芥川賞のすべて・のようなもの
第22回
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Last Update[H27]2015/8/5

阿川弘之
Agawa Hiroyuki
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生没年月日【注】 大正9年/1920年12月24日~平成27年/2015年8月3日
経歴 広島県生まれ。東京帝国大学文学部国文学科卒。
旧制高校在学中に同人雑誌『こおろ』(のち『こをろ』)を創刊。
昭和17年/1942年、大学を繰り上げ卒業し海軍入隊。
昭和21年/1946年帰国後、志賀直哉と出逢い、処女作「年年歳歳」を発表。
「春の城」「雲の墓標」「舷燈」「水の上の会話」や、伝記小説として「山本五十六」「井上成美」「志賀直哉」などを書く。
随筆・紀行文でも高い評価を得る。
娘にエッセイストの阿川佐和子がいる。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第22回芥川賞(昭和24年/1949年下期)「あ号作戦前後」
  • |候補| 第26回芥川賞(昭和26年/1951年下期)「管絃祭」
  • 第4回読売文学賞[小説賞](昭和27年/1952年)『春の城』
  • |候補| 第4回新潮社文学賞(昭和32年/1957年)『夜の波音』
  • |候補| 第6回新潮社文学賞(昭和34年/1959年)『カリフォルニヤ』
  • 第7回産経児童出版文化賞(昭和35年/1960年)『なかよし特急』
  • 第13回新潮社文学賞(昭和41年/1966年)『山本五十六』
  • |候補| 第10回谷崎潤一郎賞(昭和49年/1974年)『暗い波濤』
  • 第35回日本藝術院賞[+恩賜賞][文芸](昭和53年/1978年度)"多年にわたる作家としての業績"
  • 第30回交通文化賞(昭和58年/1983年)
  • 第19回日本文学大賞[学芸部門](昭和62年/1987年)『井上成美』
  • 文化功労者(平成5年/1993年)
  • |候補| 第20回川端康成文学賞(平成5年/1993年)「鮨」
  • 第48回毎日出版文化賞(平成6年/1994年)『志賀直哉』
  • 第47回野間文芸賞(平成6年/1994年)『志賀直哉』
  • 第3回海洋文学大賞[特別賞](平成11年/1999年)
  • 第61回文藝春秋読者賞(平成11年/1999年)「20世紀日本の戦争」(中西輝政・秦郁彦・福田和也・猪瀬直樹座談会)
  • 文化勲章(平成11年/1999年)
  • 広島県名誉県民(平成11年/1999年)
  • 第53回読売文学賞[随筆・紀行賞](平成13年/2001年)『食味風々録』
  • 第55回菊池寛賞(平成19年/2007年)
個人全集 『阿川弘之自選作品』全10巻(新潮社)
『阿川弘之全集』全20巻(平成17年/2005年~平成19年/2007年・新潮社)
備考
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芥川賞 第22回候補  一覧へ

ごうさくせんぜんご
「あ 号作戦前後」(『新潮』昭和24年/1949年11月号)
媒体・作品情報
誌名 「新潮」
巻号 第46巻 第11号  別表記11月号/535号
作品名 別表記 「あ號作戰後」
副題等 目次・本文 「―春の城―」
印刷/発行年月日 印刷 昭和24年/1949年10月28日 発行 昭和24年/1949年11月1日
発行者等 編輯者発行者 齋藤十一 印刷者 小坂 孟 印刷所 大日本印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社新潮社(東京都)
総ページ数 132 表記上の枚数 表紙・目次 200枚 基本の文字組
(1ページ当り)
31字
×28行
×2段
本文ページ 90~132
(計43頁)
測定枚数 184
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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書誌
>>昭和27年/1952年7月・新潮社刊『春の城』の一部
>>昭和30年/1955年5月・新潮社/新潮文庫『春の城』の一部
>>昭和39年/1964年12月・集英社刊『昭和戦争文学全集5 海ゆかば』所収「春の城」の一部
>>昭和52年/1977年9月・新潮社刊『阿川弘之自選作品1 雲の墓標』所収「春の城」の一部
>>平成7年/1995年8月・新潮社刊『阿川弘之全集 第1巻 小説1』所収「春の城」の一部
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候補者 阿川弘之 男29歳
選考委員 評価 行数 評言
瀧井孝作
男55歳
0  
佐藤春夫
男57歳
0  
石川達三
男44歳
3  
岸田國士
男59歳
0  
舟橋聖一
男45歳
0  
丹羽文雄
男45歳
0  
宇野浩二
男58歳
0  
坂口安吾
男43歳
0  
川端康成
男50歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第四巻』昭和57年/1982年5月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和25年/1950年4月号)
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芥川賞 第26回候補  一覧へ

