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第114回
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Last Update[H26]2014/6/20

高橋直樹
Takahashi Naoki
生没年月日【注】 昭和35年/1960年3月22日~
経歴 東京都生まれ。国学院大学文学部卒。東京法人会連合会勤務。歴史小説「尼子悲話」でオール讀物新人賞受賞。
受賞歴・候補歴
処女作 「尼子悲話」(『オール讀物』平成4年/1992年5月号)
備考
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やみ たいまつ
闇の 松明』(平成6年/1994年7月・文藝春秋刊)
書誌
>>平成14年/2002年6月・文藝春秋/文春文庫『闇の松明』
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収録作品
「尼子悲話」「悲刃」「闇に奔る」「闇の松明」
 
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他文学賞 山本周五郎賞 8回候補 一覧へ
候補者 高橋直樹 男35歳
選考委員 評価 行数 評言
阿刀田高
男60歳
26 3.5点「こういうことがあったかもしれないという間隙を縫って、そこにちゃんと一つのストーリーをつくり上げていく手腕は、期待を持てる時代小説の書き手だと思います。」「短篇集なので、他の候補作と比べると、イマジネーションの大きさといったところで損をしていますね。」
井上ひさし
男60歳
46 3点「文章は端正ですが、固有名詞がガチャガチャ並んでいるところは、まだ読者の容量を考えてない一方的な、暴力的な書き方ですね(笑)。」「この作品集は、流れ去った時間への慨嘆というか、過ぎ去った時間はもう帰らないという、時間の直線性をよく書いていますね。」「もっともっと書いて、読者とのルールのつくり方を勉強したら、いい作家になると思います。」
逢坂剛
男51歳
38 4点「すでに書かれていながら、見逃されていた歴史の狭間に目を向けて、それをフィクション化していく腕はなかなかのものだと思います。」「表題作の「闇の松明」をとります。他の作品にもそれぞれ工夫はありますが、むしろ平均点を下げているような感じがあります。」「(引用者注:「闇の松明」では)主人公の造形がかなり面白く書けています。」
長部日出雄
男60歳
20 3点「私は「尼子悲話」というのが一番面白かったんです」「全体に大変手堅い、堅実な書き方ですが、一家をなすには、やはりこの堅実な書き方を、もう一つ突き抜けた魅力とか個性が欲しい。」
山田太一
男60歳
28 3.5点「近代の目で武士をとらえるというところから抜け出して、武士がいわばその時代の美意識で死ぬとか、歴史や状況のただの受身の犠牲者ではないという味わいは、この作者の持味なのかなと思って楽しんで読みました。しかし、それが少し勇み足になっているようにも感じました。」「物語や人物をとらえるスタイルがもうひとつ決まらないもどかしさが減点の理由です。」
選評出典:『小説新潮』平成7年/1995年7月号
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直木賞 第114回候補  一覧へ

いぎょう ちょうじ
異形の 寵児」(『別冊文藝春秋』212号[平成7年/1995年7月])
媒体・作品情報
誌名 「別册文藝春秋」
巻号 第212号
作品名 別表記 表紙・目次 「異形の寵児」 本文 「異形の児」
印刷/発行年月日 発行 平成7年/1995年7月1日
発行者等 編集人 重松 卓 発行人 湯川 豊 印刷人 藤田弘道 印刷所 凸版印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 526 表記上の枚数 表紙・目次 220枚 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×25行
×2段
本文ページ 182~256
(計75頁)
測定枚数 234
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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書誌
>>平成8年/1996年7月・文藝春秋刊『鎌倉擾乱』所収
>>平成11年/1999年7月・文藝春秋/文春文庫『鎌倉擾乱』所収
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候補者 高橋直樹 男35歳
選考委員 評価 行数 評言
阿刀田高
男60歳
31 「新人賞受賞の頃に比べれば、確実にプロの手に変っている。」「タイトルで明白に表明しているわりには、そのモチーフがぼやけており、なによりも、それが現代人にとってなんなのか、感動が響いて来ないのである。」
黒岩重吾
男71歳
5 「筆が走り過ぎ、文章もところどころ講談調になっている。達者さと小説の感動は別である。」
井上ひさし
男61歳
22 「まことに力のこもった作品である。」「しかし文章までいささか力んでしまったような気味合いがある。」「古典主義を背骨にした文体はいい。いや、近頃、推奨に価いする態度であると感嘆の念さえ覚える。しかし、いい意味での俗臭がもっとうんとあってもよいのではないだろうか。」
田辺聖子
女67歳
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平岩弓枝
女63歳
25 「時代小説を書く場合に、どうすみやかに、自然にその時代を読者に理解してもらい、その時代に気持をとけ込ませるかが難かしい。」「作者は作中のどの人物に心惹かれて書こうとしたのか。作者が真に心を惹かれて書かなければ、読者はその作品に心惹かれるとは思わない。」
渡辺淳一
男62歳
0  
津本陽
男66歳
0  
五木寛之
男63歳
4 「受賞作二作の強さには及ばなかったと思う。」
選評出典:『オール讀物』平成8年/1996年3月号
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文量
中篇
章立て
「〔一〕」~「〔十七〕」
時代設定 場所設定
鎌倉[文永年間~正応年間]  鎌倉
登場人物
平三郎頼綱(臆病者の御家人)
安達泰盛(北条時宗の舅)
幸寿丸(時宗の嫡男、のち貞時)
むじな丸(頼綱の従者)
平宗綱(頼綱の長男)
平資宗(頼綱の次男)




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