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第83回
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昭和55年/1980年上半期
(昭和55年/1980年7月17日決定発表/『オール讀物』昭和55年/1980年10月号選評掲載)
選考委員  源氏鶏太
男68歳
山口瞳
男53歳
村上元三
男70歳
今日出海
男76歳
阿川弘之
男59歳
水上勉
男61歳
五木寛之
男47歳
城山三郎
男52歳
選評総行数  49 54 49 36 41 63 47  
選評なし
候補作 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数
向田邦子 「花の名前」等
64
女50歳
6 40 6 9 19 35 18    
志茂田景樹 『黄色い牙』
635
男40歳
12 18 11 17 8 27 18    
米村晃多郎 「野づらの果て」等
244
男53歳
4 0 3 0 0 0 0    
白石一郎 『サムライの海』
973
男48歳
10 0 18 0 12 0 0    
中山千夏 「ミセスのアフタヌーン」
233
女32歳
7 0 3 0 0 5 0    
連城三紀彦 「戻り川心中」
94
男32歳
6 0 4 0 0 0 0    
赤川次郎 「上役のいない月曜日」等
258
男32歳
4 0 0 0 0 0 0    
              欠席
年齢/枚数の説明   見方・注意点

このページの選評出典:『オール讀物』昭和55年/1980年10月号
1行当たりの文字数:14字


選考委員
源氏鶏太男68歳×各候補作  年齢/枚数の説明
見方・注意点
感想 総行数49 (1行=14字)
候補 評価 行数 評言
向田邦子
女50歳
6 「何れも気が利いているが、私には感動が不足しているように思われた。しかし、他の選考委員の話を聞いているうちに納得するところがあった。」
志茂田景樹
男40歳
12 「マタギの世界を描いて、その人情、風習、環境をどうして調べたのかを感じさせない程、見事にとらえている。」「主人公が次第に成長して、まことに魅力ある人物となっていくところにも興味を感じた。独特の才能の持主として、嘱望される。」
米村晃多郎
男53歳
4 「三作のうち「赤蝦夷松」は、人間の生涯を感じさせる深さがあり、殊に最後が感動的であった。」
白石一郎
男48歳
10 「高点をつけた。」「高島秋帆の三男の数奇な運命を描いたものであるが、(引用者中略)飽かせずに読ませた。この人の実績から考えても授賞にしたかったのだが、大方の賛同を得られなかったのは残念であった。」
中山千夏
女32歳
7 「登場人物が多すぎているのと、肩に力の入った文章のために、作者が狙ったであろう面白さが感じられなかった。」
連城三紀彦
男32歳
6 「モデルがあるのかと思って読んだのだが、創作と聞かされて、その才能に感心した。二重の推理になっているのだが、ぜんたいとしてやや古風であった。」
赤川次郎
男32歳
4 「三作のうち、「徒歩十五分」がいちばんよかったのだが、何としても軽過ぎた。」
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他の選考委員
山口瞳
村上元三
今日出海
阿川弘之
水上勉
五木寛之
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選考委員
山口瞳男53歳×各候補作  年齢/枚数の説明
見方・注意点
土の匂いコンクリートの匂い 総行数54 (1行=14字)
候補 評価 行数 評言
向田邦子
女50歳
40 「特に「かわうそ」が勝れている。嘘つきで情感に乏しく、そのために娘も夫も殺してしまうが、反面、愛嬌、頓智、活力があり、「夏蜜柑の胸」を持つ、そこらへんにいそうな「厚かましいが憎めない」女の典型を、ほとんど完璧に描ききっている。(しかるが故の夫の悲哀!)」「意外にも反対意見が多かったが、それは、小味で、うますぎると見られたためだろう。」「私は『あ・うん』を参考作品として読んだので、文句ナシに推すことができた。」
志茂田景樹
男40歳
18 「次々と出てくるマタギだけの言葉が、自然に効果的に使われているのにまず感心した。」「恋愛、冒険、闘争に種々の社会問題をからませた上々の娯楽小説であり、私はわくわくしながら一気に読み通してしまった。」
米村晃多郎
