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第83回
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Last Update[H26]2014/8/17

向田邦子
Mukoda Kuniko
生没年月日【注】 昭和4年/1929年11月28日~昭和56年/1981年8月22日
受賞年齢 50歳7ヵ月
経歴 東京生まれ。実践女子専門学校国語科卒。
受賞歴・候補歴
  • 第17回ギャラクシー賞選奨(昭和54年/1979年度)「源氏物語」「阿修羅のごとくI・II」「あ、うん」《脚本》
  • |候補| 第28回日本エッセイスト・クラブ賞(昭和55年/1980年)
  • 第83回直木賞(昭和55年/1980年上期)「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」
  • 第33回NHK放送文化賞(昭和56年/1981年度)
処女作 『寺内貫太郎一家』(昭和50年/1975年4月・サンケイ新聞社出版局刊)
個人全集 『向田邦子全集』全3巻(昭和62年/1987年6月~8月・文藝春秋刊)
『向田邦子全集』全11巻・別巻2巻(平成21年/2009年4月~平成22年/2010年4月・文藝春秋刊 新版)
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備考
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はな なまえ
花の 名前」(『小説新潮』昭和55年/1980年4月号)
媒体・作品情報
誌名 「小」  別表記表紙 「Sho^setsu Shincho^」併記
巻号 第34巻 第4号  別表記4月特大号
作品名 別表記 本文 「連作短篇小説 思い出トランプ 第三話 花の名前」
印刷/発行年月日 発行 昭和55年/1980年4月1日
発行者等 編集者 川野黎子 発行者 新田 敞 印刷者 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社新潮社(東京都)
装幀/装画等 題字・カット 風間 完
総ページ数 412 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
29字
×24行
×2段
本文ページ 198~204
(計7頁)
測定枚数 21
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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書誌
>>『オール讀物』昭和55年/1980年10月号
>>昭和55年/1980年12月・新潮社刊『思い出トランプ』所収
>>昭和58年/1983年5月・新潮社/新潮文庫『思い出トランプ』所収
>>昭和62年/1987年8月・文藝春秋刊『向田邦子全集3巻』所収
>>平成15年/2003年6月・講談社/講談社文芸文庫『戦後短篇小説再発見12 男と女:青春・恋愛』所収
>>平成18年/2006年5月・大活字/大活字文庫『思い出トランプ(下)』所収
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候補者 向田邦子 女50歳
選考委員 評価 行数 評言
源氏鶏太
男68歳
6 「何れも気が利いているが、私には感動が不足しているように思われた。しかし、他の選考委員の話を聞いているうちに納得するところがあった。」
山口瞳
男53歳
40 「特に「かわうそ」が勝れている。嘘つきで情感に乏しく、そのために娘も夫も殺してしまうが、反面、愛嬌、頓智、活力があり、「夏蜜柑の胸」を持つ、そこらへんにいそうな「厚かましいが憎めない」女の典型を、ほとんど完璧に描ききっている。(しかるが故の夫の悲哀!)」「意外にも反対意見が多かったが、それは、小味で、うますぎると見られたためだろう。」「私は『あ・うん』を参考作品として読んだので、文句ナシに推すことができた。」
村上元三
男70歳
6 「才筆だとは思うが、読後感が脆い。」「二十枚は二十枚なりに凝縮した面白さがあってほしいと思ったが、慾張った望みだろうか。」
今日出海
男76歳
9 「この繊細にして精確な筆は日本の短篇小説の典型ともいうべきもの」
阿川弘之
男59歳
19 「場面の転換、間の取り方、人物描写、小道具への目くばり、心憎いばかりのわざ(原文傍点)に感服した。」「あざやかとしか申し上げようが無い。この種のうまさ(原文傍点)は、手馴れて来るにつれ、くささ(原文傍点)に化けるのがよくある例であるけれど、それも全く感じさせない。」
水上勉
男61歳
