直木賞のすべて
第151回
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  • 黒川博行
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黒川博行
Kurokawa Hiroyuki
生没年月日【注】 昭和24年/1949年3月4日~
受賞年齢 65歳4ヵ月
経歴 愛媛県生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒。スーパー勤務、高校の美術教師を経て、『二度のお別れ』がサントリーミステリー大賞佳作。『キャッツアイころがった』で同賞大賞を受賞。
受賞歴・候補歴
処女作 『二度のお別れ』(昭和59年/1984年9月・文藝春秋刊)
サイト内リンク 小研究-記録(高齢受賞)
小研究-記録(高齢候補)
小研究-記録(候補回数)
小研究-ミステリーと直木賞
備考
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ふういん
封印』(平成4年/1992年12月・文藝春秋刊)
書誌
>>平成8年/1996年8月・文藝春秋/文春文庫『封印』
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他文学賞 吉川英治文学新人賞 14回候補 一覧へ
候補者 黒川博行 男44歳
選考委員 評価 行数 評言
井上ひさし
男58歳
0  
尾崎秀樹
男64歳
5 「リアリティもあり、興味もそそられたが、結末が弱いのが残念だった。」
佐野洋
男64歳
10 「(引用者注:受賞作以外の)他の五編のうちでは、黒川博行氏『封印』に感心した。従来の黒川作品と、全く違った雰囲気を持っており、作風の拡がりが感じられた。」「主人公が特別な正義漢でもないし、妙に粋がった態度を見せないことに好感を持った。二作に賞を贈るという案を考えて選考委員会に臨んだが、他の委員の賛成が得られなかった。」
野坂昭如
男62歳
5 「正統的なハードボイルド、にしては街が描ききれていないし、会話にもう少し洒落っけ、ユーモアが欲しい。この作品は、ほぼ全員一致の二位であった。」
半村良
男59歳
0  
選評出典:『群像』平成5年/1993年5月号
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直木賞 第116回候補  一覧へ
『カウント・プラン』(平成8年/1996年11月・文藝春秋刊)
媒体・作品情報
作品名 別表記 表紙・背 「Count Plan」併記
印刷/発行年月日 発行 平成8年/1996年11月20日(1刷)
測定媒体発行年月日 発行 平成9年/1997年7月5日(2刷)
発行者等 発行者 和田 宏 印刷所 凸版印刷 製本所 中島製本
発行所 株式会社文藝春秋(東京都) 形態 四六判 上製
装幀/装画等 装画 西口司郎 装丁 多田和博
総ページ数 254 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
43字
×18行
×1段
本文ページ 5~254
(計250頁)
測定枚数 419
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書誌
>>平成12年/2000年4月・文藝春秋/文春文庫『カウント・プラン』
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収録作品の書誌
カウント・プラン
>>初出『オール讀物』平成7年/1995年4月号
>>平成8年/1996年6月・講談社刊『推理小説代表作選集1996』所収