男53歳
0  
白石一郎
男48歳
0  
中山千夏
女32歳
0  
連城三紀彦
男32歳
0  
赤川次郎
男32歳
0  
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他の選考委員
源氏鶏太
村上元三
今日出海
阿川弘之
水上勉
五木寛之
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選考委員
村上元三男70歳×各候補作  年齢/枚数の説明
見方・注意点
惜しい「サムライの海」 総行数49 (1行=14字)
候補 評価 行数 評言
向田邦子
女50歳
6 「才筆だとは思うが、読後感が脆い。」「二十枚は二十枚なりに凝縮した面白さがあってほしいと思ったが、慾張った望みだろうか。」
志茂田景樹
男40歳
11 「山へ入って体験したのかと思ったが、取材だけでこれだけの作品を仕あげた努力には敬服する。熊と闘う場面など、迫真力がある。」
米村晃多郎
男53歳
3 「間違って直木賞の予選作品に入れられたような気がする。」
白石一郎
男48歳
18 「前回に予選作品になっていたら、すんなり該当作になったに違いない。フィクションの人物を中心に、実在した人物をうまく扱い、歴史を背景に幕末の捕鯨業を明確に書いている。一票の差で見送られたのは惜しい。」
中山千夏
女32歳
3 「作者がなにを書こうとしたのか、合点が行かない。」
連城三紀彦
男32歳
4 「フィクションなのかどうかわからないが、これだけでは作者の実力は、はっきりしない。」
赤川次郎
男32歳
0  
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他の選考委員
源氏鶏太
山口瞳
今日出海
阿川弘之
水上勉
五木寛之
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選考委員
今日出海男76歳×各候補作  年齢/枚数の説明
見方・注意点
雄勁と繊細 総行数36 (1行=14字)
候補 評価 行数 評言
向田邦子
女50歳
9 「この繊細にして精確な筆は日本の短篇小説の典型ともいうべきもの」
志茂田景樹
男40歳
17 「一般の社会から隔絶した秘境ともいうべき部落の伝統やら習慣をどうして調べたか、文字通りの力作でもあり、雄勁な筆致、描写力もなかなかのもので、これを推すのに躊躇する人はなかったようだった。」
米村晃多郎
男53歳
0  
白石一郎
男48歳
0  
中山千夏
女32歳
0  
連城三紀彦
男32歳
0  
赤川次郎
男32歳
0  
  「この難関を切り抜けて入賞するのだから、作家も作品も質的に秀れていることは明らかである。これはかかる賞を設定した故菊池寛の夙に願うところで、それには四十年の歳月が必要だったとは、驚くべきことでもある。」
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他の選考委員
源氏鶏太
山口瞳
村上元三
阿川弘之
水上勉
五木寛之
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選考委員
阿川弘之男59歳×各候補作  年齢/枚数の説明
見方・注意点
精神の律動 総行数41 (1行=14字)
候補 評価 行数 評言
向田邦子
女50歳
19 「場面の転換、間の取り方、人物描写、小道具への目くばり、心憎いばかりのわざ(原文傍点)に感服した。」「あざやかとしか申し上げようが無い。この種のうまさ(原文傍点)は、手馴れて来るにつれ、くささ(原文傍点)に化けるのがよくある例であるけれど、それも全く感じさせない。」
志茂田景樹
男40歳
8 「書きこみ書きかさねた力作で、終りの方の数場面には感動する。ただし、書きこみ過ぎて間の取り方を忘れ、説明冗長に、言葉の選びようも粗雑になった点を惜しむ。」
米村晃多郎
男53歳
0  
白石一郎
男48歳
12 「面白かった。史実もしっかり調べてあるようで、これ亦力作だが、作中人物が興奮すると、「た、たいへん」「そ、それは」――みんな必ずどもる癖、私にとっては最大の目ざわりで、何とかやめてもらえぬものかと思った。」
中山千夏
女32歳
0  
連城三紀彦
男32歳
0  
赤川次郎
男32歳
0  
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他の選考委員
源氏鶏太
山口瞳
村上元三
今日出海
水上勉
五木寛之