35 「抜群の出来上りだと思えた。」「確かな世界がここにある。向田さんの同性を見る視線は、男の私などにもちあわせぬ鋭さだ。表現に、独自の云いまわしがあって、納得がゆく。」「向田さんを推す委員は三名で、志茂田景樹氏の「黄色い牙」推薦の四名と激突して、数の上で敗けた。(引用者中略)向田さんを捨て切れない私たちが、二人授賞へもっていった。」
五木寛之
男47歳
18 「力量十分の作家である。」「熱狂的にこれを支持する声も多く、両氏の受賞は自然な流れの結果であったと思う。」
選評出典:『オール讀物』昭和55年/1980年10月号
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文量
短篇
章立て
なし
時代設定 場所設定
[同時代]  ある町
登場人物
常子(結婚25年の主婦)
松男(常子の夫)
つわ子(二流バーのママ、松男の女)




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「かわうそ」(『小説新潮』昭和55年/1980年5月号)
媒体・作品情報
誌名 「小」  別表記表紙 「Sho^setsu Shincho^」併記
巻号 第34巻 第5号  別表記5月号
作品名 別表記 目次 「かわうそ 思い出トランプ」 本文 「連作短篇小説 思い出トランプ 第四話 かわうそ」
印刷/発行年月日 発行 昭和55年/1980年5月1日
発行者等 編集者 川野黎子 発行者 新田 敞 印刷者 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社新潮社(東京都)
装幀/装画等 題字・カット 風間 完
総ページ数 400 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
29字
×24行
×2段
本文ページ 108~114
(計7頁)
測定枚数 21
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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書誌
>>『オール讀物』昭和55年/1980年10月号
>>昭和55年/1980年12月・新潮社刊『思い出トランプ』所収
>>昭和56年/1981年3月・角川書店刊『ザ・エンターテインメント1981』所収
>>昭和58年/1983年5月・新潮社/新潮文庫『思い出トランプ』所収
>>昭和62年/1987年8月・文藝春秋刊『向田邦子全集3巻』所収
>>『オール讀物』平成1年/1989年臨時増刊号<直木賞受賞傑作短篇35>[3月]
>>平成15年/2003年8月・文藝春秋刊『推理作家になりたくて:マイベストミステリー第2巻 影』所収
>>平成18年/2006年5月・大活字/大活字文庫『思い出トランプ(上)』所収
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候補者 向田邦子 女50歳
選考委員 評価 行数 評言
源氏鶏太
男68歳
6 「何れも気が利いているが、私には感動が不足しているように思われた。しかし、他の選考委員の話を聞いているうちに納得するところがあった。」
山口瞳
男53歳
40 「特に「かわうそ」が勝れている。嘘つきで情感に乏しく、そのために娘も夫も殺してしまうが、反面、愛嬌、頓智、活力があり、「夏蜜柑の胸」を持つ、そこらへんにいそうな「厚かましいが憎めない」女の典型を、ほとんど完璧に描ききっている。(しかるが故の夫の悲哀!)」「意外にも反対意見が多かったが、それは、小味で、うますぎると見られたためだろう。」「私は『あ・うん』を参考作品として読んだので、文句ナシに推すことができた。」
村上元三
男70歳
6 「才筆だとは思うが、読後感が脆い。」「二十枚は二十枚なりに凝縮した面白さがあってほしいと思ったが、慾張った望みだろうか。」
今日出海
男76歳
9 「この繊細にして精確な筆は日本の短篇小説の典型ともいうべきもの」
阿川弘之
男59歳
19 「場面の転換、間の取り方、人物描写、小道具への目くばり、心憎いばかりのわざ(原文傍点)に感服した。」「あざやかとしか申し上げようが無い。この種のうまさ(原文傍点)は、手馴れて来るにつれ、くささ(原文傍点)に化けるのがよくある例であるけれど、それも全く感じさせない。」
水上勉
男61歳
35 「抜群の出来上りだと思えた。」「確かな世界がここにある。向田さんの同性を見る視線は、男の私などにもちあわせぬ鋭さだ。表現に、独自の云いまわしがあって、納得がゆく。」「向田さんを推す委員は三名で、志茂田景樹氏の「黄色い牙」推薦の四名と激突して、数の上で敗けた。(引用者中略)向田さんを捨て切れない私たちが、二人授賞へもっていった。」
五木寛之