>>平成11年/1999年11月・講談社/講談社文庫『ミステリー傑作選36 殺ったのは誰だ?!』所収
>>平成12年/2000年4月・リブリオ出版/大きな活字で読みやすい本『ほっとミステリーワールド 第9巻 黒川博行集』所収
>>平成15年/2003年8月・文藝春秋刊『推理作家になりたくて:マイベストミステリー第2巻 影』所収
黒い白髪
>>初出『野性時代』平成5年/1993年9月号
>>平成6年/1994年12月・角川書店刊『孤愁』所収
オーバー・ザ・レインボー
>>初出『オール讀物』平成8年/1996年10月号
うろこ落とし
>>初出『別冊小説現代』平成4年/1992年12月号
>>初出『オール讀物』平成7年/1995年11月号
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候補者 黒川博行 男47歳
選考委員 評価 行数 評言
渡辺淳一
男63歳
4 「(引用者注:「蒲生邸事件」より)さらに軽い小説で、単なる思いつきの域を出ていない。」
阿刀田高
男62歳
15 「“楽しく読めれば、それでよい”という考えに私はけっして反対ではないけれど、この種のミステリーとしては構造的に弱いところがある。トリックの根まわしと受け皿、真犯人のプレゼンテーションなど、私には脆さが感じられた。」
津本陽
男67歳
6 「簡潔な表現で、読み手を引きよせる力のある短篇集である。整然とした筋立てで、どの作品もよくまとまっている。」
田辺聖子
女68歳
11 「材料といい、あしらいかたといい、都会風洗練と一抹の清新な野趣が新鮮だった。やや強引なまとめかたの作品もあるが、推理短篇ではそれも必要で、読者は意表をつかれる面白さにむさぼり読むのだ。」「推理小説はたのしい。――と思わせる一冊。」
黒岩重吾
男72歳
0  
平岩弓枝
女64歳
12 「今回の候補作品の中では(引用者中略)一番楽しかった。どの短篇にも現代人の病んでいる部分が鮮やかな背景になっていて、面白く読ませておいて、ぞっとさせる。」
井上ひさし
男62歳
11 「きびきびと速度感のある、諧謔味を含んだ文体が魅力的である。しかし事件を、犯人側と、それを追う警察側の両面から交互に描くという語り口(物語を産み出す手続き)が常に一定で、ときには読む側を懈怠の渕に誘い込む作用をしたのは残念である。」
五木寛之
男64歳
0  
選評出典:『オール讀物』平成9年/1997年3月号
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文量
短篇集〔5篇〕
カウント・プラン
章立て
「1」~「13」
時代設定 場所設定
[同時代]  大阪
登場人物
福島浩一(メッキ工場勤務、計算症)
安井(福島の雇主、メッキ工場の経営者)
樋本(富南署捜査一係の刑事)
大村(樋本の同僚)
黒い白髪
章立て
「1」~「5」
時代設定 場所設定
[同時代]  大阪
登場人物
私(語り手、柿本、田出井署刑事課の刑事)
種谷(私の同僚)
永松晋(葬儀屋)
葛西喜一郎(永松の部下)
飯田博道(良観寺の住職、永松を殴打)
オーバー・ザ・レインボー
章立て
「1」~「10」
時代設定 場所設定
[同時代]  大阪
登場人物
深堀明彦(フリーター、熱帯魚の窃盗犯)
松坂(西淀署捜査三係の刑事)
相沢瑠美(保育園児、誘拐の被害者)
うろこ落とし
章立て
「1」~「7」
時代設定 場所設定
[同時代]  大阪
登場人物
安積(府警本部の刑事)
下川路由紀(殺人の被害者、醤油醸造元の娘)
下川路幹雄(由紀の夫、建築家)
田代恭子(由紀の友人、殺人の被疑者)
章立て
「1」~「8」
時代設定 場所設定
[同時代]  大阪
登場人物
今村(中学校の夜間警備員、ゴミ漁りが趣味)
吉良(西成北署の刑事)
新井芳江(殺人の被害者、今村の下の階の住人)




