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第81回
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Last Update[H26]2014/6/20

中山千夏
Nakayama Chinatsu
生没年月日【注】 昭和23年/1948年7月13日~
経歴 本名=前田千夏。熊本県山鹿市生まれ。麹町女子学園高等部卒。11歳から東京・芸術座で「がめつい奴」「がしんたれ」に出演。以後、女優、テレビタレントとして活躍。結婚、離婚を経験し、政治団体「革新自由連合」に参加。昭和55年/1980年には、参議院選挙に出馬し当選。
受賞歴・候補歴
  • 第7回ゴールデンアロー賞[放送賞](昭和44年/1969年)
  • |候補| 第81回直木賞(昭和54年/1979年上期)「子役の時間」
  • |候補| 第82回直木賞(昭和54年/1979年下期)「羽音」
  • |候補| 第83回直木賞(昭和55年/1980年上期)「ミセスのアフタヌーン」
  • 第1回日本文芸大賞[特別賞](昭和56年/1981年)
  • 月間最優秀外国フィクション賞[イギリス](平成2年/1990年)
  • 第11回日本絵本賞(平成18年/2006年)『どんなかんじかなあ』
備考
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直木賞 第81回候補  一覧へ

こやく じかん
子役の 時間」(『別冊文藝春秋』147号[昭和54年/1979年3月])
媒体・作品情報
誌名 「別册文藝春秋」
巻号 第147号  別表記147特別号
印刷/発行年月日 発行 昭和54年/1979年3月5日
発行者等 編集兼発行人 豊田健次 印刷人 澤村嘉一 印刷所 凸版印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 376 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×24行
×2段
本文ページ 104~136
(計33頁)
測定枚数 94
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書誌
>>昭和55年/1980年6月・文藝春秋刊『子役の時間』所収
>>昭和58年/1983年11月・文藝春秋/文春文庫『子役の時間』所収
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候補者 中山千夏 女31歳
選考委員 評価 行数 評言
五木寛之
男46歳
4 「支持する人が意外に少かったのは、残念だった。」
水上勉
男60歳
13 「したたかな眼と文体が心にのこり、私は出かける時は、田中さんと中山さんか、と思って会場に入ったのだった。」「文体の要所で光るこのひと独自の表現力である。前半のわずらわしさが少し削られていたら、文句のない好短篇となったろう。」
今日出海
男75歳
0  
新田次郎
男67歳
0  
城山三郎
男51歳
5 「したたかな観察と、密度の濃い描写に感心。油絵展の中に、一枚の銅版画がまぎれこんだ感じ。ただ後味はよくない。」
村上元三
男69歳
4 「文学をやろうなどと力まないで、小生意気でいやな子役を、そのまま素直に書いてほしかった。」
源氏鶏太
男67歳
6 「恐らくは自分の豊富な経験を書いた物であろうが、すこし書き過ぎてあった。省略にもっと考慮を払ってあったらという気が今もしている。」
選評出典:『オール讀物』昭和54年/1979年10月号
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文量
短篇
章立て
「1」~「3」
時代設定 場所設定
[時代不明]  東京
登場人物
子供(子役、11歳の小学生)
劇作家(「子供」に上京を促した劇作家)
チイちゃん(主演女優)