男47歳
18 「力量十分の作家である。」「熱狂的にこれを支持する声も多く、両氏の受賞は自然な流れの結果であったと思う。」
選評出典:『オール讀物』昭和55年/1980年10月号
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文量
短篇
章立て
なし
時代設定 場所設定
[同時代]  ある町
登場人物
宅次(停年まで後3年の会社員)
厚子(宅次の妻)
星江(宅次と厚子の娘、3歳で死亡)




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いぬごや
犬小屋」(『小説新潮』昭和55年/1980年6月号)
媒体・作品情報
誌名 「小」  別表記表紙 「Sho^setsu Shincho^」併記
巻号 第34巻 第6号  別表記6月特大号
作品名 別表記 本文 「連作短篇小説 思い出トランプ 第五話 犬小屋」
印刷/発行年月日 発行 昭和55年/1980年6月1日
発行者等 編集者 川野黎子 発行者 新田 敞 印刷者 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社新潮社(東京都)
装幀/装画等 題字・カット 風間 完
総ページ数 418 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
29字
×25行
×2段
本文ページ 78~84
(計7頁)
測定枚数 22
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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書誌
>>『オール讀物』昭和55年/1980年10月号
>>昭和55年/1980年12月・新潮社刊『思い出トランプ』所収
>>昭和58年/1983年5月・新潮社/新潮文庫『思い出トランプ』所収
>>昭和62年/1987年8月・文藝春秋刊『向田邦子全集3巻』所収
>>『オール讀物』平成1年/1989年臨時増刊号<直木賞受賞傑作短篇35>[3月]
>>平成18年/2006年5月・大活字/大活字文庫『思い出トランプ(上)』所収
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候補者 向田邦子 女50歳
選考委員 評価 行数 評言
源氏鶏太
男68歳
6 「何れも気が利いているが、私には感動が不足しているように思われた。しかし、他の選考委員の話を聞いているうちに納得するところがあった。」
山口瞳
男53歳
40 「特に「かわうそ」が勝れている。嘘つきで情感に乏しく、そのために娘も夫も殺してしまうが、反面、愛嬌、頓智、活力があり、「夏蜜柑の胸」を持つ、そこらへんにいそうな「厚かましいが憎めない」女の典型を、ほとんど完璧に描ききっている。(しかるが故の夫の悲哀!)」「意外にも反対意見が多かったが、それは、小味で、うますぎると見られたためだろう。」「私は『あ・うん』を参考作品として読んだので、文句ナシに推すことができた。」
村上元三
男70歳
6 「才筆だとは思うが、読後感が脆い。」「二十枚は二十枚なりに凝縮した面白さがあってほしいと思ったが、慾張った望みだろうか。」
今日出海
男76歳
9 「この繊細にして精確な筆は日本の短篇小説の典型ともいうべきもの」
阿川弘之
男59歳
19 「場面の転換、間の取り方、人物描写、小道具への目くばり、心憎いばかりのわざ(原文傍点)に感服した。」「あざやかとしか申し上げようが無い。この種のうまさ(原文傍点)は、手馴れて来るにつれ、くささ(原文傍点)に化けるのがよくある例であるけれど、それも全く感じさせない。」
水上勉
男61歳
35 「抜群の出来上りだと思えた。」「確かな世界がここにある。向田さんの同性を見る視線は、男の私などにもちあわせぬ鋭さだ。表現に、独自の云いまわしがあって、納得がゆく。」「向田さんを推す委員は三名で、志茂田景樹氏の「黄色い牙」推薦の四名と激突して、数の上で敗けた。(引用者中略)向田さんを捨て切れない私たちが、二人授賞へもっていった。」
五木寛之
男47歳
18 「力量十分の作家である。」「熱狂的にこれを支持する声も多く、両氏の受賞は自然な流れの結果であったと思う。」
選評出典:『オール讀物』昭和55年/1980年10月号
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文量
短篇
章立て
なし
時代設定 場所設定
[同時代]~約10年前  ある町
登場人物
達子(妊婦、約10年前は短大生)
カッちゃん(魚屋の従業員)




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