直木賞 第117回候補  一覧へ

やくびょうがみ
疫病神』(平成9年/1997年3月・新潮社/新潮ミステリー倶楽部)
媒体・作品情報
作品名 別表記 表紙 「やくびょうがみ」併記 奥付 ルビ有り「やくびょうがみ」
印刷/発行年月日 発行 平成9年/1997年3月15日
測定媒体発行年月日 発行 平成9年/1997年4月25日(3刷)
発行者等 発行者 佐藤隆信 印刷所 凸版印刷株式会社 製本所 株式会社大進堂
発行所 株式会社新潮社(東京都) 形態 四六判 上製
装幀/装画等 装画 木津文哉 装幀 平野甲賀、新潮社装幀室
総ページ数 401 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
44字
×21行
×1段
本文ページ 3~401
(計399頁)
測定枚数 834
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書誌
>>書下ろし
>>平成12年/2000年2月・新潮社/新潮文庫『疫病神』
>>平成26年/2014年12月・KADOKAWA/角川文庫『疫病神』
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候補者 黒川博行 男48歳
選考委員 評価 行数 評言
田辺聖子
女69歳
19 「タイムリーな新しい素材、まずそれに敬服。それからコンビのつるみかげん、というのか、二人の相性が面白く、それだけで持たせる。ただし、人物の出し入れが複雑で、図解で示されても、悪役たちの人物像が画一的でみな同じにみえるから、つかみにくい。」「人物はよく書けているが、背後の事件の展開は物足らない。」
黒岩重吾
男73歳
7 「後半まで面白く読めたが、ゼネコンの顔が覗いたあたりから種が割れた感じで興味が半減した。暴力団とゼネコンの関係が複雑すぎるのも難である。」
阿刀田高
男62歳
14 「文章の確かさと会話のおもしろさと、二人の登場人物の存在感に長所があった。」「全篇を貫く物語が、わかりにくく、面白味が薄く、長さのわりには、――つまり、この程度の話なのか――と、鼻白んでしまうところがある」
平岩弓枝
女65歳
8 「面白く読んだが、面白さの後に来るものが乏しかった。材料のよさに力が注がれて、情感に訴える部分が弱かったせいかも知れない。それにしても、話の広げ方のうまさはずば抜けていた。」
渡辺淳一
男63歳
9 「関西弁のテンポがよく、話の切り換えも巧みで、文章には独特のリズム感がある。しかし読みすすむうちに、お話だけで、肝腎の人間が見えてこないので退屈する。小説はやはり人間を描くことが第一義である。」
津本陽
男68歳
13 「長い作品だが、さまざまの事件がおこってきて、後半まで飽きさせない。」「だが、事件のおもしろみで、人間像があまり浮かんでこない。疫病神というやくざの、えげつない性格にも、さほど存在感を覚えない。」
井上ひさし
男62歳
15 「危険な珍道中をつづける二人の主人公の関西言葉による対話はすばらしい。」「産業廃棄物問題を作品の動力として仕込んでいるのも時宜にかなう。ここまでは満点だが、二人の主人公が巻き込まれ、同時に分け入って行く事件が曖昧である。」「読後感がなんだかすっきりしないのは惜しい。」
五木寛之
男64歳
6 「興味津々、一気に読まされた。物語の舞台を丹念に書き込む手法につよさがある。この人も才能のある作家だと思う。」
選評出典:『オール讀物』平成9年/1997年9月号
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他文学賞 吉川英治文学新人賞 19回候補 一覧へ
候補者 黒川博行 男49歳
選考委員 評価 行数 評言
阿刀田高
男63歳
3 「この作者にはもっとよい作品があるのではないか、と不運を感じてしまった。」
井上ひさし
男63歳
0  
尾崎秀樹
男69歳
0  
野坂昭如
男67歳
0  
半村良
男64歳
0  
選評出典:『群像』平成10年/1998年5月号
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文量
長篇
章立て
「1」~「21」
時代設定 場所設定
[同時代]  大阪
登場人物
二宮啓之(建設コンサルタント業)
桑原保彦(二蝶会の暴力団員)
悠紀(啓之の従妹、二宮企画のアルバイト)
小畠一三(小畠総業社長、産廃の中間処理業者)
扇木(舟越建設の営業部長)
中尾(神栄土砂の営業部長)
水谷(本蔵環境開発の専務、暴力団「白燿会」幹部)




