芥川賞のすべて・のようなもの
第128回
  • =受賞者=
  • 大道珠貴
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Last Update[H27]2015/10/10

大道珠貴
Daido Tamaki
生没年月日【注】 昭和41年/1966年4月10日~
受賞年齢 36歳9ヵ月
経歴 福岡県福岡市生まれ。福岡県立福岡中央高校卒。
受賞歴・候補歴
備考
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芥川賞 第123回候補  一覧へ

はだか
裸」(『文學界』平成12年/2000年4月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」
巻号 第54巻 第4号  別表記4月号
印刷/発行年月日 発行 平成12年/2000年4月1日
発行者等 編集人 細井秀雄 発行人 湯川 豊 印刷人 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 328 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×25行
×2段
本文ページ 99~117
(計19頁)
測定枚数 59
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書誌
>>平成13年/2001年5月・講談社刊『文学2001』所収
>>平成14年/2002年10月・文藝春秋刊『裸』所収
>>平成17年/2005年5月・文藝春秋/文春文庫『裸』所収
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候補者 大道珠貴 女34歳
選考委員 評価 行数 評言
石原慎太郎
男67歳
0  
池澤夏樹
男55歳
0  
古井由吉
男62歳
0  
田久保英夫
男72歳
0  
河野多恵子
女74歳
0  
村上龍
男48歳
2 「相対的な好感を持ったが、積極的に賞を推薦しようという情熱はなかった。」
三浦哲郎
男69歳
0  
黒井千次
男68歳
2 「この達者な筆の今後に期待したい。」
宮本輝
男53歳
4 「いかにも小品すぎてわずかな支持しか得られなかったが、作品のところどころに、小説家としての刻印は為されていた。」
日野啓三
男71歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第十九巻』平成14年/2002年12月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』平成12年/2000年9月号)
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芥川賞 第124回候補  一覧へ
「スッポン」(『文學界』平成12年/2000年10月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」
巻号 第54巻 第10号  別表記10月号
印刷/発行年月日 発行 平成12年/2000年10月1日
発行者等 編集人 細井秀雄 発行人 和田 宏 印刷人 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 296 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×23行
×2段
本文ページ 112~152
(計41頁)
測定枚数 121
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書誌
>>平成14年/2002年10月・文藝春秋刊『裸』所収
>>平成17年/2005年5月・文藝春秋/文春文庫『裸』所収
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候補者 大道珠貴 女34歳
選考委員 評価 行数 評言
三浦哲郎
男69歳
0  
宮本輝
男53歳
4 「なによりも題が悪い。けれども大道氏も、いつでも大化けするだけの力を秘めている。」
日野啓三
男71歳
0  
石原慎太郎
男68歳
0  
池澤夏樹
男55歳
0  
黒井千次
男68歳
0  
古井由吉
男63歳
0  
田久保英夫
男72歳
0  
河野多恵子
女74歳
4 「これほど作品に表情(作品としての表情)の出せる人は珍しい。筋骨の発達を願っている。」
村上龍
男48歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第十九巻』平成14年/2002年12月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』平成13年/2001年3月号)
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芥川賞 第126回候補  一覧へ