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はおと
羽音」(『別冊文藝春秋』149号[昭和54年/1979年9月])
媒体・作品情報
誌名 「別册文藝春秋」
巻号 第149号  別表記149特別号
印刷/発行年月日 発行 昭和54年/1979年9月5日
発行者等 編集兼発行人 豊田健次 印刷人 澤村嘉一 印刷所 凸版印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 376 表記上の枚数 目次 100枚 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×24行
×2段
本文ページ 126~176
(計51頁)
測定枚数 147
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書誌
>>『オール讀物』昭和55年/1980年4月号
>>昭和55年/1980年6月・文藝春秋刊『子役の時間』所収
>>昭和58年/1983年11月・文藝春秋/文春文庫『子役の時間』所収
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候補者 中山千夏 女31歳
選考委員 評価 行数 評言
新田次郎
男67歳
8 「候補作六篇を通じてもっとも小説らしい小説だったし、特にこれというような大きな欠点はない上手な作品だったが、いささかマンネリズムに落ちこんだもの足りなさがあった。」
水上勉
男60歳
6 「一番小説らしい小説創りをこころがけて、失敗している中山さんの前回作と今回作を思い、きらりとみせた作家の目が、結局、全候補作を通じて光っていた気もする。」
松本清張
男70歳
4 「今回の候補作の中で最も小説家らしい素質は中山千夏氏と思うが、もう少し重厚な作品を次に期待したい。」
源氏鶏太
男67歳
6 「よくまとまっているし、文章もうまい。が、途中からネタが割れてくる。そのため読後感が浅いものになってしまったのが惜しまれる。」
城山三郎
男52歳
3 「達者だが、登場人物が一種の役割を演じている感じが残り、」
今日出海
男76歳
0  
五木寛之
男47歳
0  
村上元三
男69歳
10 「候補作品六作のうち、内容が一ばん陳腐であった。こういう材料は、いろんな作家が今まで書いているし、鶴という女性が敏夫になぜ傾いて行ったのか、そこのところがわからない。」
選評出典:『オール讀物』昭和55年/1980年4月号
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文量
短篇
章立て
「1」~「13」
時代設定 場所設定
同時代  東京
登場人物
鶴(主婦、素人陶芸家)
津山(鶴の夫、大学の先生)
小谷敏夫(大学生、津山家の居候)




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「ミセスのアフタヌーン」(『別冊文藝春秋』151号[昭和55年/1980年3月])
媒体・作品情報
誌名 「別册文藝春秋」
巻号 第151号  別表記151特別号
印刷/発行年月日 発行 昭和55年/1980年3月5日
発行者等 編集兼発行人 豊田健次 印刷人 澤村嘉一 印刷所 凸版印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 378 表記上の枚数 表紙 200枚 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×24行
×2段
本文ページ 74~154
(計81頁)
測定枚数 233
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書誌
>>昭和55年/1980年6月・文藝春秋刊『子役の時間』所収
>>昭和58年/1983年11月・文藝春秋/文春文庫『子役の時間』所収
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候補者 中山千夏 女32歳
選考委員 評価 行数 評言
源氏鶏太
男68歳
7 「登場人物が多すぎているのと、肩に力の入った文章のために、作者が狙ったであろう面白さが感じられなかった。」
山口瞳
男53歳
0  
村上元三
男70歳
3 「作者がなにを書こうとしたのか、合点が行かない。」
今日出海
男76歳
0  
阿川弘之
男59歳
0  
水上勉
男61歳
5 「こんども、「文学をやるぞ」という構えのような肩が気になった。もう少し力をぬいて削りとってほしかった。」
五木寛之
男47歳
0  
選評出典:『オール讀物』昭和55年/1980年10月号
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文量
中篇
章立て
「スタジオ」「VTR」「ゲスト」「ディレクター」「マスコット・ガール」「調整」「プロデューサー」「走査線」「キャスター」「本番前」「オン・エア」「玄関ロビー」
時代設定 場所設定
同時代  東京
登場人物
甲田延夫(テレビ番組「ミセスのアフタヌーン」火曜日ディレクター)
清川大介(甲田のアシスタント・ディレクター)
日高一志(キャスター、エッセイスト・評論家)
笠井明里(番組のアシスタント、女子大生)
天堂健一(売れっ子プロデューサー)





ルートあい
無理愛』(平成14年/2002年5月・飛鳥新社刊)
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大衆選考会での推薦
推薦者 推薦日 推薦文
キリコ 平成14年/2002年5月23日 まさにダークホース中のダークホース、って感じですが。さすが過去三回候補に上がった実績がおありなだけに、文章が上手い!テンポのよさに、特に半ばくらいからは一気に読んでしまいました。
オビには“ミステリー”とうたわれてますが、「親子関係」への鋭い洞察が物語のひとつの軸になっていて、テーマ小説としても読み応え十分。
重いテーマなのに爽やかな読後感が、中山さんの力量を感じさせました。
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