芥川賞のすべて・のようなもの
選評の概要
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Last Update[H26]2014/11/28

水上勉
Mizukami Tsutomu
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生没年月日【注】 大正8年/1919年3月8日~平成16年/2004年9月8日
在任期間 第94回~第103回(通算5年・10回)
在任年齢 66歳9ヶ月~71歳3ヶ月
経歴 福井県生まれ。立命館大学国文科中退。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第42回直木賞(昭和34年/1959年下期)『霧と影』
  • |候補| 第13回日本探偵作家クラブ賞(昭和35年/1960年)『霧と影』
  • |候補| 第43回直木賞(昭和35年/1960年上期)『海の牙』『耳』
  • 第14回日本探偵作家クラブ賞(昭和36年/1961年)『海の牙』
  • |候補| 第14回日本探偵作家クラブ賞(昭和36年/1961年)『耳』
  • 第45回直木賞(昭和36年/1961年上期)「雁の寺」
  • |候補| 第17回毎日出版文化賞(昭和38年/1963年)『越前竹人形』
  • 第27回文藝春秋読者賞(昭和40年/1965年)「城」
  • 第4回婦人公論読者賞(昭和40年/1965年)「くるま椅子の歌」
  • 第19回菊池寛賞(昭和45年/1970年)『宇野浩二伝』
  • 第7回吉川英治文学賞(昭和48年/1973年)『北国の女の物語』『兵卒の鬃』その他
  • 第11回谷崎潤一郎賞(昭和50年/1975年)『一休』
  • 第4回川端康成文学賞(昭和52年/1977年)「寺泊」
  • 第27回産経児童出版文化賞[推薦](昭和55年/1980年)『平凡社名作文庫』全20巻(共著)
  • 第16回斎田喬戯曲賞(昭和56年/1981年)『あひるの靴』《戯曲》
  • 第25回毎日芸術賞(昭和58年/1983年度)『良寛』
  • 第42回日本藝術院賞[+恩賜賞][文芸](昭和60年/1985年度)"作家としての業績"
  • 第8回東京都文化賞(平成4年/1992年)
  • 文化功労者(平成10年/1998年)
  • 第2回親鸞賞(平成14年/2002年)『虚竹の笛』
処女作 「フライパンの歌」(昭和23年/1948年)
個人全集 『水上勉全集』全26巻(昭和51年/1976年6月~昭和53年/1978年11月・中央公論社刊)
『新編 水上勉全集』全16巻(平成7年/1995年10月~平成9年/1997年1月・中央公論社刊)
サイト内リンク 小研究-ミステリーと直木賞
直木賞受賞作全作読破への道Part3
備考
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下記の選評の概要には、評価として◎か○をつけたもの(見方・注意点を参照)、または受賞作に対するもののみ抜粋しました。さらにくわしい情報は、各回の「この回の全概要」をクリックしてご覧ください。

芥川賞 94 昭和60年/1985年下半期   一覧へ
選評の概要 感想 総行数33 (1行=26字)
選考委員 水上勉 男66歳
候補 評価 行数 評言
女55歳
19 「推すつもりで出かけた。」「何ともきめこまかく、目こぼしのない文章で、自分でえらんだ結婚ながら、人生の愁苦を描いて十全なのである。自分の思い入れは大阪弁で挿入され、これが上質なユーモアをうんで風通しがよくなる。」
選評出典:『芥川賞全集 第十四巻』平成1年/1989年5月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和61年/1986年3月号)
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芥川賞 95 昭和61年/1986年上半期   一覧へ
選評の概要 「比叡を仰ぐ」を推す 総行数34 (1行=26字)
選考委員 水上勉 男67歳
候補 評価 行数 評言
藤本恵子
女35歳
24 「推すつもりで出かけたが、安岡さんとふたりだけの票で大方の賛成を得なかった。残念だった。」「大きな地主でもない、農地解放でようやく自作農になれたこのあたりのふつうの家の子らが、必死に生きるいじらしさが、滑稽味をともなってつたわった。作者のたしかな腕だ。」「惜しい作品だ。作者には一どしか書けない大事な思い出の作品だろう。」
選評出典:『芥川賞全集 第十四巻』平成1年/1989年5月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和61年/1986年9月号)
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芥川賞 96 昭和61年/1986年下半期   一覧へ
選評の概要 授賞なしの感想 総行数33 (1行=26字)
選考委員 水上勉 男67歳
候補 評価 行数 評言
  「候補の七作品のどれもが、ぼくを強く打たない。」「こんども無しかと思って出かけた。」
選評出典:『芥川賞全集 第十四巻』平成1年/1989年5月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和62年/1987年3月号)