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選考委員
水上勉男61歳×各候補作  年齢/枚数の説明
見方・注意点
向田さんを推す 総行数63 (1行=14字)
候補 評価 行数 評言
向田邦子
女50歳
35 「抜群の出来上りだと思えた。」「確かな世界がここにある。向田さんの同性を見る視線は、男の私などにもちあわせぬ鋭さだ。表現に、独自の云いまわしがあって、納得がゆく。」「向田さんを推す委員は三名で、志茂田景樹氏の「黄色い牙」推薦の四名と激突して、数の上で敗けた。(引用者中略)向田さんを捨て切れない私たちが、二人授賞へもっていった。」
志茂田景樹
男40歳
27 「この世界は面白かった。」「きけばまったく空想の所産だとか。途方もない作家の出現だろう。」「授賞につよく反対する気はない。ただ向田さんの世界に魅かれたために、私の気持がゆらいだのである。」
米村晃多郎
男53歳
0  
白石一郎
男48歳
0  
中山千夏
女32歳
5 「こんども、「文学をやるぞ」という構えのような肩が気になった。もう少し力をぬいて削りとってほしかった。」
連城三紀彦
男32歳
0  
赤川次郎
男32歳
0  
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他の選考委員
源氏鶏太
山口瞳
村上元三
今日出海
阿川弘之
五木寛之
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選考委員
五木寛之男47歳×各候補作  年齢/枚数の説明
見方・注意点
“さらに厳しく” 総行数47 (1行=14字)
候補 評価 行数 評言
向田邦子
女50歳
18 「力量十分の作家である。」「熱狂的にこれを支持する声も多く、両氏の受賞は自然な流れの結果であったと思う。」
志茂田景樹
男40歳
18 「力量十分の作家である。」「どの選考委員も、その実力を認めておられたし、(引用者中略)、両氏の受賞は自然な流れの結果であったと思う。」
米村晃多郎
男53歳
0  
白石一郎
男48歳
0  
中山千夏
女32歳
0  
連城三紀彦
男32歳
0  
赤川次郎
男32歳
0  
  「かつてのように、受賞、即、多作、という図式は、そろそろ崩れかけているのではあるまいか。またその必要もないだろう。」「選考の対象となる作品を、もっと広く、大胆に取りあげる必要がありはしないか。」「まだまだ、と、いまさら、の二つの枠に押されて、惜しい作品や作家がこの賞の横をかすめて流れ去るのを見ていると、どうも落ち着かないところがある。」
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他の選考委員
源氏鶏太
山口瞳
村上元三
今日出海
阿川弘之
水上勉
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受賞者・作品
向田邦子女50歳×各選考委員 
「花の名前」等
短篇3篇 64
年齢/枚数の説明
見方・注意点
選考委員 評価 行数 評言
源氏鶏太
男68歳
6 「何れも気が利いているが、私には感動が不足しているように思われた。しかし、他の選考委員の話を聞いているうちに納得するところがあった。」
山口瞳
男53歳
40 「特に「かわうそ」が勝れている。嘘つきで情感に乏しく、そのために娘も夫も殺してしまうが、反面、愛嬌、頓智、活力があり、「夏蜜柑の胸」を持つ、そこらへんにいそうな「厚かましいが憎めない」女の典型を、ほとんど完璧に描ききっている。(しかるが故の夫の悲哀!)」「意外にも反対意見が多かったが、それは、小味で、うますぎると見られたためだろう。」「私は『あ・うん』を参考作品として読んだので、文句ナシに推すことができた。」
村上元三
男70歳
6 「才筆だとは思うが、読後感が脆い。」「二十枚は二十枚なりに凝縮した面白さがあってほしいと思ったが、慾張った望みだろうか。」
今日出海
男76歳
9 「この繊細にして精確な筆は日本の短篇小説の典型ともいうべきもの」
阿川弘之
男59歳
19 「場面の転換、間の取り方、人物描写、小道具への目くばり、心憎いばかりのわざ(原文傍点)に感服した。」「あざやかとしか申し上げようが無い。この種のうまさ(原文傍点)は、手馴れて来るにつれ、くささ(原文傍点)に化けるのがよくある例であるけれど、それも全く感じさせない。」
水上勉
男61歳