かんげんさい
管絃祭」(『新潮』昭和26年/1951年12月号)
媒体・作品情報
誌名 「新潮」
巻号 第48巻 第13号  別表記12月特大号/560号
印刷/発行年月日 発行 昭和26年/1951年12月1日
発行者等 編輯者発行者 齋藤十一 印刷者 村尾一雄 印刷所 大日本印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社新潮社(東京都)
総ページ数 212 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
31字
×25行
×2段
本文ページ 191~212
(計22頁)
測定枚数 80
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書誌
>>昭和27年/1952年7月・新潮社刊『春の城』の一部
>>昭和30年/1955年5月・新潮社/新潮文庫『春の城』の一部
>>昭和39年/1964年12月・集英社刊『昭和戦争文学全集5 海ゆかば』所収「春の城」の一部
>>昭和52年/1977年9月・新潮社刊『阿川弘之自選作品1 雲の墓標』所収「春の城」の一部
>>平成7年/1995年8月・新潮社刊『阿川弘之全集 第1巻 小説1』所収「春の城」の一部
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候補者 阿川弘之 男31歳
選考委員 評価 行数 評言
佐藤春夫
男59歳
3 「単に表現力という点から云えば(引用者注:堀田善衛よりも)阿川、吉行など他の候補の方が優れている。」
瀧井孝作
男57歳
12 「「管弦祭」は、広島の原子爆発の記述の所は、ひきこまれて読んだが、全体は、長篇の一部か、何かこれだけでは、作者のアイデアがはっきりまとまっていないようでした。」「「こけし」というのは、好短篇で、木綿糸の行商人と云う一人物がくっきりと描き出されて、作者の腰がよく入った、あぶなげのない作だと思いました。」「今回は、「こけし」一つだけでは、と云われて、当選しなかったが、尚このような作が幾つかあれば、当選する所でした。」
丹羽文雄
男47歳
4 「「管弦祭」は、ちょっと計算ちがいをやっているようだ。祝平和祭にアクセントをつけるつもりだったのだろうが、それにしては管弦祭があんまり堂々と立派に描かれている。」
岸田國士
男61歳
4 「「こけし」の作者も、しっかりした天分をもっているように思われる。こういう作家の態度は、非常に日本的で、しかも、消極的には立派なのだが、探究の力になにか未来性が乏しいような気がして、すこし物足りない。」
坂口安吾
男45歳
0  
石川達三
男46歳
0  
舟橋聖一
男47歳
4 「「こけし」も、味の濃い小品である。」
宇野浩二
男60歳
9 「『管弦祭』は、部分部分うまいところがある、(引用者中略)しかし、阿川の小説としてめずらしく筋がとおっていない。それにくらべると、『こけし』はなかなかうまい。この小説に新味があったら、復活後の芥川賞になった小説のなかですぐれた作品の一つであろう。」
川端康成
男52歳
3 「いい作家だが、今期の「管弦祭」は構成が無造作であり、「こけし」は小品である。」
選評出典:『芥川賞全集 第四巻』昭和57年/1982年5月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和27年/1952年3月号)
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芥川賞 第26回参考作品  一覧へ
「こけし」(『文藝』昭和26年/1951年10月号)
媒体・作品情報
誌名 「文藝」
巻号 第8巻 第10号  別表記10月特別号/10月号
印刷/発行年月日 印刷 昭和26年/1951年9月20日 発行 昭和26年/1951年10月1日
発行者等 編集人 巖谷大四 発行人 中村正幸 印刷所 共同印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社河出書房(東京都)
総ページ数 134 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
30字
×24行
×2段
本文ページ 75~83
(計9頁)
測定枚数 29
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書誌
>>昭和32年/1957年☆月・東京創元社刊『夜の波音』所収
>>昭和50年/1975年2月・成瀬書房刊『年年歳歳』[特装限定版]所収
>>昭和52年/1977年10月・新潮社刊『阿川弘之自選作品2 魔の遺産・夜の波音』所収
>>昭和58年/1983年8月・新潮社/新潮文庫『水の上の会話』所収
>>平成7年/1995年8月・新潮社刊『阿川弘之全集 第1巻 小説1』所収
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候補者 阿川弘之 男31歳
選考委員 評価 行数 評言
佐藤春夫
男59歳
3 「単に表現力という点から云えば(引用者注:堀田善衛よりも)阿川、吉行など他の候補の方が優れている。」
瀧井孝作
男57歳
12 「「管弦祭」は、広島の原子爆発の記述の所は、ひきこまれて読んだが、全体は、長篇の一部か、何かこれだけでは、作者のアイデアがはっきりまとまっていないようでした。」「「こけし」というのは、好短篇で、木綿糸の行商人と云う一人物がくっきりと描き出されて、作者の腰がよく入った、あぶなげのない作だと思いました。」「今回は、「こけし」一つだけでは、と云われて、当選しなかったが、尚このような作が幾つかあれば、当選する所でした。」
丹羽文雄
男47歳
4 「「管弦祭」は、ちょっと計算ちがいをやっているようだ。祝平和祭にアクセントをつけるつもりだったのだろうが、それにしては管弦祭があんまり堂々と立派に描かれている。」
岸田國士
男61歳
4 「「こけし」の作者も、しっかりした天分をもっているように思われる。こういう作家の態度は、非常に日本的で、しかも、消極的には立派なのだが、探究の力になにか未来性が乏しいような気がして、すこし物足りない。」
坂口安吾
男45歳
0  
石川達三
男46歳
0  
舟橋聖一
男47歳
4 「「こけし」も、味の濃い小品である。」
宇野浩二
男60歳
9 「『管弦祭』は、部分部分うまいところがある、(引用者中略)しかし、阿川の小説としてめずらしく筋がとおっていない。それにくらべると、『こけし』はなかなかうまい。この小説に新味があったら、復活後の芥川賞になった小説のなかですぐれた作品の一つであろう。」
川端康成
男52歳
3 「いい作家だが、今期の「管弦祭」は構成が無造作であり、「こけし」は小品である。」
選評出典:『芥川賞全集 第四巻』昭和57年/1982年5月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和27年/1952年3月号)
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