直木賞 第121回候補  一覧へ

ぶんぶくちゃがま
文福茶釜』(平成11年/1999年5月・文藝春秋刊)
媒体・作品情報
作品名 別表記 表紙・背・奥付 ルビ有り「ぶんぶくちゃがま」
印刷/発行年月日 発行 平成11年/1999年5月10日(第1刷)
測定媒体発行年月日 発行 平成11年/1999年6月20日(第2刷)
発行者等 発行者 和田 宏 印刷所 凸版印刷 製本所 矢嶋製本
発行所 株式会社文藝春秋(東京都) 形態 四六判 上製
装幀/装画等 装幀 多田和博 装画 西口司郎
総ページ数 284 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
41字
×17行
×1段
本文ページ 7~280
(計274頁)
測定枚数 420
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書誌
>>平成14年/2002年5月・文藝春秋/文春文庫『文福茶釜』
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収録作品の書誌
山居静観
>>初出『オール讀物』平成9年/1997年7月号
宗林寂秋
>>初出『オール讀物』平成9年/1997年11月号
永遠縹渺
>>初出『オール讀物』平成10年/1998年3月号
>>平成11年/1999年6月・講談社刊『ザ・ベストミステリーズ1999』所収
>>平成14年/2002年2月・講談社/講談社文庫『ミステリー傑作選40 密室+アリバイ=真犯人』所収
文福茶釜
>>初出『オール讀物』平成10年/1998年7月号
>>平成12年/2000年4月・リブリオ出版/大きな活字で読みやすい本『ほっとミステリーワールド 第9巻 黒川博行集』所収
色絵祥瑞
>>初出『オール讀物』平成10年/1998年11月号
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候補者 黒川博行 男50歳
選考委員 評価 行数 評言
阿刀田高
男64歳
13 「美術品を売買するカラクリが情報として滅法おもしろい。読んで十分に楽しめる短篇小説であったが、さらに吟味して読むと、少し軽い感じがいなめない。短篇小説に必要な作りの精緻さに不十分なものを感じてしまう。」
平岩弓枝
女67歳
9 「私自身はこの手の話が好きなので楽しく読んだが、やはり、美術骨董の世界の裏ばなしに終始して、そこに生きる人間像への掘り下げや追求が不足していると指摘されれば、その通りだと思う。話の面白さは所詮、人間の面白さにかなわない。」
黒岩重吾
男75歳
13 「一気に読ませる。だがその面白さは巧妙な手品の謎を解き明かされる昂奮と同質のものである。この世界の人間にも様々な体臭や悩みがある筈だが、本小説の人物は皆単調で深みがない。」「「山居静観」が佳作だったが、これ以上のものを並べて欲しかった。」
津本陽
男70歳
17 「作者は関西を題材にして、いつも堅固な作品を組みたてている。」「こんどの骨董品を扱う業者たちの内幕をあばく短篇集は、手馴れた堅固な展開を示すのだが、迫力があまり感じられない。」「泡沫のような人物のうえにさしている、陽ざしのような雰囲気がほしい。」
田辺聖子
女71歳
24 「私など骨董に迂遠な者には知らぬことばかりでその点では面白かった。」「ことに「文福茶釜」がおかしい。ところで、この面白さに滋味をもう少しつけ加えると、底が深くなるのに――というのは望蜀、というものだろうか。」
井上ひさし
男64歳
27 「手堅い文章と、いたるところにちりばめられた大阪弁の痛快なおもしろさは、この作者の薬籠中のもの、安心して読み進めることができる。ここでふしぎなのは、一編一編はそれなりに水準を超える出来なのに、五編まとまると、平凡な読後感しか残らなくなることだ。」「それに登場人物たちはだれひとりとして骨董品を愛していないようで、そのことが作品の印象をずいぶん冷たいものにしている。」
五木寛之
男66歳
0  
渡辺淳一
男65歳
3 「長篇ばやりの今日、期待して読んだが、結果は失望に終った。」
選評出典:『オール讀物』平成11年/1999年9月号
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文量
連作短篇集〔5篇〕
山居静観
章立て
「1」~「9」
時代設定 場所設定
[同時代]  大阪
登場人物
佐保(美術年報社社員)
牧野耕三(表具師)
工藤(星野産業の総務担当役員、柏木渓斎『山居静観図』管理者)
宗林寂秋
章立て
「1」~「10」
時代設定 場所設定
[同時代]  大阪
登場人物
牧野耕三(表具師)
北原信彦(豆腐屋の息子、美術品の持ち主)
坂辺(道具屋)
永遠縹渺
章立て
「1」~「8」
時代設定 場所設定
[同時代]  大阪~敦賀市
登場人物
尾山(ギャラリー店主)
大野木俊之(札付きの美術ブローカー)
楠井真彦(彫刻家・楠井享太郎の遺族)
文福茶釜
章立て
「1」~「9」
時代設定 場所設定
[同時代]  大阪
登場人物
佐保(美術年報社社員)
藤原利雄(茶釜を騙し取られた被害者)
大嶋(悪徳初出し屋)
末松(佐保の昔の知人)
色絵祥瑞
章立て
「1」~「9」
時代設定 場所設定
[同時代]  兵庫~大阪~奈良
登場人物
久家義之(不動産会社会長)
近衛頼章(宗教団体の教祖)
佐保(美術年報社社員)
岩崎浩平(札付きの美術ゴロ)




