芥川賞のすべて・のようなもの
第81回
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Last Update[H26]2014/8/4

村上春樹
Murakami Haruki
生没年月日【注】 昭和24年/1949年1月12日~
経歴 京都府京都市生まれ、兵庫県西宮市・芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部卒。在学中にジャズ喫茶を開業。昭和54年/1979年に作家デビュー。
受賞歴・候補歴
  • 第22回群像新人文学賞[小説部門](昭和54年/1979年)「風の歌を聴け」
  • |候補| 第81回芥川賞(昭和54年/1979年上期)「風の歌を聴け」
  • |候補| 第1回野間文芸新人賞(昭和54年/1979年)『風の歌を聴け』
  • |候補| 第83回芥川賞(昭和55年/1980年上期)「一九七三年のピンボール」
  • |候補| 第2回野間文芸新人賞(昭和55年/1980年)『1973年のピンボール』
  • 第4回野間文芸新人賞(昭和57年/1982年)『羊をめぐる冒険』
  • 第21回谷崎潤一郎賞(昭和60年/1985年)『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
  • 第23回新風賞(昭和63年/1988年)『ノルウェイの森』
  • |候補| 第17回川端康成文学賞(平成2年/1990年)「TVピープル」
  • 第47回読売文学賞[小説賞](平成7年/1995年)『ねじまき鳥クロニクル』
  • 第2回桑原武夫学芸賞(平成11年/1999年)『約束された場所で―underground 2』
  • フランツ・カフカ賞(平成18年/2006年)
  • フランク・オコナー国際短編賞(平成18年/2006年)
  • |候補| 第32回川端康成文学賞(平成18年/2006年)「ハナレイ・ベイ」
  • 朝日賞(平成18年/2006年度)"世界各国で翻訳され、若い読者を中心に同時代の共感を呼んだ文学的功績"
  • 第1回早稲田大学坪内逍遙大賞(平成19年/2007年)
  • エルサレム賞(平成21年/2009年)
  • 第63回毎日出版文化賞[文学・芸術部門](平成21年/2009年)『1Q84』BOOK1.BOOK2
  • 第44回新風賞(平成21年/2009年)『1Q84』BOOK1.BOOK2
  • |第10位| 第7回2010年本屋大賞(平成22年/2010年)『1Q84』BOOK1.BOOK2
  • |候補| 第3回2010大学読書人大賞(平成22年/2010年)『1Q84』BOOK1.BOOK2
個人全集 『村上春樹全作品』1979~1989=全8巻、1990~2000=全7巻(平成2年/1990年5月~平成3年/1991年7月、平成14年/2002年11月~平成15年/2003年11月・講談社刊)
備考
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芥川賞 第81回候補  一覧へ

かぜ うた
風の 歌を 聴け」(『群像』昭和54年/1979年6月号)
媒体・作品情報
誌名 「群像」
巻号 第34巻 第6号  別表記6月特大号
印刷/発行年月日 印刷 昭和54年/1979年5月5日 発行 昭和54年/1979年6月1日
発行者等 編集人 橋中雄二 発行人 三木 章 印刷人 澤村嘉一 印刷所 凸版印刷株式会社
発行所 株式会社講談社(東京都)
総ページ数 324 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×22行
×2段
本文ページ 6~73
(計68頁)
測定枚数 189
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書誌
>>昭和54年/1979年7月・講談社刊『風の歌を聴け』
>>昭和57年/1982年7月・講談社/講談社文庫『風の歌を聴け』
>>平成2年/1990年5月・講談社刊『村上春樹全作品1979~1989 1 風の歌を聴け・1973年のピンボール』所収
>>平成16年/2004年9月・講談社/講談社文庫『風の歌を聴け』
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候補者 村上春樹 男30歳
選考委員 評価 行数 評言
井上靖
男72歳
0  
開高健
男48歳
0  
丹羽文雄
男74歳
0  
丸谷才一
男53歳
5 「アメリカ小説の影響を受けながら自分の個性を示さうとしてゐます。」「もしこれが単なる模倣なら、文章の流れ方がこんなふうに淀みのない調子ではゆかないでせう。それに、作品の柄がわりあひ大きいやうに思ふ。」
安岡章太郎
男59歳
0  
瀧井孝作
男85歳
7 「このような架空の作りものは、作品の結晶度が高くなければ駄目だが、これはところどころ薄くて、吉野紙の漉きムラのようなうすく透いてみえるところがあった。しかし、異色のある作家のようで、私は長い眼で見たいと思った。」
