男57歳
0  
井伏鱒二
男52歳
0  
選評出典:『オール讀物』平成15年/2003年1月号再録(初出:『オール讀物』昭和25年/1950年11月号)
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文量
短篇
章立て
「一」~「六」
時代設定 場所設定
戦後  大阪~東京~札幌
登場人物
風間京太(石炭会社社員、社長の出張随行)
秋庭(社長)
古川順助(以前の社長)
瓢箪(札幌の芸者)




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ぼくせき あら
木石に 非ず」(『週刊朝日』昭和25年/1950年秋季増刊号[8月5日])
媒体・作品情報
誌名 「週刊朝日」
巻号 第55巻 第34号  別表記秋季増刊/秋季増刊号
印刷/発行年月日 発行 昭和25年/1950年8月5日
装幀/装画等  鈴木信太郎
総ページ数 190 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
25字
×33行
×3段
本文ページ 56~63
(計8頁)
測定枚数 39
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書誌
>>昭和26年/1951年9月・文藝春秋新社刊『ホープさん』所収
>>昭和28年/1953年☆月・駿河台書房刊『現代ユーモア文学全集 第5 源氏鶏太集』所収
>>昭和28年/1953年☆月・数寄屋書房刊『源氏鶏太作品集』所収
>>昭和29年/1954年12月・太平社刊『源氏鶏太作品集』所収
>>昭和29年/1954年☆月・東方社刊『英語屋さん』所収
>>昭和30年/1955年9月・春陽堂書店/春陽文庫『ホープさん』所収
>>昭和31年/1956年2月・学風書院刊『源氏鶏太サラリーマン文庫8 社員食堂開設』所収
>>昭和31年/1956年5月・学風書院刊『源氏鶏太サラリーマン小説選4 サービス重役』所収
>>昭和31年/1956年☆月・春陽堂書店刊『ホープさん』所収
>>昭和33年/1958年4月・新潮社刊『源氏鶏太作品集 第8 緑に匂う花・ホープさん』所収
>>昭和34年/1959年3月・角川書店/角川文庫『初恋物語 他八篇』所収
>>昭和35年/1960年☆月・桃源社刊『源氏鶏太青春小説選集 第5巻 木石に非ず』所収
>>昭和38年/1963年6月・講談社/ロマン・ブックス『源氏鶏太自選作品集 第3 社長の優勝旗』所収
>>昭和39年/1964年11月・集英社刊『源氏鶏太自選集』所収
>>昭和40年/1965年☆月・桃源社/ポピュラー・ブックス『源氏鶏太青春小説選集 第5 木石に非ず』
>>昭和41年/1966年5月・講談社刊『愛しき哉』所収
>>昭和43年/1968年3月・集英社刊『源氏鶏太短篇全集』所収
>>昭和43年/1968年9月・講談社刊『社長の優勝旗』所収
>>昭和46年/1971年☆月・桃源社/ポピュラー・ブックス『木石に非ず』
>>昭和47年/1972年6月・集英社/コンパクト・ブックス『源氏鶏太自選短編選集1 たばこ娘』所収
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候補者 源氏鶏太 男38歳
選考委員 評価 行数 評言
大佛次郎
男53歳
23 「素直でいやなあくがなく、底に在る悲しみもよく描かれている。」「こゝで素人出の作家からとまで主張したが、久米さんの行きとゞいた弁論に降参した。」
小島政二郎
男57歳
0  
井伏鱒二
男52歳
0  
木々高太郎
男53歳
16 「「長恨歌」と「木石に非ず」と比較すると、僕は後者のすっきりしたところ、現代の見のがす可からざる題材(サラリーマン)そして、慾もとくも考えないで、好きで書いている態度などが、ずっと高く買い度いと思った。」「然し、何というか。それだけでは困る、といった感じが、心のどこかにある。」
久米正雄
男59歳
15 「その作柄の軽さが、どうも推薦を躊躇させる。もっと際立って、いいのを書く時が、ありそうに思えるのも、決定を遷延させる所以だ。」
選評出典:『オール讀物』平成15年/2003年1月号再録(初出:『オール讀物』昭和26年/1951年4月号)
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文量
短篇
章立て
「一」~「六」
時代設定 場所設定
戦後  大阪~東京
登場人物
丹野(ある会社の重役、男やもめ)
ぽん吉(京都に住む芸者)




