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第25回
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Last Update[H26]2014/6/20

峰雪栄
Mine Yukie
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生没年月日【注】 大正6年/1917年1月9日~平成8年/1996年10月5日
経歴 愛媛県生まれ。松山高女卒。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第1回女流文学者賞(昭和21年/1946年)「麦愁」
  • |候補| 第21回芥川賞(昭和24年/1949年上期)「煩悩の果」その他
  • |候補| 第25回直木賞(昭和26年/1951年上期)「秋寒」
備考
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ぼんのう はて
煩悩の 果」(『三田文學』昭和24年/1949年2月号)
媒体・作品情報
誌名 「三田文学」  別表記表紙・目次 「三田文學」 奥付 「三田文学」
巻号 第26号/第24巻 第2号  別表記2月号
作品名 別表記 「煩惱の果」
印刷/発行年月日 印刷 昭和24年/1949年1月25日 発行 昭和24年/1949年2月1日
発行者等 編輯兼発行者 奥野信太郎 編輯室 三田文学編輯室(東京都) 印刷者 川口芳太郎 印刷所 図書印刷株式会社(東京都) 配給元 日本出版配給株式会社(東京都)
発行所 発行者 三田文学会 発売所 能樂書林(東京都)
総ページ数 64 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
30字
×25行
×2段
本文ページ 40~64
(計25頁)
測定枚数 88
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書誌
>>昭和24年/1949年☆月・大日本雄弁会講談社/新鋭文学選書『煩悩の果て』所収「煩悩の果て」
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芥川賞 芥川賞 21回候補 一覧へ
候補者 峰雪栄 女32歳
選考委員 評価 行数 評言
舟橋聖一
男44歳
6 「一点(引用者中略)として投票した。」「熱心な勉強家」「たとえ、こんどの選には洩れても、将来、きっと、その力が報いられるに違いないと思う。」
川端康成
男50歳
3 「私は同情を持ったが、新味が感じられなかった。」
岸田國士
男58歳
6 「若し二人なら私は由起しげ子と峯雪栄を推す。」「「妄執」その他は、やや型にはまりかけた趣味が難点とはいえるが、才能と生活とを賭けた作家修業の道程が素朴に作品の心を貫いている点、私はその努力の成果に敬意を表する。」
石川達三
男43歳
22 「「煩悩の果て」「妄執」は、選者のなかで推奨する人もあったが、私は取らない。」「両作とも慾と煩悩と貧窮と、人間性の醜悪を題材にとっているが、表現されたものは醜であり、印象は不愉快である。こういう印象を与えるということ自体、文芸作品の目的に反する。」「芸術にまで昂揚された精神がないのだ。」「「煩悩の果て」はもう少しで当選するかも知れないような工合であったが、私が一番強く反対した。これが芥川賞になっては困るのである。」
丹羽文雄
男44歳
22 「「煩悩の果て」をまっこうから瀧井さんが否定したのには、私はびっくりした。」「芥川賞を一本にして強引に押し出すとすれば、峯雪栄だと私は思った。」「峯なら芥川賞として一人だけ発表したところで、決して恥しくないと思った」
坂口安吾
男42歳
2  
佐藤春夫
男57歳
5 「「煩悩の果て」はあの美のない作品は困るという誰やらの名批評に同感されてこの亜流自然主義を自分も敬遠する気になったがこの作者にも「麦秋」のような美のある作品もあると一言弁護して置きたいような文学的熱情を感ぜさせるものは無いではなかった。」
瀧井孝作
男55歳
0  
宇野浩二
男57歳
11 「書きはじめの一節をよんで、「これはなかなかうまい人だなあ、」と思った。ところが、読みつづけてゆくうちに、この『うまさ』(書き方)は、それだけで、なんの変化もなく、かえって、一本調子になり、作者も、文章も、小説の、息ぎれがしてくるのが、感じられた。」「小説というのものは、「意気ごみ」だけで、書けるものではない。この作者は、今、あぶないところに来ているような気がする。」
選評出典:『芥川賞全集 第四巻』昭和57年/1982年5月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和24年/1949年9月号)
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もうしゅう
妄執」(『群像』昭和22年/1947年8月号)
媒体・作品情報
誌名 「群像」
巻号 第2巻 第8号  別表記8月号
印刷/発行年月日 印刷 昭和22年/1947年7月25日 発行 昭和22年/1947年8月1日
発行者等 編集兼発行人 高橋次 印刷人 大橋芳雄 印刷所 共同印刷株式会社(東京都) 配給元 日本出版配給株式会社(東京都)
発行所 株式会社大日本雄辯會講談社(東京都)
総ページ数 64 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
64字
×26行
×1段
本文ページ 22~39
(計18頁)
測定枚数 60
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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芥川賞 芥川賞 21回参考作品 一覧へ
候補者 峰雪栄 女32歳
選考委員 評価 行数 評言
舟橋聖一
男44歳
6 「一点(引用者中略)として投票した。」「熱心な勉強家」「たとえ、こんどの選には洩れても、将来、きっと、その力が報いられるに違いないと思う。」
川端康成
男50歳
3 「私は同情を持ったが、新味が感じられなかった。」
岸田國士
男58歳
6 「若し二人なら私は由起しげ子と峯雪栄を推す。」「「妄執」その他は、やや型にはまりかけた趣味が難点とはいえるが、才能と生活とを賭けた作家修業の道程が素朴に作品の心を貫いている点、私はその努力の成果に敬意を表する。」
石川達三
男43歳
22 「「煩悩の果て」「妄執」は、選者のなかで推奨する人もあったが、私は取らない。」「両作とも慾と煩悩と貧窮と、人間性の醜悪を題材にとっているが、表現されたものは醜であり、印象は不愉快である。こういう印象を与えるということ自体、文芸作品の目的に反する。」「芸術にまで昂揚された精神がないのだ。」「「煩悩の果て」はもう少しで当選するかも知れないような工合であったが、私が一番強く反対した。これが芥川賞になっては困るのである。」
丹羽文雄
男44歳
22 「「煩悩の果て」をまっこうから瀧井さんが否定したのには、私はびっくりした。」「芥川賞を一本にして強引に押し出すとすれば、峯雪栄だと私は思った。」「峯なら芥川賞として一人だけ発表したところで、決して恥しくないと思った」
坂口安吾
男42歳
2  
佐藤春夫
男57歳
5 「「煩悩の果て」はあの美のない作品は困るという誰やらの名批評に同感されてこの亜流自然主義を自分も敬遠する気になったがこの作者にも「麦秋」のような美のある作品もあると一言弁護して置きたいような文学的熱情を感ぜさせるものは無いではなかった。」
瀧井孝作
男55歳
0  
宇野浩二
男57歳
11 「書きはじめの一節をよんで、「これはなかなかうまい人だなあ、」と思った。ところが、読みつづけてゆくうちに、この『うまさ』(書き方)は、それだけで、なんの変化もなく、かえって、一本調子になり、作者も、文章も、小説の、息ぎれがしてくるのが、感じられた。」「小説というのものは、「意気ごみ」だけで、書けるものではない。この作者は、今、あぶないところに来ているような気がする。」
選評出典:『芥川賞全集 第四巻』昭和57年/1982年5月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和24年/1949年9月号)
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直木賞 第25回候補  一覧へ