直木賞 第126回候補  一覧へ

こっきょう
国境』(平成13年/2001年10月・講談社刊)
媒体・作品情報
作品名 別表記 奥付 ルビ有り「こっきょう」
印刷/発行年月日 発行 平成13年/2001年10月30日(第1刷)
測定媒体発行年月日 発行 平成13年/2001年12月25日(第3刷)
発行者等 発行者 野間佐和子 印刷所 大日本印刷株式会社 製本所 黒柳製本株式会社
発行所 株式会社講談社(東京都) 形態 四六判 上製
装幀/装画等 装幀 多田和博 装画 西口司郎 (資料 (株)リーブラ)
総ページ数 444 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
25字
×21行
×2段
本文ページ 5~444
(計440頁)
測定枚数 1155
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書誌
>>初出『小説現代』平成10年/1998年10月号~平成12年/2000年9月号/単行本化にあたり大幅加筆修正
>>平成15年/2003年10月・講談社/講談社文庫『国境』
>>平成26年/2014年12月・文藝春秋/文春文庫『国境』(上)(下)
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候補者 黒川博行 男52歳
選考委員 評価 行数 評言
平岩弓枝
女69歳
0  
井上ひさし
男67歳
34 「(引用者注:主人公の)二人の軽口、悪態口の叩き合いは活溌に弾んで、作中の各所で文学的漫才が成立している。」「ここまで詳細に北朝鮮を書いたものはこれまで存在しなかった。その意味でも値打ちがあるが、しかし、その北朝鮮がすべて書割りじみているのが惜しまれる。」「『国境』と題を打ったからには、もっと〈国境〉そのものに心中立てする気概が要る。」
林真理子
女47歳
9 「非常に面白く読んだ。けれどもシリーズ化されたものということが裏目に出た。途中から読者は、主人公のヤクザが生きて帰ってくることがわかってしまう。それによってやや白けた気分になってしまうのである。」
北方謙三
男54歳
22 「冒険小説として出色の出来であると感じた。国境が、やくざにとって追いこみのために突破すべき、強大な障壁だというところがよかった。」「この作品にある面白さは、小説本来の物語の面白さであった、と私は思う。」「決戦投票で、私は『国境』と『あかね空』に入れた。」
津本陽
男72歳
12 「二千枚という作品を六時間あまりかけて一気に読んだ。」「非常におもしろかったので、茫然としたほどだが、ふりかえってみると、ところどころに、話のはこびだけに力をかけすぎた箇所があった。」
宮城谷昌光
男56歳
12 「小説家としての努力の痕跡があり、その賢明さに感心させられた。作品は賞に手がとどいていたと私は感じたが、その手は賞をつかむことができなかった。が、握力の差をあまり深く考えないほうがよい。」
阿刀田高
男67歳
9 「もっともおもしろく読んだ。テンポがよく、ユーモアが冴えている。」「情報の厚みを備えたエンターテインメントとして魅力的だ。ほかの作品との競合の中で敗れたが、残念。あと一息だった。」
渡辺淳一
男68歳
7 「北朝鮮を舞台にした力作のようで、実際はドタバタ小説に近い。氏の力量からいって、この作品が候補になったのは、むしろ不運といったほうが、当たっているのではないか。」
田辺聖子
女73歳
24 「どれに軍配をあげるかとなると、私はやっぱり『国境』の暴れん坊ぶりである。」「(引用者注:北朝鮮の)国境を突破して潜入するというだけでなく、(そのこと自体、冒険だが)国内で活劇や大立廻りを演じてしまう。主人公らのご愛嬌にみちた性格には、冒険小説を読みすれ(原文傍点)ている読者でも失笑させられてしまう。ラストのあと味もいい。」
五木寛之
男69歳
28 「小説の舞台となる土地には、なんらかのかたちで作者の思い入れがなくてはならない。」「『国境』に描かれるピョンヤンには、なぜかそれが感じられなかった。」「テロ枢軸国家よばわりされている国の首都のリアルな空気が描かれていたら、『国境』はそれだけでも堂々たる受賞作になっただろうと残念な気がした。」
黒岩重吾
男77歳
10 「氏は北朝鮮を舞台にした。そのせいか、やくざの桑原の喚き声だけが耳に響き、後半は疲れてしまった。コンビの二宮の存在も霞んでいる。」
選評出典:『オール讀物』平成14年/2002年3月号
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文量
長篇
章立て
「1」~「37」
時代設定 場所設定
[同時代]  北朝鮮平壌~大阪~中国・北朝鮮国境付近など
登場人物
二宮啓之(建設コンサルタント業)
桑原保彦(二蝶会の暴力団員)
悠紀(啓之の従妹、二宮企画のアルバイト)
趙成根(詐欺師、北朝鮮に逃亡)
石井利夫(初老の詐欺師)
中川忠司(府警の巡査部長)
李源鎬(行商人、中国在の朝鮮族)
高山淑子(二宮の父の元愛人)




