芥川賞のすべて・のようなもの
第8回
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Last Update[H26]2014/6/20

北原武夫
Kitahara Takeo
生没年月日【注】 明治40年/1907年2月28日~昭和48年/1973年9月29日
経歴 神奈川県小田原市生まれ。慶應義塾大学文学部国文科卒。都新聞社入社。昭和8年/1933年に作家の宇野千代と知り合い、雑誌『スタイル』を創刊した。昭和39年/1964年に離婚。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第8回芥川賞(昭和13年/1938年下期)「妻」
  • |候補| 第7回谷崎潤一郎賞(昭和46年/1971年)『霧雨』
個人全集 『北原武夫文学全集』全5巻(昭和49年/1974年10月~昭和50年/1975年3月・講談社刊)
備考
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芥川賞 第8回候補  一覧へ

つま
妻」(『文藝』昭和13年/1938年11月号)
媒体・作品情報
誌名 「文藝」
巻号 第6巻 第11号  別表記11月号
印刷/発行年月日 印刷納本 昭和13年/1938年10月11日 発行 昭和13年/1938年11月1日
発行者等 編輯兼発行 山本三生 印刷人 村尾一雄 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 改造社(東京市)
総ページ数 279 表記上の枚数 編輯後記 90枚 基本の文字組
(1ページ当り)
52字
×19行
×1段
本文ページ 61~100
(計40頁)
測定枚数 85
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書誌
>>昭和14年/1939年6月・春陽堂書店刊『妻 他三篇』所収
>>昭和14年/1939年4月・小山書店刊『日本小説代表作全集2 昭和13年・後半期』所収
>>昭和21年/1946年7月・実業之日本社刊『妻』所収
>>昭和23年/1948年10月・新潮社/新潮文庫『桜ホテル』所収
>>昭和24年/1949年11月・細川書店刊『現代日本文学選集 第2巻』所収
>>昭和27年/1952年11月・河出書房刊『現代日本小説大系 第56巻 昭和十年代11』所収
>>昭和32年/1957年1月・河出書房刊『現代日本小説大系 第58巻 昭和十年代11』所収
>>昭和43年/1968年1月・講談社刊『日本現代文学全集94 北原武夫・井上友一郎・田村泰次郎集』所収
>>昭和44年/1969年11月・集英社刊『日本文学全集73 丸岡明・北原武夫集』所収
>>昭和45年/1970年9月・中央公論社刊『日本の文学79 名作集3』所収
>>昭和49年/1974年10月・講談社刊『北原武夫文学全集 第1巻』所収
>>昭和49年/1974年☆月・中央公論社刊『日本の文学79 名作集3』[アイボリーバックス]所収
>>昭和50年/1975年5月・集英社刊『日本文学全集73 丸岡明・北原武夫』[豪華版]所収
>>昭和55年/1980年5月・講談社刊『日本現代文学全集94 北原武夫・井上友一郎・田村泰次郎集』[増補改訂版]所収
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候補者 北原武夫 男31歳
選考委員 評価 行数 評言
久米正雄
男47歳
9 「(引用者注:候補作の)中でも、作品として纏ってもあり、若干の深刻味を備えている」「が、此の作品は、如何にも文壇小説的だ。」「文壇的と云うのは、少しく厭な表現で、曖昧でもあるが、文芸人的身辺小説過ぎると共に、何か芸術人的な汚れを感ずる。」「鋭どいが小人めく。そして此作家は、黙っていても、文壇の中堅作家にはなるだろう。」
小島政二郎
男45歳
1  
川端康成
男39歳
9 「もっとも、作家の一生に幾度もないという貴重な材料である。それにしては、少し取り扱いが勿体ない気もする。」「見るべきものを見、とらえるべきものをとらえ、相当しっかりした手腕であるけれども、特にこの人という面白味に乏しい。」
横光利一
男40歳
0  
佐佐木茂索
男44歳
0  
室生犀星
男49歳
0  
佐藤春夫
男46歳
4 「荒っぽいようでいて性格や心理をよく捉えて存外後味のこまかな、大まかなために象徴的な趣を持った作品」
瀧井孝作
男44歳
5 「達者な筆で、若い夫婦生活の心理などいろいろ書いてあったが、手腕のある点はいいと思ったが、ぼくはこの作品の味いは、そう好きとは云いきれなかった。」
宇野浩二
男47歳
21 「三篇(引用者注:「乗合馬車」「妻」「お帳場日誌」)のうちで、最も達者な小説であるが、何か最も肝心なものが欠けている。あれだけの長さでその長さだけのものが書けていない。」「一口にいうと、この小説は、上手そうに見えて、上滑りしている。唯、私がこの作者に幾らか期待が持てるのは、相当の才能のある人らしいから、この小説よりもっと勝れた作品が、他にあるか、書けるかも知れないという事である。」
菊池寛
男50歳
  「なかなかよく書けているが、こういう体験的情痴の世界は、いちばん書きやすいので、授賞する気になれない。」
選評出典:『芥川賞全集 第二巻』昭和57年/1982年3月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和14年/1939年3月号)
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