芥川賞のすべて・のようなもの
第79回
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Last Update[H26]2014/6/20

高橋三千綱
Takahashi Michitsuna
生没年月日【注】 昭和23年/1948年1月5日~
受賞年齢 30歳6ヵ月
経歴 大阪府豊中市生まれ、東京育ち。早稲田大学英文科中退。小学生時代に子役としてテレビ・映画に出演。高校卒業後にアメリカで3年間を過ごす。大学中退後、昭和48年/1973年に東京スポーツ新聞社入社、記者として活動。そのかたわら創作を続ける。昭和50年/1975年退社。
受賞歴・候補歴
  • 第17回群像新人文学賞[小説部門](昭和49年/1974年)「退屈しのぎ」
  • |候補| 第77回芥川賞(昭和52年/1977年上期)「五月の傾斜」
  • 第79回芥川賞(昭和53年/1978年上期)「九月の空」
  • |候補| 第11回中山義秀文学賞(平成17年/2005年)『空の剣』
備考
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芥川賞 第77回候補  一覧へ

ごがつ けいしゃ
五月の 傾斜」(『文藝』昭和52年/1977年6月号)
媒体・作品情報
誌名 「文藝」
巻号 第16巻 第6号  別表記6月号
印刷/発行年月日 発行 昭和52年/1977年6月1日
発行者等 編集者 寺田 博 発行者 佐藤晧三 印刷者 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社河出書房新社(東京都)
総ページ数 296 表記上の枚数 目次 105枚 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×24行
×2段
本文ページ 58~94
(計37頁)
測定枚数 108
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書誌
>>昭和53年/1978年8月・河出書房新社刊『九月の空』所収
>>昭和54年/1979年5月・角川書店/角川文庫『九月の空』所収
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候補者 高橋三千綱 男29歳
選考委員 評価 行数 評言
丹羽文雄
男72歳
0  
中村光夫
男66歳
0  
永井龍男
男73歳
3 「若さ、群集を書きまくるエネルギーに将来性を感じた。」「爽快であった」
大江健三郎
男42歳
11 「氏のこれまでのいかなる作品よりも、作者と主人公との距離が安定して、完成度も力もあった。」「このように構想の奥行きをはっきりさせながら創作をかさねてゆくことで、氏がひとつの飛躍をとげることはありえよう。」
吉行淳之介
男53歳
0  
瀧井孝作
男83歳
0  
井上靖
男70歳
0  
安岡章太郎
男57歳
0  
遠藤周作
男54歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第十一巻』昭和57年/1982年12月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和52年/1977年9月号)
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芥川賞 第79受賞  一覧へ

くがつ そら
九月の 空」(『文藝』昭和53年/1978年1月号)
媒体・作品情報
誌名 「文藝」
巻号 第17巻 第1号  別表記1月特大号
印刷/発行年月日 発行 昭和53年/1978年1月1日
発行者等 編集者 金田太郎 発行者 佐藤晧三 印刷者 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社河出書房新社(東京都)
総ページ数 360 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×24行
×2段
本文ページ 220~258
(計39頁)
測定枚数 114
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書誌
>>昭和53年/1978年8月・河出書房新社刊『九月の空』所収
>>『文藝春秋』昭和53年/1978年9月号
>>昭和54年/1979年4月・講談社刊『文学1979』所収
>>昭和54年/1979年5月・角川書店/角川文庫『九月の空』所収
>>昭和58年/1983年1月・文藝春秋刊『芥川賞全集 第12巻』所収
>>平成13年/2001年12月・リブリオ出版/大きな活字で読みやすい本『ラブミーワールド 第3巻 純愛の行方』所収
>>平成16年/2004年2月・リブリオ出版/大きな活字で読みやすい本『恋愛小説・名作集成 第3巻 純愛の行方』所収
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候補者 高橋三千綱 男30歳
選考委員 評価 行数 評言
丹羽文雄
男73歳
3 「当選は、大体予想されていた。」「今後を期待する」
中村光夫
男67歳
10 「題名通り、初秋の空のように爽やかな小説です。思春期を扱って厭味でなく、いわゆる青春小説が文学になり得た稀な例でしょう。」「とくに前半の少年の友情を描いた部分はすぐれていますが、後半に少女が登場すると急に筆がみだれて、興を削がれます。」
大江健三郎
男43歳
11 「あえて僕はここに、前作にくらべてあきらかな方法の意識の深まりを見る。」「僕はこの一篇が作者の構想とは別に、独立した短篇と読みとりうるものとみなして、この作品を推した。」
開高健
男47歳
3 「悪くはないけれど支持熱は消極的だというのが、私の立場である。」
安岡章太郎
男58歳
10 「何ということもない高校生の感情が剣道の試合をつうじて描かれているだけのものだが、その仕上りは爽やかである。しかし高校生同士の会話に、テレビドラマのセリフを繰り返しているような常套句が多いのは、或る程度止むを得ないことだろうが、地の文章にもそれは影響をあたえており、全体の印象は稀薄である。」
吉行淳之介
男54歳
6 「以前に候補になった「五月の傾斜」の続篇といえるものだが、作家としての力が増し、彫りの深い作品になった。」「さまざまなタイプの少年を描くことによって、男性の思春期というものを追究し、その本質がいつの時代にも変らないことを示したのは、手柄である。」
丸谷才一
男52歳
2 「格別の感想が浮ばなかつた。」
瀧井孝作
男84歳
12 「剣道の試合の描写もしっかりしてうまいが、それに女学生が出てくると匂うように花やかで、うまい短篇に仕立ててある。私は、よい作家が出てきたと注目した。」
遠藤周作
男55歳
8 「これまでの氏の作品より優れていて、読後、あと味のいい小説だった。」「ひねくりまわした疎外小説やしらけ小説が多い昨今、好感が持てる作品だ。」
井上靖
男71歳
7 「銓衡の席上で、誰かが青春を、青春の時点で書いていると言っていたと思うが、確かにそういう作品だと思う。汚れのないのびのびとした筆である。」
選評出典:『芥川賞全集 第十二巻』昭和58年/1983年1月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和53年/1978年9月号)
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