直木賞 第138回候補  一覧へ

あっか
悪果』(平成19年/2007年9月・角川書店刊、角川グループパブリッシング発売)
媒体・作品情報
作品名 別表記 表紙・背・奥付 ルビ有り「あっか」
印刷/発行年月日 発行 平成19年/2007年9月30日(初版)
発行者等 発行者 井上伸一郎 印刷所 大日本印刷株式会社 製本所 株式会社鈴木製本所
発行所 株式会社角川書店(東京都) 発売元 株式会社角川グループパブリッシング(東京都) 形態 四六判 上製
装幀/装画等 装丁 多田和博 装画 黒川雅子
総ページ数 564 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
43字
×20行
×1段
本文ページ 3~564
(計562頁)
測定枚数 1098
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書誌
>>初出『野性時代』平成15年/2003年12月号~平成17年/2005年11月号/単行本化にあたり加筆・修正
>>平成22年/2010年9月・角川書店/角川文庫『悪果』
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候補者 黒川博行 男58歳
選考委員 評価 行数 評言
浅田次郎
男56歳
13 「登場人物の全員が悪いやつで、それぞれの悪の論理の闘争によって話が展開する。まさに端倪すべからざる快作と言えるのだが、思いがけなく結末が「悪の果実」ではなく「悪の果て」になってしまった。」
阿刀田高
男73歳
26 「暴力団対策を担当する刑事を描いて間然するところがない、みごと、みごと。」「文句のつけようのない作品なのだが、――直木賞はどうあるべきか――この賞が新しいサムシングを期待することにおいて一抹の疑念が生じた。」「今後も長く今回の評価が、――あれでよかったのだろうか――私の心に残りそうだ。」
五木寛之
男75歳
8 「いちばんおもしろく読み通した」「関西弁の会話のおもしろさに腰を叩いて笑いながら、物語の展開に引きこまれていった。問題は、読後に一種の徒労感が残ることだ。」
井上ひさし
男73歳
18 「二人(引用者注:防犯係の二人組刑事)の大阪言葉による会話は機知にあふれ、漫才の域をはるかに超えて上出来の前衛劇のように不条理(ルビ:ばかばかしく)てステキだが、この快調なテンポをときおり妨げる、刑事業務の綿密すぎる詳細や賭博についての過剰な説明――これが難かもしれない。」
北方謙三
男60歳
18 「崩れていく男の人生を描いたものとして読んだ。」「捜査の方法、手続、書類の作り方など、稠密という印象すらある描写が、警察の人間関係と組織を浮かびあがらせ、読みごたえのある作品となっていた。」「例外的に、『悪果』、『警官の血』、『私の男』、の三作に丸をつけて(引用者注:選考会に)臨んだ。」
林真理子
女53歳
8 「あまりにも長過ぎる。日々の業務が、後半大きな事件の伏線になっていくわけであるが、そこまで読者を辛棒させるのはかなりむずかしいと感じた。」
平岩弓枝
女75歳
23 「登場人物の汗の臭いに圧倒された。」「とりわけ心に残ったのは作中、主要な地位におかれている警官の一人が娘の飼っているメダカの稚魚を親に食われないように網ですくって別の鉢に移しているという十行足らずのエピソードで、悪徳警官と呼ばれる人間の素の顔がかいま見られたと同時に、なにか暗示的で、こういうシーンがもう一つくらいあってもよかったかと思った。」
宮城谷昌光
男62歳
7 「独特な生命力が感じられて、けっして嫌いな小説ではないが、人物描写の遠近法ひとつをとっても、丁寧さに欠ける。」
渡辺淳一
男74歳
15 「(引用者注:最後に残った「悪果」「警官の血」「私の男」のうち)もっとも面白く読めた」「とくに大阪弁の闊達さにくわえて、一般の人が知らない暴力団担当の警察の内情など新鮮で興味をそそられる。しかし小説の書き方がいささかパターン化しすぎていて、エンターテインメントとしてはともかく、文学賞の対象としては軽すぎる。」
選評出典:『オール讀物』平成20年/2008年3月号
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大衆選考会 138回推薦候補 一覧へ
大衆選考会での推薦
推薦者 推薦日 推薦文
mask 平成20年/2008年1月16日 長文にも関わらず、一気に読める颯爽感があり、読みきれる面白さがある事。
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文量
長篇
章立て
「1」~「30」
時代設定 場所設定
[同時代]  大阪~兵庫県~東京
登場人物
堀内信也(今里署暴力団対策係巡査部長)
伊達(堀内の同僚、“誠やん”、巨漢)
杏子(クラブ「翔」ホステス、本名・若江涼子、堀内の愛人)
里恵子(堀内の妻、リッチウェイ会員)
坂辺和俊(総合都市経済新報社オーナー、強請屋で堀内の金ヅル)
森本延郎(春日井学園理事長、ディベロッパー森本恒産オーナー)
徳山孝征(坂辺の部下、元・代議士秘書からフリーライター)
間宮敦夫(森本恒産総務部長、「間宮俊亮」との記述も有り)




