直木賞のすべて
第6回
  • =受賞者=
  • 井伏鱒二
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Last Update[H28]2016/10/17

井伏鱒二
Ibuse Masuji
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生没年月日【注】 明治31年/1898年2月15日~平成5年/1993年7月10日
受賞年齢 39歳11ヵ月
経歴 本名=井伏満寿二。広島県深安郡加茂村(現・福山市)生まれ。早稲田大学仏文学科中退。
受賞歴・候補歴
  • 第6回直木賞(昭和12年/1937年下期)『ジョン万次郎漂流記』その他
  • |候補| 第3回毎日出版文化賞(昭和24年/1949年)『シビレ池のかも』
  • 第1回読売文学賞[小説賞](昭和24年/1949年)「本日休診」その他
  • 第12回日本藝術院賞[文芸](昭和30年/1955年度)小説『漂民宇三郎』など
  • |候補| 第11回読売文学賞[小説賞](昭和34年/1959年)『珍品堂主人』
  • |候補| 第6回新潮社文学賞(昭和34年/1959年)『珍品堂主人』
  • |候補| 第14回読売文学賞[研究・翻訳賞](昭和37年/1962年)『ドリトル先生物語全集』《翻訳》
  • 第19回野間文芸賞(昭和41年/1966年)『黒い雨』
  • |候補| 第8回毎日芸術賞[文学部門](昭和41年/1966年度)『黒い雨』
  • |候補| 第21回毎日出版文化賞(昭和42年/1967年)『黒い雨』
  • 文化功労者(昭和41年/1966年)
  • 文化勲章(昭和41年/1966年)
  • 第23回読売文学賞[随筆・紀行賞](昭和46年/1971年)『早稲田の森』
  • 東京都名誉都民(平成2年/1990年)
処女作 「やんま」(大正8年/1919年)
「たま虫を見る」(大正8年/1919年)
「鯉」(大正15年/1926年)
「山椒魚」(昭和4年/1929年)
個人全集 『井伏鱒二全集』全12巻(昭和39年/1964年9月~昭和40年/1965年8月・筑摩書房刊)
『井伏鱒二全集』全14巻(昭和49年/1974年3月~昭和50年/1975年7月・筑摩書房刊 増補版)
『井伏鱒二全集』全28巻・別巻2(平成8年/1996年11月~平成12年/2000年3月・筑摩書房刊)
直木賞
選考委員歴
第17回~第38回(通算15年・22回)
備考 ホームページをご覧の方より情報をご提供いただき、
「ジョン万次郎漂流記」収録の角川文庫の刊行年月(昭和31年/1956年)を追加しました。
貴重な情報ありがとうございます。
(2007.6.16記)
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まんじろうひょうりゅうき
『ジョン 万次郎漂流記』(昭和12年/1937年11月・河出書房/記録文学叢書)その他
媒体・作品情報
作品名 別表記 「ジヨン萬次漂流記」 表紙 「風來漂民奇譚」併記 奥付 「ジヨン・マンジロウ漂流記」
印刷/発行年月日 印刷 昭和12年/1937年11月5日 発行 昭和12年/1937年11月17日
発行者等 発行者 河出孝雄 印刷者 宮本印刷所(東京市) 製本所 寺田製本所(東京市)
発行所 河出書房(東京市)
総ページ数 123 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
39字
×13行
×1段
本文ページ 1~123
(計123頁)
測定枚数 156
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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書誌
>>昭和16年/1941年1月・河出書房刊『さざなみ軍記』所収
>>昭和17年/1942年9月・改造社刊『新日本文学全集第10巻 井伏鱒二集』所収
>>昭和22年/1947年4月・文学界社刊『ジョン万次郎漂流記』
>>昭和22年/1947年☆月・日英文化協会刊『ジョン万次郎』
>>昭和31年/1956年2月・角川書店/角川文庫『ジョン万次郎漂流記 他四篇』所収
>>昭和31年/1956年☆月・彰考書院/名作歴史文学選集第13『さざなみ軍記』所収
>>昭和39年/1964年☆月・筑摩書房刊『井伏鱒二全集 第2巻』所収
>>昭和40年/1965年5月・偕成社/ジュニア版日本文学名作選『ジョン万次郎漂流記』所収
>>昭和41年/1966年11月・中央公論社刊『日本の文学53 井伏鱒二』所収
>>昭和42年/1967年☆月・文藝春秋刊『現代日本文学館29 井伏鱒二』所収
>>昭和42年/1967年5月・集英社刊『日本文学全集41 井伏鱒二集』所収
>>昭和42年/1967年6月・河出書房新社刊『日本文学全集19 井伏鱒二集』所収
>>昭和44年/1969年☆月・偕成社/ホーム・スクール版日本の名作文学『ジョン万次郎漂流記』所収
>>昭和48年/1973年3月・集英社刊『日本文学全集41 井伏鱒二集』[豪華版]所収
>>昭和48年/1973年9月・中央公論社刊『日本の文学53 井伏鱒二』[アイボリーバックス]所収
>>昭和49年/1974年☆月・筑摩書房刊『井伏鱒二全集 第2巻』[増補版]所収
>>昭和49年/1974年2月・小学館刊『少年少女世界の名作47 日本編3』所収
>>昭和52年/1977年☆月・偕成社/ジュニア版日本文学名作選『ジョン万次郎漂流記』所収
>>昭和54年/1979年5月・角川書店/角川文庫『ジョン万次郎漂流記・本日休診』所収
>>昭和56年/1981年7月・偕成社刊『ジョン万次郎漂流記』
>>昭和60年/1985年11月・新潮社刊『井伏鱒二自選全集 第2巻』所収
>>昭和61年/1986年9月・新潮社/新潮文庫『さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記』所収
>>『オール讀物』平成1年/1989年臨時増刊号<直木賞受賞傑作短篇35>[3月]
>>平成9年/1997年6月・筑摩書房刊『井伏鱒二全集 第6巻』所収
>>平成11年/1999年11月・偕成社/偕成社文庫『ジョン万次郎漂流記』所収
>>平成28年/2016年3月・集英社刊『冒険の森へ 傑作小説大全1』所収
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『オール讀物』掲載のユーモア小説
「黒ん坊」(『オール讀物』昭和12年/1937年6月号)
「素性吟味」(『オール讀物』昭和12年/1937年9月号)
>>平成16年/2004年12月・筑摩書房/ちくま文庫『井伏鱒二文集4 歴史に遊ぶ』所収
 
