芥川賞のすべて・のようなもの
選評の概要
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Last Update[H26]2014/6/20

佐佐木茂索
Sasaki Mosaku
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生没年月日【注】 明治27年/1894年11月11日~昭和41年/1966年12月1日
在任期間 第1回~第16回(通算8年・16回)
在任年齢 40歳7ヶ月~48歳1ヶ月
経歴 京都府生まれ。京都一中中退。新潮社、中央美術社、時事新報社勤務の間、
「ある死・次の死」「選挙立合人」「曠日」などを発表。
その後も「春の外套」「夢の話」「困った人達」などの小説を書くが、
昭和4年/1929年文藝春秋社に入社し総編集長となり、創作を絶つ。昭和21年/1946年、文藝春秋新社の社長に就任。
芥川賞・直木賞の創設以来、長い間、運営実務面でのトップを務めた。
備考
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下記の選評の概要には、評価として◎か○をつけたもの(見方・注意点を参照)、または受賞作に対するもののみ抜粋しました。さらにくわしい情報は、各回の「この回の全概要」をクリックしてご覧ください。

芥川賞 1 昭和10年/1935年上半期   一覧へ
選評の概要 総行数18 (1行=26字)
選考委員 佐佐木茂索 男40歳
候補 評価 行数 評言
男30歳
5 「最後に、各委員の手記の如き意見が交されて石川達三氏に決定したのも先ず順当であろう。」「之は余計な事であるが、委員の誰一人として石川達三氏に一面識だもなかった事は、何か浄らかな感じがした。」
  「予選に残る作品が十篇位あって欲しかった。それが半数に止まったが止むを得ない。」
選評出典:『芥川賞全集 第一巻』昭和57年/1982年2月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和10年/1935年9月号)
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芥川賞 2 昭和10年/1935年下半期   一覧へ
選評の概要 総行数15 (1行=26字)
選考委員 佐佐木茂索 男41歳
候補 評価 行数 評言
小山祐士
男29歳
3 「昨年秋の出版。その前に一度発表されたものであろうが。これを推すに吝かならず。」
檀一雄
男24歳
1 「面白し。推すに吝かならず。」
選評出典:『芥川賞全集 第一巻』昭和57年/1982年2月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和11年/1936年4月号)
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芥川賞 3 昭和11年/1936年上半期   一覧へ
選評の概要 総行数13 (1行=26字)
選考委員 佐佐木茂索 男41歳
候補 評価 行数 評言
男34歳
2 「面白かった。鴎外の或種の翻訳物を読む感じがあった。」
男36歳
5 「いまだしの感ありと席上で云ったら、行き過ぎている位永い事書いている人だという事で驚いた。」「当選はやや幸運の感なくもなし、今にして、前回しゃにむに檀一雄を薦すのだったと思う。」
選評出典:『芥川賞全集 第一巻』昭和57年/1982年2月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和11年/1936年9月号)
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芥川賞 4 昭和11年/1936年下半期   一覧へ
選評の概要 総行数6 (1行=26字)
選考委員 佐佐木茂索 男42歳
候補 評価 行数 評言
男37歳
4 「第一に石川淳氏を推す。」「「貧窮問答」「葦手」と書いて来て「普賢」に来た石川氏に授与する事は甚だ妥当である。」
男34歳
0  
  「芥川賞にしろ直木賞にしろ、もう少し基準をはっきりさせ、最後の決定の方法も確立する必要がある。」
選評出典:『芥川賞全集 第一巻』昭和57年/1982年2月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和12年/1937年3月号)
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芥川賞 5 昭和12年/1937年上半期   一覧へ
選評の概要 総行数10 (1行=26字)
選考委員 佐佐木茂索 男42歳
候補 評価 行数 評言
男37歳
7 「巻頭の二三を読んで、あまり感心しなかった。併し其儘で中止するほど魅力のない作品ではなく、読み続けて行くうちに面白くなった。此程度に独自の境地が在るなら授賞していいと賛成した。唯自分としては、書けない作家が書けない事を書いている作品、というものは昔から好きでない。」
  「此半期には格別の作品も見当らぬようだから、中止してはという意見を最も強く持っていたのは自分かも知れない。今でもそう思っていない訳ではない。」
選評出典:『芥川賞全集 第一巻』昭和57年/1982年2月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和12年/1937年9月号)
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芥川賞 6 昭和12年/1937年下半期   一覧へ
選評の概要 総行数8 (1行=26字)
選考委員 佐佐木茂索 男43歳
候補 評価 行数 評言
男31歳
8 「詩集「山上軍艦」を見たとき、此著者は嫌なところを、沢山持っている男じゃなかろうかと――或は鼻もちならぬ処のある男じゃなかろうかと、失礼乍らそう思いあまり読まなかった。しかし「糞尿譚」の作者として現れた火野氏には、そういうものとは寧ろ反対なものを感じた。戦地から帰ったあとに期待は大きい。」「此作者に注意を向けさせた鶴田知也君に感謝する。」
選評出典:『芥川賞全集 第二巻』昭和57年/1982年3月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和13年/1938年3月号)
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芥川賞 7 昭和13年/1938年上半期   一覧へ
選評の概要 総行数5 (1行=26字)