直木賞 第151受賞  一覧へ

はもん
破門』(平成26年/2014年1月・KADOKAWA刊)
媒体・作品情報
作品名 別表記 奥付 ルビ有り「はもん」
印刷/発行年月日 発行 平成26年/2014年1月31日(初版)
発行者等 発行者 山下直久 印刷所 大日本印刷株式会社 製本所 牧製本印刷株式会社 編集 角川書店(東京都)
発行所 株式会社KADOKAWA(東京都) 形態 四六判 上製
装幀/装画等 装丁 多田和博 装画 黒川雅子
総ページ数 469 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
44字
×21行
×1段
本文ページ 3~469
(計467頁)
測定枚数 980
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書誌
>>初出『小説野性時代』平成24年/2012年6月号~平成25年/2013年10月号/単行本化にあたり加筆・修正
>>平成28年/2016年11月・KADOKAWA/角川文庫『破門』
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候補者 黒川博行 男65歳
選考委員 評価 行数 評言
浅田次郎
男62歳
27 「むろん既存のメソッドには当てはまらない作品だが、その点では前回の受賞作である姫野カオルコ氏の「昭和の犬」と同じ印象を抱いた。つまり、欠点をあえて挙げればきりがないが、それを欠点とする合理的な理由が見当たらない。だとすると、ユニークな作品というほかはないのである。」「細密なディテールの集積は、まったく映像の表現しきれぬ、小説ならではの世界である。」「強く推した。」
東野圭吾
男56歳
28 「○をつけた。申し訳ないが、一位と二位の差が大きく、ほかに推したい作品はなかった。」「事件は単純だが、取り巻く人間たちの関係が複雑で、通常の人間社会の常識が通用しない異世界を見事に描いている。会話の練り方も半端ではない。」「作者にしか描けない独自の世界で、それを貫くことで勝ち取った受賞だと思う。」
宮部みゆき
女53歳
22 「実は私は裏社会ものが苦手なので、『破門』をきちんと評するために必要な読書経験が足りず、選考会では各委員の評を聞かせていただくばかりでした。でもその結果、私がこの小説を楽しく味わい、テンポのいい会話にころころ笑ったのは当然のことだったのだとわかって安堵しました。」
宮城谷昌光
男69歳
14 「以前読んだ『国境』とくらべると、小説世界のスケールが縮んだという感は否めないものの、独特なペーソスがあり、それに色づけされた小説内の風景に棄てがたいものがあった。私はこの作家の作品が嫌いではないが、賞となれば、どうであろう。」
桐野夏生
女62歳
16 「黒川博行の書く男たちはよく喋る。(引用者中略)時折、地の文でぴしっと描写してほしい、と思うこともあるのだが、大阪弁の台詞には地の文の表現はあまり合わないのかもしれないと気が付いた。」「こんな技のある作家は他にいない。」
北方謙三
男66歳
