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第44回
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Last Update[H26]2014/6/20

寺内大吉
Terauchi Daikichi
生没年月日【注】 大正10年/1921年10月6日~平成20年/2008年9月6日
受賞年齢 39歳3ヵ月
経歴 本名=成田有恒(ナリタ・ユウコウ)。東京生まれ。大正大学宗教学部卒。浄土宗大本山増上寺第87世法主。
受賞歴・候補歴
処女作 「逢春門」(昭和30年/1955年)
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備考
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直木賞 第44受賞  一覧へ

ねんぶつ
「はぐれ 念仏」(『近代説話』5集[昭和35年/1960年7月])
媒体・作品情報
誌名 「近代説話」  別表記表紙 「近代話」 表紙 「文芸雑誌」併記
巻号 第5集
作品名 別表記 目次 「はぐれ念仏」 本文 「はぐれ念佛」
印刷/発行年月日 印刷 昭和35年/1960年7月10日 発行 昭和35年/1960年7月15日
発行者等 編集兼発行人 寺内大吉 印刷所 精文堂印刷株式会社
発行所 近代説話刊行会(東京都)
総ページ数 1166 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
20字
×25行
×3段
本文ページ 65~90
(計26頁)
測定枚数 94
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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書誌
>>『文藝春秋』昭和36年/1961年3月号
>>昭和36年/1961年3月・文藝春秋新社刊『はぐれ念仏』所収
>>平成16年/2004年11月・学習研究社/学研M文庫『はぐれ念仏』所収
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候補者 寺内大吉 男39歳
選考委員 評価 行数 評言
中山義秀
男60歳
19 「叙述が粗雑で人間の描写も手軽にかたづけられている。しかし何か、ずしりと愬えてくるものがある。」
木々高太郎
男63歳
11 「宗門のキタナイところをついた作品で、十分にユーモアもある。」「どうしてこれだけ書ければ、宗門以外のキタナイことも十分書ける人であると僕は信じた。」
大佛次郎
男63歳
6 「批評もあって面白かった。ただ、平明を狙ったのか、安易な書き方になっているので、腰が浮いて、読んで抵抗がないのが、欠点である。」
村上元三
男50歳
13 「ずいぶん苦労をして、さらりと書き流した風に小説を書いている腕前は、ただの小器用さではない」「これからはあまり品のよくない作品は書かないでほしい。」
源氏鶏太
男48歳
10 「読んでいて胸のすくような面白さを感じさせられた。」「かりに難をいえば、シリーズ物になっているために、尼さんである秀蓮さんに注ぐべき力が軽くなっていることであろう。」
小島政二郎
男66歳
6 「面白さに、心理の裏打ちがないのがこの作品をただの滑稽小説にしてしまった。」
川口松太郎
男61歳
14 「此の作者は真剣に小説と取り組む態度に欠けているという意見が多く、」「私自身は(引用者中略)不満なのだが、(引用者中略)大成する素質を持っていると信じて一票ずつを投じた。」
海音寺潮五郎
男59歳
19 「この人の作品は以前から読んで、感心している。」「驚嘆すべき才気である。この才を大事にして下さい。」
吉川英治
男68歳
26 「この戯画風な一テーマはなかなか捨て難い現代宗教への皮肉やら社会本能の課題をもふくんでいて、やはりこんどの候補数篇のうちでは嶄然と独自な境地を持っているものといってはばかるまい。」「私はこれを第一に推した。」
選評出典:『オール讀物』昭和36年/1961年4月号
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文量
短篇
章立て
「一」~「十五」
時代設定 場所設定
[同時代]  南伊豆~東京
登場人物
ぼく(語り手、小心寺住職、念仏宗山ノ手組の若手)
北条三来(元禄寺住職、宗会議員に立候補)
天正院(山ノ手組の若手、競馬好き)
秀蓮(尼僧)
和田僧正(元和寺住職、秀蓮の旦那)




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