しゅうかん
秋寒」(『小説公園』昭和26年/1951年2月号)
媒体・作品情報
誌名 「小公園」
巻号 第2巻 第2号  別表記2月号
作品名 別表記 本文 「秋
印刷/発行年月日 印刷 昭和26年/1951年1月25日 発行 昭和26年/1951年2月1日
発行者等 編輯者 大門一男 発行者 石井英之助 印刷者 中田末男 印刷所 ダイヤモンド印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社六興出版社(東京都)
装幀/装画等  御正 伸
総ページ数 172 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
20字
×25行
×3段
本文ページ 80~90
(計11頁)
測定枚数 36
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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候補者 峰雪栄 女34歳
選考委員 評価 行数 評言
大佛次郎
男53歳
0  
川口松太郎
男51歳
0  
井伏鱒二
男53歳
0  
久米正雄
男59歳
0  
小島政二郎
男57歳
27 「少しの誇張もなく、日常語の尋常さで完全に語られている。私は感心した。こんないゝ作家が、どうして芥川賞に選ばれなかったのだろうかと怪しんだ。そう云えばこの作も、直木賞の作品ではない。」
木々高太郎
男54歳
0  
選評出典:『オール讀物』平成15年/2003年1月号再録(初出:『オール讀物』昭和26年/1951年10月号)
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文量
短篇
章立て
なし
時代設定 場所設定
[同時代]  ある街
登場人物
牧子(日雇労務者、二児の母親)
建吉(牧子の元・夫、復員兵)
李(闇商人)




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