17 「文句がつけようもないほど、スピード感があって面白い。」「普通会話体が多い小説はダレてくるが、この作品では会話体が描写になっていて、そのあたりも独得の技である。私は『国境』のころからこだわっていたので、受賞作となった時、安堵で大きく息を吐いた。」
高村薫
女61歳
15 「小説空間の網目の確かさという意味で、ほかの五作に抜きんでており、初めから受賞作は本作という心づもりで選考会に臨んだ。ひと昔前の小説スタイルながら、もはや職人芸の世界であり、エンターテインメントとして過不足がない。」
林真理子
女60歳
30 「この方の力量は、プロの作家ならすぐにわかる。ヤクザの抗争の話であるが、スピーディな展開でいっきに読ませる。登場人物のキャラクターと会話のいきいきとして魅力的なことといったらどうだろう。」「「面白いことは面白いが、文学、ということでいったらどうなのだろう」という意見も論議されたが、やはりこのテクニックと人の描き方のうまさは、直木賞にふさわしいものと思われる。」
伊集院静
男64歳
29 「この作者が永い歳月をかけて見てきた社会(世間、浪花の浮き世と言った方がいいが)の哀切が見事に描き出されていた。」「この作品を裏社会の世界の特殊な物語とくくるのは間違っている。現実はもっと辛酸に満ち、哀しいものだ。哀しいものを面白く、愚かなことを懸命に、という一級のペーソスを書いてきた作家のようやくの受賞である。」
選評出典:『オール讀物』平成26年/2014年9月号
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大衆選考会 151回推薦候補 一覧へ
大衆選考会での推薦
推薦者 推薦日 推薦文
書痴 平成26年/2014年7月3日 もう35年程、毎回芥川賞、直木賞の受賞に一喜一憂しています。最近予想が外れっぱなしですが、今回は黒川博行『破門』が受賞かなと思っています。     
しょう 平成26年/2014年7月16日 今回の予想デス。

◎黒川博行『破門』

○千早茜『男ともだち」

▲米澤穂信『満願』

黒川さんはかなり固いと思いマス。

なんといってもここ数回ほどがっつりしたミステリー、読んで笑えたりするタイプの作品がなかった所に出られるのが大きそう。
そして「基準を超えている」と判断してさえもらえれば
北方さん、東野さん、宮部さんあたりがかなり強く推してくれるハズ。もしかしたら高村さんも味方になってくれるかも。

安部龍太郎さん、姫野カオルコさん、山周賞の小野不由美さんあたりの「満を持してのベテラン登場」の流れもあるし、受賞確率はかなり高いと思いマス。(同時推薦=>千早茜
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文量
長篇
章立て
「1」~「23」
時代設定 場所設定
[同時代]  大阪~京都~香港~マカオ~尼崎~奈良~愛媛など
登場人物
二宮啓之(建設コンサルタント業)
桑原保彦(二蝶会の暴力団員)
渡辺悠紀(啓之の従妹、二宮企画のアルバイト)
小清水隆夫(映画プロデューサー、アクターズスクール校長)
嶋田(二蝶会の若頭、嶋田組組長)
セツオ(桑原の弟分)
滝沢(亥誠組副本部長、滝沢組組長)
初見(滝沢組の組員)




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