このページの情報は「芥川賞のすべて・のようなもの」内の「候補作家の群像 檀一雄」と同じものです。 | ||
生没年月日【注】 | 明治45年/1912年2月3日~昭和51年/1976年1月2日 | |
受賞年齢 | 39歳0ヵ月 | |
経歴 | 山梨県生まれ。東京帝国大学経済学部卒。 | |
受賞歴・候補歴 | ||
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個人全集 | 『檀一雄全集』全8巻(昭和52年/1977年6月~昭和53年/1978年1月・新潮社刊) 『檀一雄全集』全8巻・別巻1(平成3年/1991年9月~平成4年/1992年10月・沖積舎刊) |
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備考 | ホームページをご覧の方より情報をご提供いただき、 「長恨歌」収録の文藝春秋新社版の刊行年月を追加しました。 貴重な情報ありがとうございます。 (2007.6.16記) |
「夕張胡亭塾景観」(『日本浪曼派』昭和10年/1935年12月号)
媒体・作品情報
書誌 昭和12年/1937年7月・赤塚書房刊『花筐』所収
昭和22年/1947年7月・南風書房刊『花筐』所収
昭和31年/1956年1月・現代社/現代新書『花がたみ』所収
昭和44年/1969年11月・冬樹社刊『花筐』所収
昭和45年/1970年6月・筑摩書房刊『現代日本文学大系70 武田麟太郎・島木健作・織田作之助・檀一雄集』所収
昭和50年/1975年☆月・冬樹社刊『花筐』所収
昭和52年/1977年9月・新潮社刊『檀一雄全集 第1巻』所収
昭和54年/1979年10月・冬樹社刊『花筐』[新装版]所収
平成3年/1991年9月・沖積舎刊『檀一雄全集 第1巻 花筐・佐久の夕映え』所収
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「吉野の花」(『文藝日本』昭和17年/1942年11月号)
媒体・作品情報
書誌 昭和52年/1977年9月・新潮社刊『檀一雄全集 第1巻』所収
平成3年/1991年9月・沖積舎刊『檀一雄全集 第1巻 花筐・佐久の夕映え』所収
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「熊山の女妖」(『オール讀物』昭和25年/1950年6月号)媒体・作品情報
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
書誌 昭和26年/1951年3月・文藝春秋新社刊『長恨歌』所収
昭和26年/1951年10月・春陽堂書店/春陽文庫『狼煙』所収 |
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「真説石川五右衛門」
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測定媒体 | 平成3年/1991年11月・沖積舎刊『檀一雄全集 第3巻 真説石川五右衛門・光る道』 | ||||
総ページ数 | 表記上の枚数 | ― | 基本の文字組 (1ページ当り) |
26字 ×22行 ×2段 |
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本文ページ | 7~283 (計277頁) |
測定枚数 | 774枚 |
書誌
昭和26年/1951年9月・新潮社刊『真説石川五右衛門』
昭和27年/1952年8月・新潮社刊『続 石川五右衛門 おこんの巻』
昭和29年/1954年5月・大日本雄弁会講談社刊『完本石川五右衛門』(上)(中)(下)
(上)(中)=昭和30年/1955年11月、(下)=昭和31年/1956年1月・角川書店/角川文庫『石川五右衛門』
昭和32年/1957年10月~11月・春陽堂書店/春陽文庫『石川五右衛門』(上)(中)(下)
昭和34年/1959年1月・六興出版部/新・時代小説特選集『真説石川五右衛門』
昭和40年/1965年☆月・日本文華社/文華新書『石川五右衛門』(天)(地)(人)
昭和47年/1972年☆月・実業之日本社刊『石川五右衛門』
昭和52年/1977年11月・新潮社刊『檀一雄全集 第3巻 真説石川五右衛門・光る道』所収
昭和57年/1982年10月~12月・六興出版刊『真説石川五右衛門』(上)(中)(下)
平成1年/1989年4月・徳間書店/徳間文庫『真説石川五右衛門』(上)(下)
平成3年/1991年11月・沖積舎刊『檀一雄全集 第3巻 真説石川五右衛門・光る道』所収「真説石川五右衛門」
(上)=平成8年/1996年7月、(下)=平成8年/1996年8月・講談社/大衆文学館『石川五右衛門』
候補者 檀一雄 39歳 | ||||
選考委員 | 評価 | 行数 | 評言 | |
大佛次郎 | 53歳 |
○ | 12 | 「「長恨歌」の方は、作り過ぎてあるような不満を留めたが、「石川五右衛門」は新大阪で読んで型破りの無法な逞ましさに敬服していた。」 |
小島政二郎 | 57歳 |
□ | 15 | 「この回の委員会の始まりから仕舞まで、殆んど久米正雄一人の口説きを聞かされたようなものだ。」「久米正雄が何と云っても、「長恨歌」では口説かれない。(引用者中略)但し、「真説石川五右衛門」で口説かれようと云った。「五右衛門」は彼の外の作品とは段違いに生きている。」 |
井伏鱒二 | 52歳 |
○ | 36 | 「本誌編輯部から届けられた「新大阪」連載の切抜で読んだ。(引用者中略)ここにある天空海闊ぶりは痛快であった。一種の高踏派だと思われる。」 |
木々高太郎 | 53歳 |
□ | 13 | 「久米正雄が「長恨歌」を買っている。そして、時間がたつにつれて、ねばり強くなる。僕は、それにも共鳴した。」 |
久米正雄 | 59歳 |
◎ | 27 | 「満腔の野心を溢らして、よくあれだけの仮構を、仕上げた事に対して、私は敬服した。」「異色あってしかも本筋な描写力は、将来をハッキリ保証させる。」 |
選評出典:『オール讀物』平成15年/2003年1月号再録(初出:『オール讀物』昭和26年/1951年4月号) |
文量 | |
長篇 | |
章立て | |
「稲妻」「謎」「春」「鳶」「雲」「笛」「月」「流れ」「涙」「闇」「旅」「愛」「凪」「海」「都」「爛漫」 | |
時代設定 | 場所設定 |
戦国 | 遠州~京 |
登場人物 | |
●石川五右衛門(幼名五郎市、野盗) ●おこん(女賊) ●於阿和(土屋右衛門尉昌次の妻) |
「長恨歌」(『オール讀物』昭和25年/1950年10月号)媒体・作品情報
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
書誌 昭和26年/1951年3月・文藝春秋新社刊『長恨歌』所収
昭和26年/1951年10月・春陽堂書店/春陽文庫『狼煙』所収
『読切読物倶楽部』昭和28年/1953年新春増刊号<大衆文芸受賞作品選集>[1月]
昭和31年/1956年11月・大日本雄弁会講談社/ロマン・ブックス『直木賞作品集(1)』所収
昭和52年/1977年10月・新潮社刊『檀一雄全集 第7巻 小説太宰治・小説坂口安吾』所収
『オール讀物』昭和58年/1983年臨時増刊号<創刊600号記念昭和名作総集>[7月]
『オール讀物』平成1年/1989年臨時増刊号<直木賞受賞傑作短篇35>[3月]
平成4年/1992年8月・沖積舎刊『檀一雄全集 第7巻 小説太宰治・小説坂口安吾』所収
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