選考委員 佐佐木茂索 男43歳
候補 評価 行数 評言
男37歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第二巻』昭和57年/1982年3月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和13年/1938年9月号)
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芥川賞 8 昭和13年/1938年下半期   一覧へ
選評の概要 総行数3 (1行=26字)
選考委員 佐佐木茂索 男44歳
候補 評価 行数 評言
外村繁
男36歳
3 「候補作品十数篇を読んで、(引用者中略)「草筏」に心を決めた。ところが第一回委員会の時「草筏」が池谷賞に決定した事を知った。運不運はここで分れる。」
女29歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第二巻』昭和57年/1982年3月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和14年/1939年3月号)
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芥川賞 9 昭和14年/1939年上半期   一覧へ
選評の概要 総行数11 (1行=26字)
選考委員 佐佐木茂索 男44歳
候補 評価 行数 評言
男28歳
11 「此二作(引用者注:「あさくさの子供」と「鶏騒動」)を前にしてまあ「鶏騒動」に決めようと思った。」「小説らしい構成がある。」「委員会の空気も、先ず半々でひどくなごやかであった。結局二作に授賞ということに落着した。」
男34歳
11 「「あさくさの子供」を推す人があれば強いてそれに反対しなくてもいいと思った。」「「あさくさの子供」の筆力も捨てがたい。委員会の空気も、先ず(引用者注:「あさくさの子供」と「鶏騒動」と)半々でひどくなごやかであった。結局二作に授賞ということに落着した。」
選評出典:『芥川賞全集 第二巻』昭和57年/1982年3月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和14年/1939年9月号)
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芥川賞 10 昭和14年/1939年下半期   一覧へ
選評の概要 総行数10 (1行=26字)
選考委員 佐佐木茂索 男45歳
候補 評価 行数 評言
男32歳
6 「「密猟者」を推す。」「「流刑囚の妻」も悪くないが「密猟者」の方がずっと傑れている。全体にたるみがなく、しかもところどころ十分に籠手を利かしているあたり、老巧でさえもある。結末も下手に書けば大変な大芝居になる処を堂々と押切っている。」
選評出典:『芥川賞全集 第二巻』昭和57年/1982年3月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和15年/1940年3月号)
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芥川賞 12 昭和15年/1940年下半期   一覧へ
選評の概要 総行数15 (1行=26字)
選考委員 佐佐木茂索 男46歳
候補 評価 行数 評言
男44歳
9 「「平賀源内」か「崖」かと迷った。」「推す人が一番多い。私は躊躇なく賛成した。この作者の前作「薤露の章」が既に受賞者の一人たるに足る十分の力量を示していた。」
選評出典:『芥川賞全集 第三巻』昭和57年/1982年4月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和16年/1941年3月号)
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芥川賞 13 昭和16年/1941年上半期   一覧へ
選評の概要 (座談会形式) 総行数63 (1行=26字)
選考委員 佐佐木茂索 男46歳
候補 評価 行数 評言
男28歳
44 「たまたまこれは目についたのだから、芥川賞の委員会が一役買って出て顕彰してもいいと思う。」「肌が荒々しい。この点は欠点だけれども、しかし、その程度の荒々しさを持っていないと、この材料をじかに使うことはなかなか出来ないのじゃないか。」「投票みたいな形式になって、一票がものを言うということになれば、変な言い方だけれども昭和十六年に生きている日本人として「長江デルタ」に入れる。」
選評出典:『芥川賞全集 第三巻』昭和57年/1982年4月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和16年/1941年9月号)
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芥川賞 14 昭和16年/1941年下半期   一覧へ
選評の概要 総行数14 (1行=26字)
選考委員 佐佐木茂索 男47歳
候補 評価 行数 評言
女27歳
9 「曾て「双流」を書いた此の作者は、「青果の市」で確実な成長を示している。言い過ぎてよいものなら、更に次の成長を約束しているとも言える。」「甲斐甲斐しい女主人公を描いた前半には格別云うべき事もない。二人の青年の理窟めいた会話のあたりには肉附けの乏しさを感じさせる。」
選評出典:『芥川賞全集 第三巻』昭和57年/1982年4月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和17年/1942年3月号)
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芥川賞 16 昭和17年/1942年下半期   一覧へ
選評の概要 総行数10 (1行=26字)
選考委員 佐佐木茂索 男48歳
候補 評価 行数 評言
男34歳
7 「点綴された事変の記録も過不及なく三個三様の連絡員、就中主人公彪助の描出は殆ど成功している。」「僕は五篇の候補作品の、そのどれに決定しても、多数決なら異議のないつもりでいたが、「連絡員」に決着したので一番不服がない。」
選評出典:『芥川賞全集 第三巻』昭和57年/1982年4月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和18年/1943年3月号)
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