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第83回
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Last Update[H26]2014/6/20

志茂田景樹
Shimoda Kageki
生没年月日【注】 昭和15年/1940年3月25日~
受賞年齢 40歳3ヵ月
経歴 本名=下田忠男。静岡県生まれ。中央大学法学部卒。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第13回オール讀物推理小説新人賞(昭和49年/1974年)「朝の断崖」境忠雄名義
  • |候補| 第45回オール讀物新人賞(昭和49年/1974年下期)「偶像の護衛者」境忠雄名義
  • |候補| 第46回オール讀物新人賞(昭和50年/1975年上期)「大寄進」下田忠男名義
  • |候補| 第47回オール讀物新人賞(昭和50年/1975年下期)「虚構の覇者」下田忠男名義
  • 第27回小説現代新人賞(昭和51年/1976年下期)「やっとこ探偵」
  • 第83回直木賞(昭和55年/1980年上期)『黄色い牙』
  • 第4回日本文芸大賞(昭和59年/1984年)『汽笛一聲』
  • 第3回日本文芸家クラブ大賞[特別賞](平成6年/1994年)
サイト内リンク 直木賞受賞作全作読破への道Part5
備考
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きいろ きば
黄色い 牙』(昭和55年/1980年4月・講談社刊)
媒体・作品情報
印刷/発行年月日 発行 昭和55年/1980年4月25日(第1刷)
測定媒体発行年月日 発行 昭和55年/1980年7月28日(第2刷)
発行者等 発行者 野間省一 印刷所 豊国印刷株式会社 製本所 大製株式会社
発行所 株式会社講談社(東京都) 形態 四六判 上製
装幀/装画等 装幀 原田維夫
総ページ数 225 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
25字
×23行
×2段
本文ページ 5~225
(計221頁)
測定枚数 635
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書誌
>>昭和57年/1982年10月・講談社/講談社文庫『黄色い牙』
>>昭和60年/1985年4月・埼玉福祉会/大活字本シリーズ『黄色い牙』(上)(下)
>>平成8年/1996年11月・Kiba book刊『黄色い牙』
>>平成14年/2002年11月・Kiba book刊『黄色い牙』[改訂版]
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候補者 志茂田景樹 男40歳
選考委員 評価 行数 評言
源氏鶏太
男68歳
12 「マタギの世界を描いて、その人情、風習、環境をどうして調べたのかを感じさせない程、見事にとらえている。」「主人公が次第に成長して、まことに魅力ある人物となっていくところにも興味を感じた。独特の才能の持主として、嘱望される。」
山口瞳
男53歳
18 「次々と出てくるマタギだけの言葉が、自然に効果的に使われているのにまず感心した。」「恋愛、冒険、闘争に種々の社会問題をからませた上々の娯楽小説であり、私はわくわくしながら一気に読み通してしまった。」
村上元三
男70歳
11 「山へ入って体験したのかと思ったが、取材だけでこれだけの作品を仕あげた努力には敬服する。熊と闘う場面など、迫真力がある。」
今日出海
男76歳
17 「一般の社会から隔絶した秘境ともいうべき部落の伝統やら習慣をどうして調べたか、文字通りの力作でもあり、雄勁な筆致、描写力もなかなかのもので、これを推すのに躊躇する人はなかったようだった。」
阿川弘之
男59歳
8 「書きこみ書きかさねた力作で、終りの方の数場面には感動する。ただし、書きこみ過ぎて間の取り方を忘れ、説明冗長に、言葉の選びようも粗雑になった点を惜しむ。」
水上勉
男61歳
27 「この世界は面白かった。」「きけばまったく空想の所産だとか。途方もない作家の出現だろう。」「授賞につよく反対する気はない。ただ向田さんの世界に魅かれたために、私の気持がゆらいだのである。」
五木寛之
男47歳
18 「力量十分の作家である。」「どの選考委員も、その実力を認めておられたし、(引用者中略)、両氏の受賞は自然な流れの結果であったと思う。」
選評出典:『オール讀物』昭和55年/1980年10月号
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文量
長篇
章立て
「陽炎の里」「巻狩りの始末」「幸玉の契り」「シカリの継承」「猟場の敵」「風雪の彼方」「鉱山の毒」「渡り熊」「冥い平和」「地割れ」「旅マタギ」「吹雪の遭遇」
時代設定 場所設定
大正~昭和初期  秋田県
登場人物
佐藤継憲(若きマタギの統領)
さと(秋田市郵便局の娘、のち継憲の妻)
継三郎(継憲の父、マタギの統領)
八重(マタギ長五郎の娘)
辰吉(マタギ、八重の夫、反抗者)




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