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えいごや
英語屋さん」(『週刊朝日』昭和26年/1951年夏季増刊号[6月10日])その他
媒体・作品情報
誌名 「週刊朝日」
巻号 巻号表記なし  別表記夏季増刊/夏季増刊号
印刷/発行年月日 発行 昭和26年/1951年6月10日
発行者等 編集人発行兼印刷人 春海鎮男
発行所 発行所・発売所 朝日新聞社(東京都・大阪市・博多市・名古屋市)
装幀/装画等  宮田重雄
総ページ数 126 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
21字
×27行
×2段
本文ページ 23~39
(計17頁)
測定枚数 36
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書誌
>>昭和26年/1951年9月・文藝春秋新社刊『ホープさん』所収
>>『読切読物倶楽部』昭和28年/1953年新春増刊号<大衆文芸受賞作品選集>[1月]
>>昭和28年/1953年☆月・数寄屋書房刊『源氏鶏太作品集』所収
>>昭和29年/1954年12月・太平社刊『源氏鶏太作品集』所収
>>昭和29年/1954年☆月・東方社刊『英語屋さん』所収
>>昭和30年/1955年9月・春陽堂書店/春陽文庫『ホープさん』所収
>>昭和31年/1956年1月・学風書院刊『源氏鶏太サラリーマン文庫6 浮気の旅』所収
>>昭和31年/1956年10月・大日本雄弁会講談社/ロマン・ブックス『直木賞作品集(2)』所収
>>昭和31年/1956年☆月・春陽堂書店刊『ホープさん』所収
>>昭和32年/1957年5月・東方社刊『新編現代日本文学全集 第32巻 源氏鶏太集』所収
>>昭和33年/1958年5月・新潮社刊『源氏鶏太作品集 第9 青春をわれらに・英語屋さん』所収
>>昭和34年/1959年12月・東方社刊『英語屋さん』所収
>>昭和34年/1959年3月・角川書店/角川文庫『初恋物語 他八篇』所収
>>昭和35年/1960年☆月・桃源社刊『源氏鶏太青春小説選集 第5巻 木石に非ず』所収
>>昭和37年/1962年4月・集英社刊『新日本文学全集 第14巻 源氏鶏太集』所収
>>昭和39年/1964年11月・集英社刊『源氏鶏太自選集』所収
>>昭和41年/1966年12月・講談社刊『源氏鶏太全集 第42巻 喧嘩太郎』所収
>>昭和41年/1966年☆月・東京文芸社/自選シリーズ『花のサラリーマン』所収
>>昭和43年/1968年3月・集英社刊『源氏鶏太短篇全集』所収
>>昭和43年/1968年7月・講談社刊『浮気の旅』所収
>>昭和47年/1972年6月・集英社/コンパクト・ブックス『源氏鶏太自選短編選集1 たばこ娘』所収
>>昭和48年/1973年☆月・講談社刊『源氏鶏太自選作品集 第4巻』所収
>>昭和58年/1983年9月・集英社/集英社文庫『英語屋さん』所収
>>『オール讀物』平成1年/1989年臨時増刊号<直木賞受賞傑作短篇35>[3月]
>>平成6年/1994年4月・リブリオ出版/大きな活字で読みやすい本『文学賞受賞・名作集成 第7巻 直木賞篇』所収
>>平成11年/1999年5月・埼玉福祉会/大活字本シリーズ『英語屋さん(上)』所収
>>平成16年/2004年4月・リブリオ出版/大きな活字で読みやすい本『文学賞受賞・名作集成 第7巻 直木賞篇』所収
>>平成20年/2008年5月・未知谷刊『昭和の短篇一人一冊集成 源氏鶏太』所収
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該当期の他の作品
「初恋物語」(『サンデー毎日』昭和26年/1951年新春特別号[1月])
「へそくり」(『婦人生活』昭和26年/1951年1月号)
「お妾さん」(『面白倶楽部』昭和26年/1951年2月号)
「艶福物語」(『サンデー毎日』昭和26年/1951年三十年記念号[3月])
「御苦労さん」(『オール讀物』昭和26年/1951年3月号)
「夫の恋人」(『講談倶楽部』昭和26年/1951年3月号)
「三色模様」(『ロマンス』昭和26年/1951年3月号)
「颱風さん」(『オール讀物』昭和26年/1951年4月号)
「悪妻の話」(『小説公園』昭和26年/1951年5月号)
「未練の虫」(『面白倶楽部』昭和26年/1951年5月号)
「恋愛開眼」(『講談倶楽部』昭和26年/1951年6月号)
 
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候補者 源氏鶏太 男39歳
選考委員 評価 行数 評言
大佛次郎
男53歳
41 「私は文学的で重苦しいものよりも、この種類のフェザー級の文学とでも称すべきものを、もっと世間が市民権を強く認めてよいのだと信じている。」「源氏鶏太君の手柄は、何と言ってもサラリーマンの世界を、小説界に押出したことである。」
川口松太郎
男51歳
15 「源氏君の作品は味だけなので、ペーソスには富んでいるが、大衆小説の本道からは少し外れたところに位しているように思う。(引用者中略)あの味に濃度の高いストオリイを配し得たら、本格的作家の地位は易々たるものだ。」
井伏鱒二
男53歳
33 「作品の題材に会社員だけを選ぶほどの余力を見せている。この余力でもって、反対に取材に趨異を見せてもらえるように私は希望したい。」
久米正雄
男59歳
59 「凡作を敢て推奨するようだが、此辺が直木賞たる所以で、此の十年勤続と精進の後を改めて読者と作家とに、噛みしめて貰って、大衆文学の今後に、一ト先ず一線を劃して置くことに、意義があると思う。」「一年先を見て、期を待とうと吾々が感じて、その期待通りに平凡だが素直に努力したのは、私が経験した限りでは氏が初めて」
小島政二郎
男57歳
21 「源氏君の作は、当然底にペーソスがあることによって生きる作柄であるが、これまでの作にはありそうでなかった。(引用者中略)それが、「英語屋さん」で源氏君は掘り当ててくれた。」
木々高太郎
男54歳
42 「直木賞を貰う十分な資格があることは認める。然し、これだけでは困る。何か、もうひとつあった方がよい。」
選評出典:『オール讀物』平成15年/2003年1月号再録(初出:『オール讀物』昭和26年/1951年10月号)
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文量
短篇
章立て
「一」~「六」
時代設定 場所設定
戦後  大阪
登場人物
茂木祖一郎(「英語屋」、嘱託)
尾田与四郎(調査役補)
風間京太(会社員)




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