中村光夫
男68歳
0  
吉行淳之介
男55歳
7 「芥川賞というのは新人をもみくちゃにする賞で、それでもかまわないと送り出してもよいだけの力は、この作品にはない。この作品の持味は素材が十年間の醗酵の上に立っているところで、もう一作読まないと、心細い。」
遠藤周作
男56歳
12 「憎いほど計算した小説である。しかし、この小説は反小説の小説と言うべきであろう。そして氏が小説のなかからすべての意味をとり去る現在流行の手法がうまければうまいほど私には「本当にそんなに簡単に意味をとっていいのか」という気持にならざるをえなかった。」
大江健三郎
男44歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第十二巻』昭和58年/1983年1月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和54年/1979年9月号)
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ねん
「一九七三 年のピンボール」(『群像』昭和55年/1980年3月号)
媒体・作品情報
誌名 「群像」
巻号 第35巻 第3号  別表記3月特大号
印刷/発行年月日 印刷 昭和55年/1980年2月5日 発行 昭和55年/1980年3月1日
発行者等 編集人 橋中雄二 発行人 三木 章 印刷人 澤村嘉一 印刷所 凸版印刷株式会社
発行所 株式会社講談社(東京都)
総ページ数 356 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×22行
×2段
本文ページ 6~95
(計90頁)
測定枚数 248
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書誌
>>昭和55年/1980年6月・講談社刊『1973年のピンボール』
>>昭和58年/1983年9月・講談社/講談社文庫『1973年のピンボール』
>>平成2年/1990年5月・講談社刊『村上春樹全作品1979~1989 1 風の歌を聴け・1973年のピンボール』所収
>>平成16年/2004年11月・講談社/講談社文庫『1973年のピンボール』
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候補者 村上春樹 男31歳
選考委員 評価 行数 評言
丸谷才一
男54歳
16 「よいと思つた」「古風な誠実主義をからかひながら自分の青春の実感である喪失感や虚無感を示さうとしたものでせう。ずいぶん上手になつたと感心しましたが、大事な仕掛けであるピンボールがどうもうまくきいてゐない。」
大江健三郎
男45歳
14 「三篇(引用者注:「闇のヘルペス」「一九七三年のピンボール」「羽ばたき」)のいずれが入賞しても不満でないと考えていたが、またそれらいずれにも積極的に賞へと推すことにはなにか不充分な思いが残るのでもあった。」「前作につなげて、カート・ヴォネガットの直接の、またスコット・フィッツジェラルドの間接の、影響・模倣が見られる。しかし他から受けたものをこれだけ自分の道具として使いこなせるということは、それはもう明らかな才能というほかにないであろう。」
吉行淳之介
男56歳
6 「おもしろかった。」「この時代に生きる二十四歳の青年の感性と知性がよく描かれていた。」「(引用者注:同棲している)双子の存在感をわざと稀薄にして描いているところなど、長い枚数を退屈せずに読んだ。」
瀧井孝作
男86歳
8 「筋のない小説で、夢のようなものだ。主人公は英語とフランス語の飜訳事務所を開いているとあるが、生活は何も書いてない。」
中村光夫
男69歳
14 「ひとりでハイカラぶつてふざけてゐる青年を、彼と同じやうに、いい気で安易な筆づかひで描いても、彼の内面の挙止は一向に伝達されません。現代のアメリカ化した風俗(引用者中略)を風俗しか見えぬ浅薄な眼で捕へてゐては、文学は生れ得ない、才能はある人らしいが惜しいことだと思ひます。」
遠藤周作
男57歳
2 「予想通り(引用者中略)最後まで残った。」
井上靖
男73歳
11 「新しい文学の分野を拓こうという意図の見える唯一の作品で、部分的にはうまいところもあれば、新鮮なものも感じさせられるが、しかし、総体的に見て、感性がから廻りしているところが多く、書けているとは言えない。」
丹羽文雄
男75歳
0  
開高健
男49歳
0  
安岡章太郎
男60歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第十二巻』昭和58年/1983年1月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和55年/1980年9月号)
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