いちご
「ゆううつな 苺」(『文學界』平成13年/2001年12月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」
巻号 第55巻 第12号  別表記12月号
印刷/発行年月日 発行 平成13年/2001年12月1日
発行者等 編集人 細井秀雄 発行人 鈴木文彦 印刷人 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 392 表記上の枚数 目次 130枚 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×24行
×2段
本文ページ 148~186
(計39頁)
測定枚数 118
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書誌
>>平成14年/2002年10月・文藝春秋刊『裸』所収
>>平成17年/2005年5月・文藝春秋/文春文庫『裸』所収
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候補者 大道珠貴 女35歳
選考委員 評価 行数 評言
村上龍
男49歳
0  
黒井千次
男69歳
18 「大人と子供の間に揺れて立ちながら重心を失うことのない少女の、遠くを見つめるような横顔がくっきり浮かぶ作品である。その歳頃の鬱屈と感情の曲折はよく捉えられているけれど、後半に登場する英語教師がややパターン化されて力を削いだ感がある。」
高樹のぶ子
女55歳
9 「中学生の現状と生理感覚が良く伝わってきて、世のお父さん方に是非読ませたいと思ったほどだが、子供の視線ゆえの弱点がそのまま残され、小説としては幼い印象になった。」
宮本輝
男54歳
8 「まず題が悪い。主人公の少女はよく描けているが、前作や前々作に見られた一種の抽象性はなり(原文傍点)をひそめて、少女小説の域にとどまってしまった。」
古井由吉
男64歳
0  
池澤夏樹
男56歳
31 「(引用者注:「猛スピードで母は」とは)また別の読後感を残す。一言でいえばやりきれないのだ。」「もちろん、それが理由で大道さんの作を推さなかったわけではない。それはそうなのだが、今の時代のやりきれなさを果敢に引き受けた大道さんを、今少し積極的に評価すべきだったかとも思う。」
日野啓三
男72歳
36 「(引用者注:「猛スピードで母は」と共に)小学生の息子と中学生の娘から見られた親たちの姿が、くっきりとしっかりと書かれている。」「驚くのは、彼ら幼いはずの視点人物が無意識のうちにとっている“距離感”の見事さだ。」「子供たち自身も、一個の他者として実存している。」「女子中学生は若干不良っぽいが、その分生きる味気なさも知っている。」
石原慎太郎
男69歳
0  
河野多恵子
女75歳
4 「『ゆううつな苺』がよかった。三度目の候補作だが、確実に伸びてきている。」
三浦哲郎
男70歳
13 「引用者注:「猛スピードで母は」と共に)よく書けていると感心したが、(引用者中略)才能のある書き手なのに、依然として好評だった前作のエリアから一歩も踏み出せずにいるのがちょっと不満であった。」
選評出典:『文藝春秋』平成14年/2002年3月号
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芥川賞 第128受賞  一覧へ
「しょっぱいドライブ」(『文學界』平成14年/2002年12月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」
巻号 第56巻 第12号  別表記12月号
印刷/発行年月日 発行 平成14年/2002年12月1日
発行者等 編集人 細井秀雄 発行人 鈴木文彦 印刷人 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 392 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×25行
×2段
本文ページ 54~82
(計29頁)
測定枚数 91
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書誌
>>『文藝春秋』平成15年/2003年3月号
>>平成15年/2003年3月・文藝春秋刊『しょっぱいドライブ』所収
>>平成18年/2006年1月・文藝春秋/文春文庫『しょっぱいドライブ』所収
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候補者 大道珠貴 女36歳
選考委員 評価 行数 評言
黒井千次
男70歳
29 「六篇の候補作のうち、いかにも小説を読んだ、との印象を強く与えられた」「(引用者注:六十代の男と語り手の三十代女性の)二人の間に計算と無垢、太々しさと純心とのドラマが生れる。そこから漂い出す湿ったユーモアがこの作品の底を支えている。」「男の新しく借りた家で、すずめばちの駆除に役場から来た年寄と男とのやり取りを障子の隙間から主人公が覗く場面は秀逸である。」
三浦哲郎
男71歳
19 「これまでで最も小説的な作品になっている。」「全体にたくまざるユーモアが染み渡っていて、それがあちこちの行間からちいさなにが笑いや哀しみとなってしたたっている。」
宮本輝
男55歳
26 「この作者の持ち味は、いまのところそれだけでしかない。「くすっ」と笑わせるアイロニー、そしてあまりにも工夫のない稚拙すぎる題。」「このような書き手は意外なほど頑固で狷介で柔軟性に欠けるきらいがあって、それが潜在する能力を自ら押さえつける結果となるものだ。」「私がこの作品を積極的に推せなかったのは、そうした危惧をぬぐいきれなかったからである。だが、このような小さな種から、大きな花が咲くのを見たいという思いもあった。」
古井由吉
男65歳
0  
高樹のぶ子
女56歳
21 「二作(引用者注:「しょっぱいドライブ」と「銃」)に○をつけたが、前者(引用者注:「しょっぱいドライブ」)の方が頭ひとつ出ている印象だった。」「受賞作として推すことにためらいは無かった。候補六作中、人間と人間関係を描ききったのはこの一作だけだと言ってもいい。」「決して大きい作品ではないが、厚味のある秀作になっている。」
石原慎太郎
男70歳
10 「少なくとも私は何の感動も衝撃も感じなかった。」「はたしてこの作品にユーモアがあろうか。強いていえばアンニュイというところなのかも知れないが、私は何の共感も感じない。」
河野多恵子
女76歳
20 「私はこの人の作品には、(引用者注:最初の候補のときより)珍しく小説としての表情のあることに関心をもっていた。受賞作ではそれに加えて厚みが増した。」「終りのほうで役場の職員がすずめばちの駆除に来てからあと、殊に最後の行替えから結末までの部分の出来栄えは、この全篇中でも最も見事である。」
村上龍
男50歳
11 「わたしの元気を奪った。」「小説として単につまらないからだ。文章は洗練されているが、その洗練は、現実への安易な屈服・あきらめと、終焉した近代化への媚びと依存に支えられたもので、それがわたしの力を奪ったのである。」
池澤夏樹
男57歳
13 「賞を惜しんではいけないと思って最後に推したけれども、不満は多々残った。うまいと言えばうまいし、最後の障子越しの場面は悪くないが、やはり輪郭の小さな話なのだ。」
選評出典:『文藝春秋』平成15年/2003年3月号
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