芥川賞のすべて・のようなもの
第141回
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Last Update[H28]2016/2/11

松波太郎
Matsunami Taro
生没年月日【注】 昭和57年/1982年6月28日~
経歴 埼玉県生まれ、三重県出身。大東文化大学中退、北京外国語大学中退、宇都宮大学卒、一橋大学大学院言語社会研究科修了。
受賞歴・候補歴
  • 第107回文學界新人賞(平成20年/2008年)「廃車」
  • |候補| 第141回芥川賞(平成21年/2009年上期)「よもぎ学園高等学校蹴球部」
  • |候補| 第150回芥川賞(平成25年/2013年下期)「LIFE」
  • 第36回野間文芸新人賞(平成26年/2014年)『LIFE』
  • |候補| 第154回芥川賞(平成27年/2015年下期)「ホモサピエンスの瞬間」
備考
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芥川賞 第141回候補  一覧へ

がくえんこうとうがっこうしゅうきゅうぶ
「よもぎ 学園高等学校蹴球部」(『文學界』平成21年/2009年5月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」
巻号 第63巻 第5号  別表記5月号
印刷/発行年月日 発行 平成21年/2009年5月1日
発行者等 編集人 舩山幹雄 発行人 関根 徹 印刷人 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 328 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×25行
×2段
本文ページ 128~171
(計44頁)
測定枚数 142
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書誌
>>平成21年/2009年8月・文藝春秋刊『よもぎ学園高等学校蹴球部』所収
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候補者 松波太郎 男27歳
選考委員 評価 行数 評言
山田詠美
女50歳
9 「サッカーがこんなにもつまらないスポーツだとは知りませんでした。ごめんなさい。」
小川洋子
女47歳
10 「(引用者注:「まずいスープ」「あの子の考えることは変」と共に)私にとっては少々にぎやかすぎた。自分はこんなにも普通でない人々を描けるのだ、と声高に叫ばれると、それだけで白けてしまう。」
石原慎太郎
男76歳
0  
黒井千次
男77歳
4 「(引用者注:「いけにえ」と共に)作者の意図が鮮明に伝わって来ない不満が残った。」
高樹のぶ子
女63歳
0  
川上弘美
女51歳
8 「何かを試みようとしていた。けれどその試みは、小説という表現でおこなうのが最も適しているものなのか。という疑問は残りましたが、試みている姿を見るのは嬉しいことです。」
宮本輝
男62歳
0  
村上龍
男57歳
0  
池澤夏樹
男64歳
0  
選評出典:『文藝春秋』平成21年/2009年9月号
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芥川賞 第150回候補  一覧へ