35 「抜群の出来上りだと思えた。」「確かな世界がここにある。向田さんの同性を見る視線は、男の私などにもちあわせぬ鋭さだ。表現に、独自の云いまわしがあって、納得がゆく。」「向田さんを推す委員は三名で、志茂田景樹氏の「黄色い牙」推薦の四名と激突して、数の上で敗けた。(引用者中略)向田さんを捨て切れない私たちが、二人授賞へもっていった。」
五木寛之
男47歳
18 「力量十分の作家である。」「熱狂的にこれを支持する声も多く、両氏の受賞は自然な流れの結果であったと思う。」
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他の候補作
志茂田景樹
『黄色い牙』
米村晃多郎
「野づらの果て」等
白石一郎
『サムライの海』
中山千夏
「ミセスのアフタヌーン」
連城三紀彦
「戻り川心中」
赤川次郎
「上役のいない月曜日」等
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受賞者・作品
志茂田景樹男40歳×各選考委員 
『黄色い牙』
長篇 635
年齢/枚数の説明
見方・注意点
選考委員 評価 行数 評言
源氏鶏太
男68歳
12 「マタギの世界を描いて、その人情、風習、環境をどうして調べたのかを感じさせない程、見事にとらえている。」「主人公が次第に成長して、まことに魅力ある人物となっていくところにも興味を感じた。独特の才能の持主として、嘱望される。」
山口瞳
男53歳
18 「次々と出てくるマタギだけの言葉が、自然に効果的に使われているのにまず感心した。」「恋愛、冒険、闘争に種々の社会問題をからませた上々の娯楽小説であり、私はわくわくしながら一気に読み通してしまった。」
村上元三
男70歳
11 「山へ入って体験したのかと思ったが、取材だけでこれだけの作品を仕あげた努力には敬服する。熊と闘う場面など、迫真力がある。」
今日出海
男76歳
17 「一般の社会から隔絶した秘境ともいうべき部落の伝統やら習慣をどうして調べたか、文字通りの力作でもあり、雄勁な筆致、描写力もなかなかのもので、これを推すのに躊躇する人はなかったようだった。」
阿川弘之
男59歳
8 「書きこみ書きかさねた力作で、終りの方の数場面には感動する。ただし、書きこみ過ぎて間の取り方を忘れ、説明冗長に、言葉の選びようも粗雑になった点を惜しむ。」
水上勉
男61歳
27 「この世界は面白かった。」「きけばまったく空想の所産だとか。途方もない作家の出現だろう。」「授賞につよく反対する気はない。ただ向田さんの世界に魅かれたために、私の気持がゆらいだのである。」
五木寛之
男47歳
18 「力量十分の作家である。」「どの選考委員も、その実力を認めておられたし、(引用者中略)、両氏の受賞は自然な流れの結果であったと思う。」
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他の候補作
向田邦子
「花の名前」等
米村晃多郎
「野づらの果て」等
白石一郎
『サムライの海』
中山千夏
「ミセスのアフタヌーン」
連城三紀彦
「戻り川心中」
赤川次郎
「上役のいない月曜日」等
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候補者・作品
米村晃多郎男53歳×各選考委員 
「野づらの果て」等
短篇集(一部)3篇 244
年齢/枚数の説明
見方・注意点
選考委員 評価 行数 評言
源氏鶏太
男68歳
4 「三作のうち「赤蝦夷松」は、人間の生涯を感じさせる深さがあり、殊に最後が感動的であった。」
山口瞳
男53歳
0  
村上元三
男70歳
3 「間違って直木賞の予選作品に入れられたような気がする。」
今日出海
男76歳
0  
阿川弘之
男59歳
0  
水上勉
男61歳
0  
五木寛之
男47歳
0  
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他の候補作
向田邦子
「花の名前」等
志茂田景樹
『黄色い牙』
白石一郎
『サムライの海』
中山千夏
「ミセスのアフタヌーン」
連城三紀彦
「戻り川心中」
赤川次郎
「上役のいない月曜日」等
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候補者・作品
白石一郎男48歳×各選考委員 
『サムライの海』
長篇 973
年齢/枚数の説明
見方・注意点
選考委員 評価 行数 評言
源氏鶏太
男68歳
