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第53回
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Last Update[H29]2017/12/15

三好文夫
Miyoshi Fumio
生没年月日【注】 昭和4年/1929年11月23日~昭和53年/1978年7月3日
経歴 北海道生まれ。北海道第一師範中退。小学校に勤務。退職後、同人誌『愚神郡』創刊。のち旭川文学学校長も務めるが、大雪山愛山渓で死去。
受賞歴・候補歴
  • 北海日日新聞懸賞小説1位(昭和29年/1954年)「ピルトに纏る譚」
  • |候補| 第1回作家賞(昭和39年/1964年)「竪穴十六号」
  • |候補| 第53回直木賞(昭和40年/1965年上期)「重い神々の下僕」
  • |同人雑誌評| 『文學界』同人雑誌評[ベスト5](昭和41年/1966年7月号)「ラウンクツの女」
備考
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直木賞 第53回候補  一覧へ

おも かみがみ しもべ
重い 神々の 下僕」(『冬濤』22号[昭和40年/1965年2月])
媒体・作品情報
誌名 「冬濤」
巻号 第22号
作品名 別表記 本文 ルビ有り「しもべ」
印刷/発行年月日 印刷 昭和40年/1965年2月10日 発行 昭和40年/1965年2月15日
発行者等 編集人 三好文夫 印刷人 佐藤一栄 印刷所 八十三印刷所
発行所 冬濤社(旭川市)
総ページ数 72 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
30字
×25行
×2段
本文ページ 43~72
(計30頁)
測定枚数 104
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書誌
>>昭和49年/1974年5月・潮出版社刊『重い神々の下僕』所収
>>昭和55年/1980年11月・立風書房刊『北海道文学全集第11巻 アイヌ民族の魂』所収
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候補者 三好文夫 男35歳
選考委員 評価 行数 評言
源氏鶏太
男53歳
8 「(引用者注:「虹」の)次に私が感心した」「作者の力量を十分に見た。」「一所懸命に書いてあるのが気持よい。しかし、過去の直木賞作品に匹敵するところまでは、まだいっていないようである。」
海音寺潮五郎
男63歳
18 「一番買った。」「作者の精神に先ず好意を持った。」「かすかに推理小説的手法を用いて、読者を引いて行く手口もよいと思った。アイヌの青年のこの抵抗は、常識的には無駄な抵抗であるが、最も高い抵抗、最も高い抗議は、常識的には常に無駄なのだ。ぼくはこの悲壮さをよしとした。」
小島政二郎
男71歳
5 「小説には、小説の文体というものがあることを熟考してもらいたいと思う。」
川口松太郎
男65歳
0  
中山義秀
男64歳
13 「題材は面白いが、表現が巧緻だとは言いがたい。焦点とするところがむだなく一筋につらぬかれていたならば、もっと効果があがったろうと惜しまれる。」
木々高太郎
男68歳
14 「サスペンスがあって、もう一つ主人公の迫力のある考え方がスリルとなってしまいまでよませる。然し最後に、やっぱり犯人はその人だったとなると、スリルのやり場がない。然し、推理小説ではないから、それを僕は批難したのではない。」
大佛次郎
男67歳
0  
村上元三
男55歳
12 「三篇(引用者注:「氷の庭」「苦を紡ぐ女」「重い神々の下僕」)の中から、と考えていたが、やはり銓衡をやって議論を続けているうちに、材料だけに興味を持ってはいけない、と考え直した。」「未練があったが、やはり大衆文学作品を選んで、職業作家になれる人を、と考えると、藤井重夫氏以外にはなかった。」
松本清張
男55歳
0  
今日出海
男61歳
0  
選評出典:『オール讀物』昭和40年/1965年10月号
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文量
短篇
章立て
なし
時代設定 場所設定
[同時代]  北海道のある湖畔~クシベツ~港街等
登場人物
栗原太市(道東新聞文化部記者)
志藤菊治(栗原の小学時代の同級生、アイヌ人、ダイナマイト強奪事件の容疑者)
野沢ヨシエ(菊治の妻)
新名(菊治の中学時代の同級生、野鳥研究家)




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