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候補者 井伏鱒二 男39歳
選考委員 評価 行数 評言
久米正雄
男46歳
51 「時代小説としての興味も、大衆性を含んでいるばかりでなく、此の位の名文は、当然此の大衆文学の世界に、持ち込まれなくてはならぬものである。」
大佛次郎
男40歳
10 「史実を素朴に貫きながら、終始、人生に対する作家の瞳が行間に輝いているのである。」
小島政二郎
男44歳
20 「専ら文章の美しさと、ストーリーを通る水際立った練達堪能の見事さに敬服しながら読んだ。」
白井喬二
男48歳
10 「とりわけ積極性は無いが、然し乍ら、この燻し銀の描写は、達人ならずしては得易からざる境地である。」
吉川英治
男45歳
30 「氏の作品全体を通じて脈流しているものの中には、現在の大衆文学が持たない特殊な大衆文学性がある。」
佐佐木茂索
男43歳
8 「味のある作家井伏君は、今後大衆作家に何事かを教えるかも知れない。少くも文章の点に於てでも。」
菊池寛
男49歳
  「直木賞も、井伏君を得て、新生命を開き得たと思う。井伏君を大衆文学だと認めたのではなく、井伏君の文学に、我々は好ましき大衆性を見出したのである。」
選評出典:『オール讀物』平成14年/2002年10月号再録(初出:『文藝春秋』昭和13年/1938年3月号)
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文量
中篇
章立て
「一 万次郎等五名の漁師、浪の間に間に漂うこと」「二 万次郎等、絶海の孤島に助船を求めること」「三 万次郎等、ますます故国を遠ざかること」「四 万次郎、大海に乗り出し捕鯨の快味を満喫すること」「五 伝蔵等日本入国に失敗し、運つたなくハワイに帰航すること」「六 ジョン万、米国に帰航して再びホノルルに渡ること」「七 ジョン万等、首尾よく琉球に漕ぎ寄せて生れ故郷に帰ること」「八 万次郎、官船に乗り再び亜米利加大陸に渡ること」「九 万次郎、風雲急をつげる折りから雄藩に迎えられ顧問となること」
時代設定 場所設定
幕末  土佐~アメリカ
登場人物
中浜万次郎(漁師、のち日米条約批准交換使節通訳官)
ホイットフィールド(捕鯨船船長)
伝蔵(漁師)
重助(同)
五右衛門(同)
寅右衛門(同)




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