生没年月日【注】 | 昭和13年/1938年9月14日~昭和60年/1985年1月4日 | |
経歴 | 本名=金廣正(キム・クァンジョン)。別読み=キム・ハギョン。群馬県生まれ。東京大学大学院化学系研究科博士課程中退。在日朝鮮人二世。昭和41年/1966年、文藝賞を受賞し作家デビュー。昭和60年/1985年自殺。 | |
受賞歴・候補歴 | ||
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備考 | 作家名の読み方について、当サイトでは「キム・ハギョン」を採用していました。 しかし作家本人のエッセイ「一匹の羊」(昭和47年/1972年7月・河出書房新社刊『新鋭作家叢書 金鶴泳』所収)に以下のような記述があります。 「私は、自分の名前に読み仮名をふさねばならないとき、「きんかくえい」とふることにしている。(中略)「金鶴泳」は、朝鮮語では「キムハギョン」と発音するのだが、私が敢えて「きんかくえい」と仮名をふるのは、朝鮮式の姓名を、そのように日本式に読むのが何か自分という人間の、内実を象徴しているようでふさわしいと思うからである。」 また、当サイトでは極力、候補時の情報を活かしたいと考えています。 当時の著書に付された著者略歴では「きん・かくえい」と読みが振られていることも考えて、 読みを修正しました。ここにお断りしておきます。 (2012.11.4記) |
「石の道」(『季刊藝術』27号[昭和48年/1973年10月])媒体・作品情報
書誌 昭和49年/1974年5月・講談社刊『文学1974』所収
昭和49年/1974年12月・河出書房新社刊『石の道』所収
昭和61年/1986年1月・作品社刊『金鶴泳作品集成』所収
平成13年/2001年1月・群馬県立土屋文明記念文学館刊『群馬文学全集 第19巻 現代作家集』所収
平成16年/2004年7月・クレイン刊『凍える口―金鶴泳作品集』所収
平成18年/2006年6月・勉誠出版刊『〈在日〉文学全集 第6巻 金鶴泳』所収
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「夏の亀裂」(『文學界』昭和49年/1974年6月号)媒体・作品情報
書誌 昭和49年/1974年12月・河出書房新社刊『石の道』所収
平成16年/2004年7月・クレイン刊『凍える口―金鶴泳作品集』所収
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「冬の光」(『文藝』昭和51年/1976年11月号)媒体・作品情報
書誌 昭和53年/1978年9月・文藝春秋刊『鑿』所収
昭和61年/1986年1月・作品社刊『金鶴泳作品集成』所収
平成16年/2004年7月・クレイン刊『凍える口―金鶴泳作品集』所収
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「鑿(のみ)」(『文學界』昭和53年/1978年6月号)媒体・作品情報
書誌 昭和53年/1978年9月・文藝春秋刊『鑿』所収
昭和61年/1986年1月・作品社刊『金鶴泳作品集成』所収
平成16年/2004年7月・クレイン刊『凍える口―金鶴泳作品集』所収
平成18年/2006年6月・勉誠出版刊『〈在日〉文学全集 第6巻 金鶴泳』所収
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