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芥川賞 97 昭和62年/1987年上半期   一覧へ
選評の概要 新井さんを推したが 総行数33 (1行=26字)
選考委員 水上勉 男68歳
候補 評価 行数 評言
新井満
男41歳
16 「三作目の候補だが、「ヴェクサシオン」がいちばんかと思った。前の「苺」よりも仕上りがていねいである。」「むずかしい材料をよくもここまでという思いもした。」「甘いところはある。だがその甘さがいいと思った。」「ところが最後の挙手投票で負けた。わずかな差である。」「村田さんの授賞と、新井満さんの落選は運不運というようなことも考えさせた。」
女42歳
16 「道具だてにも感心した。」「年長の少女を主人公においた手法も納得させる。ひと夏の子供らの旅行が、作者のまったくの空想だとしたら、やはり、力量というしかない。この人には「熱愛」という不思議な好短篇があって、その密度が頭にあるので、「鍋の中」の絞りかげんのやわさがチラついた。だが推す人も多いので、授賞に反対はしなかった。」「村田さんの授賞と、新井満さんの落選は運不運というようなことも考えさせた。」
選評出典:『芥川賞全集 第十四巻』平成1年/1989年5月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和62年/1987年9月号)
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芥川賞 98 昭和62年/1987年下半期   一覧へ
選評の概要 三作に魅かれた 総行数39 (1行=26字)
選考委員 水上勉 男68歳
候補 評価 行数 評言
男42歳
12 「とにかく面白かった。」「イヤな男たちといってしまえばすむこのような人を喰った世界を描いてまことにすがすがしいのだった。」「今生の世をこんなふうに切りとってみせる才覚はなみのものではない。授賞ときまれば異存なしと心をきめて出かけたところ、予想どおり満点に近かった。」
男57歳
23 「感心した。今日の曹洞宗の末寺風景がよく描けていた。」「作者の経験によるらしいことはうすうすわかるが、その大事な体験を、さらりとユーモラスに仕上げている。」「「この子もそろそろ修行に出すか」と娘にまで細君とならんで手を振る男親の思いで筆を置くあたり、絶妙と思った。高点取得の授賞である。異存はない。」
選評出典:『芥川賞全集 第十四巻』平成1年/1989年5月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和63年/1988年3月号)
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芥川賞 99 昭和63年/1988年上半期   一覧へ
選評の概要 新井さんの世界に 総行数28 (1行=26字)
選考委員 水上勉 男69歳
候補 評価 行数 評言
男42歳
12 「不思議を構築するこの人の文芸に魅かれはしたが、すこし前作より落ちる。それで、この一作授賞というより、力量にということなら授賞は文句なかった。」「とりわけて「井戸」はいい。」「だが圭子という女がどうもはっきりせぬ。それに最後のところで、何もかもまとめようとする。そのあたりが気になる。」「それで迷ったのだが、大方の委員の力に、うれしく賛同したのが正直な感想だ。」
選評出典:『芥川賞全集 第十四巻』平成1年/1989年5月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和63年/1988年9月号)
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芥川賞 100 昭和63年/1988年下半期   一覧へ
選評の概要 感想 総行数32 (1行=26字)
選考委員 水上勉 男69歳
候補 評価 行数 評言
男37歳
15 「ぼくは「ダイヤモンドダスト」「月潟鎌を買いにいく旅」「由煕」の順に考えていた。」「看護士を主人公に、登場する人物がぜんぶ生きている。」「最後の水車づくりにまとめられてゆく、人の世の生のはなやぎというか、はかなさというか、病床描写は簡にして生彩を放っていた。」
清水邦夫
男52歳
13 「ぼくは「ダイヤモンドダスト」「月潟鎌を買いにいく旅」「由煕」の順に考えていた。」「前作の床屋の話よりもはるかによく、作為を見せないで仕上げてゆく手練にうなってしまった。行った先で、ばったり出あう諸人物が、いかにも自然だ。」「最後までこの作にこだわったが、僅かな票で敗れた。残念である。」
女33歳
14 「ぼくは「ダイヤモンドダスト」「月潟鎌を買いにいく旅」「由煕」の順に考えていた。」「重たい問題だが、ていねいな文体で迫る筆力は尋常でない、この作家の気質といっていいものに、圧倒された。」「授賞に賛成である。」
  「今回は粒ぞろいだった。それぞれの世界を楽しく読んだ。」
選評出典:『芥川賞全集 第十四巻』平成1年/1989年5月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』平成1年/1989年3月号)
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