10 「高点をつけた。」「高島秋帆の三男の数奇な運命を描いたものであるが、(引用者中略)飽かせずに読ませた。この人の実績から考えても授賞にしたかったのだが、大方の賛同を得られなかったのは残念であった。」
山口瞳
男53歳
0  
村上元三
男70歳
18 「前回に予選作品になっていたら、すんなり該当作になったに違いない。フィクションの人物を中心に、実在した人物をうまく扱い、歴史を背景に幕末の捕鯨業を明確に書いている。一票の差で見送られたのは惜しい。」
今日出海
男76歳
0  
阿川弘之
男59歳
12 「面白かった。史実もしっかり調べてあるようで、これ亦力作だが、作中人物が興奮すると、「た、たいへん」「そ、それは」――みんな必ずどもる癖、私にとっては最大の目ざわりで、何とかやめてもらえぬものかと思った。」
水上勉
男61歳
0  
五木寛之
男47歳
0  
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他の候補作
向田邦子
「花の名前」等
志茂田景樹
『黄色い牙』
米村晃多郎
「野づらの果て」等
中山千夏
「ミセスのアフタヌーン」
連城三紀彦
「戻り川心中」
赤川次郎
「上役のいない月曜日」等
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候補者・作品
中山千夏女32歳×各選考委員 
「ミセスのアフタヌーン」
中篇 233
年齢/枚数の説明
見方・注意点
選考委員 評価 行数 評言
源氏鶏太
男68歳
7 「登場人物が多すぎているのと、肩に力の入った文章のために、作者が狙ったであろう面白さが感じられなかった。」
山口瞳
男53歳
0  
村上元三
男70歳
3 「作者がなにを書こうとしたのか、合点が行かない。」
今日出海
男76歳
0  
阿川弘之
男59歳
0  
水上勉
男61歳
5 「こんども、「文学をやるぞ」という構えのような肩が気になった。もう少し力をぬいて削りとってほしかった。」
五木寛之
男47歳
0  
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他の候補作
向田邦子
「花の名前」等
志茂田景樹
『黄色い牙』
米村晃多郎
「野づらの果て」等
白石一郎
『サムライの海』
連城三紀彦
「戻り川心中」
赤川次郎
「上役のいない月曜日」等
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候補者・作品
連城三紀彦男32歳×各選考委員 
「戻り川心中」
短篇 94
年齢/枚数の説明
見方・注意点
選考委員 評価 行数 評言
源氏鶏太
男68歳
6 「モデルがあるのかと思って読んだのだが、創作と聞かされて、その才能に感心した。二重の推理になっているのだが、ぜんたいとしてやや古風であった。」
山口瞳
男53歳
0  
村上元三
男70歳
4 「フィクションなのかどうかわからないが、これだけでは作者の実力は、はっきりしない。」
今日出海
男76歳
0  
阿川弘之
男59歳
0  
水上勉
男61歳
0  
五木寛之
男47歳
0  
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他の候補作
向田邦子
「花の名前」等
志茂田景樹
『黄色い牙』
米村晃多郎
「野づらの果て」等
白石一郎
『サムライの海』
中山千夏
「ミセスのアフタヌーン」
赤川次郎
「上役のいない月曜日」等
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候補者・作品
赤川次郎男32歳×各選考委員 
「上役のいない月曜日」等
短篇集(一部)3篇 258
年齢/枚数の説明
見方・注意点
選考委員 評価 行数 評言
源氏鶏太
男68歳
4 「三作のうち、「徒歩十五分」がいちばんよかったのだが、何としても軽過ぎた。」
山口瞳
男53歳
0  
村上元三
男70歳
0  
今日出海
男76歳
0  
阿川弘之
男59歳
0  
水上勉
男61歳
0  
五木寛之
男47歳
0  
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他の候補作
向田邦子
「花の名前」等
志茂田景樹
『黄色い牙』
米村晃多郎
「野づらの果て」等
白石一郎
『サムライの海』
中山千夏
「ミセスのアフタヌーン」
連城三紀彦
「戻り川心中」
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