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第38回
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Last Update[H26]2014/6/21

小田武雄
Oda Takeo
生没年月日【注】 大正2年/1913年12月23日~昭和59年/1984年11月27日
経歴 愛媛県松山市港町生まれ。九州帝国大学経済学部卒。会社員、教員を経て文筆生活に入る。
受賞歴・候補歴
備考
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直木賞 第38回候補  一覧へ

かみすきふどき
紙漉風土記」(『オール讀物』昭和32年/1957年12月号)
媒体・作品情報
誌名 「オール讀物」  別表記表紙 「文藝春秋」併記
巻号 第12巻 第12号  別表記12月号
作品名 別表記 本文 ルビ有り「かみすきふどき」
印刷/発行年月日 印刷 昭和32年/1957年11月20日 発行 昭和32年/1957年12月1日
発行者等 編集人 小野詮造 発行人 池島信 印刷人 柳川太郎 印刷所 凸版印刷株式会社
発行所 文藝春秋新社(東京都)
装幀/装画等  土井 榮
総ページ数 328 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
20字
×26行
×3段
本文ページ 172~193
(計22頁)
測定枚数 74
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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書誌
>>昭和33年/1958年9月・東京文芸社刊『代表作時代小説 昭和三十三年度』所収
>>昭和33年/1958年12月・穂高書房/現代新人傑作選集『うぐいす』所収
>>昭和52年/1977年3月・講談社/講談社文庫『雲流るる城下町 歴史ロマン傑作選』所収
>>昭和53年/1978年7月・東京文芸社刊『代表作時代小説 第四巻』[普及版]所収
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候補者 小田武雄 男44歳
選考委員 評価 行数 評言
吉川英治
男65歳
4 「題名そのままな風土誌的ではあり過ぎるにしてもその努力は購われてよい」
井伏鱒二
男59歳
0  
木々高太郎
男60歳
0  
永井龍男
男53歳
8 「やや型変りだが、風土記という形式にこだわって、小説としては感銘が弱い。」
小島政二郎
男63歳
13 「一番心を引かれたが、それとてこの八つの作品のうちでという程度だ。」「もっと登場人物の生活や性格に作者が情熱をもって肉迫しなければ、地金が現れてこないのだろう。」
大佛次郎
男60歳
10 「余計なことの描写に筆を使い過ぎているようだが、それがねっとりと濁った味になっていて、この山奥の原始的な人間生活を、新鮮に感じさせた。私はこの作品を撰びたかった。」
村上元三
男47歳
7 「混乱しているところがある。むしろ紙漉のことにこだわらずに、人間を描くことに重点を置くべきであったろう。」
川口松太郎
男58歳
5 「主題も筆力も形通りで新人らしい清新さがなかった。」
選評出典:『オール讀物』昭和33年/1958年4月号
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文量
短篇
章立て
なし
時代設定 場所設定
江戸中期[天明年間]  土佐~伊予
登場人物
丈六(土佐池川郷の百姓)
おせい(丈六の許婚)
吾平(丈六と同郷の自作農、おせいに懸想)
あかね(「出」の村の娘)
弥六(あかねの兄)




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『うぐいす』(昭和33年/1958年12月・穂高書房/現代新人傑作選集)
媒体・作品情報
作品名 別表記 奥付 「現代新人傑作選集」表記のみ 別刷扉 「現代新人傑作選集 第一卷」  「小田武雄集」
印刷/発行年月日 印刷 昭和33年/1958年12月15日 発行 昭和33年/1958年12月20日
発行者等 発行者 大堀達三郎 印刷所 技報堂 榎本製本所
発行所 穂高書房(東京都) 形態 四六判 上製 函入り
装幀/装画等 装釘 加茂牛之輔
総ページ数 277 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
43字
×15行
×1段
本文ページ 5~277
(計273頁)
測定枚数 375
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収録作品の書誌
紙漉風土記
>>初出『オール讀物』昭和32年/1957年12月号
舟形光背
>>初出『小説新潮』昭和32年/1957年2月号
>>初出『小説新潮』昭和32年/1957年5月号
絵葉書
>>初出『サンデー毎日』昭和29年/1954年新秋号
北冥日記
>>初出『サンデー毎日』昭和31年/1956年特別号
窯談
>>初出『サンデー毎日』昭和32年/1957年特別号
うぐいす
>>初出『サンデー毎日』昭和30年/1955年陽春号
>>平成5年/1993年10月・ぎょうせい刊『ふるさと文学館 第四四巻 愛媛』所収
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候補者 小田武雄 男45歳
選考委員 評価 行数 評言
源氏鶏太
男47歳
0  
川口松太郎
男59歳
0  
大佛次郎
男61歳
0  
海音寺潮五郎
男57歳
10 「不安がないという点からいえばこの人が一番ではないだろうか。難をいえば優等生の作品的で、ソツはないが、中間小説に新しいものをなんにも寄与しない点であろう。」
吉川英治
男66歳
0  
小島政二郎
男65歳
3 「こういう自然主義風の小説作法にはもうなんの魅力も感じられない。」
中山義秀
男58歳
0  
村上元三
男49歳
5 「発刊されたのは今年の前半期にもせよ候補作品が世に出た時期は、いずれも新しくはない。」
選評出典:『オール讀物』昭和34年/1959年10月号
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文量
短篇集〔7篇〕
紙漉風土記
章立て
なし
時代設定 場所設定
江戸中期[天明年間]  土佐~伊予
登場人物
丈六(土佐池川郷の百姓)
おせい(丈六の許婚)
吾平(丈六と同郷の自作農、おせいに懸想)
あかね(「出」の村の娘)
弥六(あかねの兄)
舟形光背
章立て
なし
時代設定 場所設定
[同時代]  ある街
登場人物
卯木万作(菓子屋「うつぎ屋」の主人)
梶三千代(料亭の雇仲居、戦争未亡人)
由衣子(三千代の娘、中学三年)
村田長次郎(砂糖商、慶応出のインテリ)
くに(万作の妻)
章立て
なし
時代設定 場所設定
[明治後期]  中国北部~愛媛
登場人物
由利鉄造(上等兵、松山出身)
梶英吉(鉄造の義弟、工兵作業員)
絵葉書
章立て
なし
時代設定 場所設定
明治後期~昭和初期  愛媛~ロシア
登場人物
遠藤進吉(小学四年生、陸軍少佐の庶子)
ミハイル(ロシア人俘虜、昆虫好き)
リツ(進吉の母親)
北冥日記
章立て
なし
時代設定 場所設定
江戸前期[寛文年間]  仙台藩~カムチャッカ半島
登場人物
橋爪恭之進(仙台藩士)
登代(恭之進の許婚)
ケイコ(カムチャッカの部族の娘)
窯談
章立て
なし
時代設定 場所設定
戦国  朝鮮
登場人物
唐津佐助(加藤清正配下の足軽、陶工の子)
金宗(元・宮廷の工匠)
梨芳(金宗の娘)
楠見丈八郎(佐助の足軽仲間)
うぐいす
章立て
なし
時代設定 場所設定
明治~大正  伊予(愛媛)
登場人物
杉作(長崎の切支丹、三津口徒刑場の囚徒)
よね(甕作り職人の娘)
健一(杉作の孫、小学校教師)




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