生没年月日【注】 | 昭和6年/1931年1月7日~令和3年/2021年4月3日 | |
受賞年齢 | 37歳0ヵ月 | |
経歴 | 本名=河上雄三。東京生まれ。横浜高商卒。 | |
受賞歴・候補歴 | ||
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処女作 | 「光と影」(昭和35年/1960年) | |
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『風塵地帯』(昭和41年/1966年9月・三一書房/三一新書)媒体・作品情報
書誌 昭和46年/1971年2月・集英社/コンパクト・ブックス『風塵地帯』
昭和48年/1973年☆月・角川書店/角川文庫『風塵地帯』
昭和57年/1982年4月・中央公論社/中公文庫『風塵地帯』
平成6年/1994年5月・埼玉福祉会/大活字本シリーズ『風塵地帯』(上)(下)
平成7年/1995年11月・双葉社/双葉文庫 日本推理作家協会賞受賞作全集21『風塵地帯』
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『閃光の遺産』
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作品名 別表記 | 奥付 ルビ有り「せんこう」「いさん」 | ||||
印刷/発行年月日 | 発行 昭和42年/1967年2月28日(第1刷) | ||||
発行者等 | 発行者 鈴木敏夫 印刷所 凸版印刷株式会社 製本所 藤田製本株式会社 表紙 責任監修・解説 松本清張 | ||||
発行所 | 読売新聞社(東京都) | 形態 | 四六判 並製 | ||
装幀/装画等 | 装丁 重原保男 | ||||
総ページ数 | 302 | 表記上の枚数 | ― | 基本の文字組 (1ページ当り) |
44字 ×17行 ×1段 |
本文ページ | 9~291 (計283頁) |
測定枚数 | 480枚 |
書誌
書下ろし
昭和45年/1970年☆月・報知新聞社刊『閃光の遺産』
昭和49年/1974年☆月・角川書店/角川文庫『閃光の遺産』
昭和58年/1983年10月・文藝春秋/文春文庫『閃光の遺産』
平成12年/2000年4月・埼玉福祉会/大活字本シリーズ『閃光の遺産』(上)(下)
候補者 三好徹 36歳 | ||||
選考委員 | 評価 | 行数 | 評言 | |
石坂洋次郎 | 67歳 |
― | 0 | |
川口松太郎 | 67歳 |
― | 0 | |
源氏鶏太 | 55歳 |
△ | 6 | 「別に「追いつめる」があったので損をしたようだ。力量からいって直木賞を貰っておかしくない作品である。」 |
村上元三 | 57歳 |
△ | 7 | 「導入部のうまさなどは感服した。しかし、遺産をうける候補者が三人になるあたりから、少し混迷している。」 |
海音寺潮五郎 | 65歳 |
― | 0 | |
今日出海 | 63歳 |
■ | 8 | 「前作の「風塵地帯」の方が新鮮だったように思う。多作家は時に結構に弛みを見せることがある。その辺を選者は指摘するのではないだろうか。」 |
中山義秀 | 66歳 |
― | 0 | |
柴田錬三郎 | 50歳 |
■ | 7 | 「この作者は、前回候補作の方が、はるかによかった。もし、「風塵地帯」が今回であったら、あるいは受賞していたかも知れない。」 |
水上勉 | 48歳 |
― | 0 | |
松本清張 | 57歳 |
□ | 7 | 「前回の候補作よりもいい。ただ、トリックとはいえ、人名の人間関係が複雑すぎた。」「三好氏は一作ごとに仕事がていねいになっている。」 |
選評出典:『オール讀物』昭和42年/1967年10月号 |
文量 | |
長篇 | |
章立て | |
「第一章」~「第八章」 | |
時代設定 | 場所設定 |
[同時代] | 広島県 |
登場人物 | |
●海野公一(興信所の調査員) ●澄本菊平(大事業家) ●室吉銀次郎(澄本興業代表) ●大竹光夫(パチンコ店店員、殺人事件の被害者) ●倉高光男(バーのバーテン) ●大滝光雄(クリーニング店勤務) ●澄本加奈子(菊平の娘) ●赤木(県警本部捜査一課の警部) |
「聖少女」(『別冊文藝春秋』101号[昭和42年/1967年9月])媒体・作品情報
書誌 『オール讀物』昭和43年/1968年4月号
昭和43年/1968年3月・文藝春秋刊『聖少女』所収
昭和51年/1976年5月・文藝春秋/文春文庫『聖少女』所収
平成17年/2005年7月・メディアファクトリー刊『消えた直木賞 男たちの足音編』所収
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