ライフ
LIFE」(『群像』平成25年/2013年7月号)
媒体・作品情報
誌名 「群像」  別表記表紙 「GUNZO」併記
巻号 第68巻 第7号
印刷/発行年月日 印刷 平成25年/2013年6月7日 発行 平成25年/2013年7月1日
発行者等 編集人 佐藤とし子 発行人 市田厚志 印刷人 金子眞吾 印刷所 凸版印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社講談社(東京都)
総ページ数 404 表記上の枚数 表紙・目次 150枚 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×24行
×2段
本文ページ 74~121
(計48頁)
測定枚数 151
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書誌
>>平成26年/2014年1月・講談社刊『LIFE』所収
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候補者 松波太郎 男31歳
選考委員 評価 行数 評言
村上龍
男61歳
0  
川上弘美
女55歳
18 「猫木という男の造形は、なかなかよかったです。」「けれど惜しい、生まれた子供を、だめになりきれなかった自分の心の中の王国の「二代目」としたところで、お話がずずっと流れてしまった。」
小川洋子
女51歳
19 「猫木の危うさには、どれほど軽薄を装っても誤魔化しきれない切実さがあった。」「だからこそ彼が保育器に向かい、心の中で、〈生きてるかとしお〉と呼び掛ける声には重みがあった。もし妄想の王国にもっと奥行きがあり、としおのいるNICUとつながる秘密の通路が潜んでいたとしたら、彼の声の響きはもっと遠くにまで届いたに違いない。」
宮本輝
男66歳
17 「奇妙なエネルギーがある。」「さあ、このちゃらんぽらんな青年は、妻とその子をかかえて、これからどう生きていくのか。まだ何も始まっていないのに、小説はそこで終わってしまう。」「主人公が心のなかで創っている王国も王様の演説も、この小説ではまったく生きていない。」
堀江敏幸
男50歳
36 「社会常識に欠けるぐうたらに見せかけながらも、見るべきところはしっかり見ている夫と、目の前を見据えているのに自己中心的になりそうな妻の対比がやや図式的に過ぎるとはいえ、生まれてくる命は人をものさしで量ったり《定説》を繰り返したりしない《鼻》の利く世界に送りたいと思わせる一篇だった。」
高樹のぶ子
女67歳
0  
山田詠美
女54歳
21 「男の駄目駄目なヤンキー感を出すためなのか、彼の言葉づかいがあまりにも大時代的。」「彼の言葉に、もっと無知故の魅力があったなら、ずっと評価は上がったと思う。馬鹿の口の利き方はこんなもん、と見くびってはいかんよ。」
奥泉光
男57歳
13 「未来への見通しがつかぬ不安のなか、人間の生をあくまで肯定しようとする全体の調子(ルビ:トーン)には共感するものを覚えた。悪くない作品であると思う。しかし選考と云うことになると、言葉が世界を切り裂くスリルのようなものがもっと欲しいと、どうしても思ってしまう。」
島田雅彦
男52歳
15 「ここ十年来の若手作家の定番「ニート小説」と伝統的青春小説の一パターンである「妊娠小説」の進化形というべきもので、その狙いはよくわかる。」「あまりに前向きな倦怠、いかなる苦悩もギャグに変えようとする態度には不思議な感染力があり、作者と世代の違う私も妙に共感してしまった。」
選評出典:『文藝春秋』平成26年/2014年3月号
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芥川賞 第154回候補  一覧へ

しゅんかん
「ホモサピエンスの 瞬間」(『文學界』平成27年/2015年10月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」
巻号 第69巻 第10号  別表記10月号
印刷/発行年月日 発売 平成27年/2015年9月7日 発行 平成27年/2015年10月1日
発行者等 編集人 武藤 旬 発行人 吉安 章 印刷人 北島義俊 印刷所 大日本印刷株式会社 DTP制作 株式会社ローヤル企画
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 328 表記上の枚数 目次 140枚 基本の文字組
(1ページ当り)
27字
×24行
×2段
本文ページ 9~52
(計44頁)
測定枚数 132
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書誌
>>平成28年/2016年2月・文藝春秋刊『ホモサピエンスの瞬間』
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候補者 松波太郎 男33歳
選考委員 評価 行数 評言
宮本輝
男68歳
11 「いったいなにを読者にもたらしたかったのかがまったくわからない。鍼やマッサージにおける漢方学的経絡を縷々書いてあっても、それがなんの暗喩なのかがわからない。」
小川洋子
女53歳
8 「他人の体に触れつつ、計らずも相手の心の声と交流してしまう設定は、次の作品につながる可能性を秘めている。」
奥泉光
男59歳
13 「(引用者注:「異郷の友人」と共に)小説らしい企みのある作品だった。しかし、ともにその企みが不発に終わった感が否めない。」
山田詠美
女56歳
14 「実験小説まで行き着けず、実験の段階で終わってしまっている。こういうのは、独自のナンセンス加減によるおもしろさがないと。悦に入った作者の得意顔が目に見えるよう。残念ながら全然おもしろくないよ。」
島田雅彦
男54歳
8 「進化の過程で身体の変形や耐性の獲得とともに病気を背負い込むことになった現生人類の身体感覚をアクションペインティング風に素描してみたかったのだろうが、空振り三振に終わった。」
高樹のぶ子
女69歳
0  
川上弘美
女57歳
6 「(引用者注:「何」を「どのように」書くかという、小説にとって大きな問題において)「どのように」と「何」が、連動しているようで、存外連動できていなかったもどかしさがありました。」
堀江敏幸
男52歳
13 「指圧師と横になった老人の語りを二層の橋で示しながらも、そこに言葉を通さずに終わる奇妙な世界だ。首と記憶のコリは、最後までほぐれない。」
村上龍
男63歳
0  
選評出典:『文藝春秋』平成28年/2016年3月号
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