直木賞のすべて
第53回
候補作家の群像 トップページ
直木賞・芥川賞受賞作一覧
受賞作・候補作一覧
受賞作家の群像
選考委員の群像
選評の概要
小研究
大衆選考会
マップ

候補作家の一覧へ
前の回へ後の回へ
Last Update[H29]2017/9/29

柴田道司
Shibata Michiji
生没年月日【注】 明治44年/1911年☆月☆日~平成12年/2000年3月12日
経歴 山形県東村山郡大郷村(現・山形市)生まれ。早稲田大学中退。国民新聞、東京新聞の記者を経て、山形新聞整理部長兼論説委員、婦人タイムズ編集長、黒川経済研究所理事長などを務める。師に歌人の結城哀草果がいる。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第53回直木賞(昭和40年/1965年上期)「川の挿話」
  • |転載| 『文學界』同人雑誌推薦作(昭和61年/1986年5月号)「晩景」
備考
  - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -


直木賞 第53回候補  一覧へ

かわ そうわ
川の 挿話」(『山形文学』20集[昭和39年/1964年12月])
媒体・作品情報
誌名 「山形文学」
巻号 第20集
作品名 別表記 目次 「川の話」 本文 「川の挿話」
印刷/発行年月日 発行 昭和39年/1964年12月31日
発行者等 発行人 真壁 仁 編集人 新関岳雄 印刷人 大沼印刷所
発行所 山形文学会(山形市)
総ページ数 102 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
31字
×26行
×2段
本文ページ 2~35
(計34頁)
測定枚数 130
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
書誌
>>『オール讀物』昭和40年/1965年10月号
>>昭和48年/1973年☆月・三昧書林刊『川の挿話』所収
>>平成16年/2004年11月・郷土出版社刊『山形県文学全集第1期 小説編第4巻』所収
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
候補者 柴田道司 男(54歳)
選考委員 評価 行数 評言
源氏鶏太
男53歳
8 「(引用者注:「虹」の)次に私が感心した」「作者の力量を十分に見た。」「一所懸命に書いてあるのが気持よい。しかし、過去の直木賞作品に匹敵するところまでは、まだいっていないようである。」
海音寺潮五郎
男63歳
11 「一体、候補作品に共通する欠点は、熱心すぎて余裕と遊びがなく、従って楽しくないところにあるが、この作品には多少の余裕がある。」「しかし、これくらいの作品はこれまでもずいぶんあったという説が出た。言われてみればその通りだ。推す気がなくなった。」
小島政二郎
男71歳
15 「候補作品でなかったら、私は途中で読むのを止めただろう。」「いつまで読んでいても、活字が紙から立ち上って来ないからである。」
川口松太郎
男65歳
17 「文章は、ごつごつと手ざわりが荒く、読むのに苦痛を感じさせる。材料に頼りすぎていかに読ませるかという文章上の習練がない。」「読ませる文体を持つ作家でない限り直木賞作家にはなれない。」「作品としては「川の挿話」も棄てがたく、採点もこの二作(引用者注:「虹」と「川の挿話」)に分れ、僅差で「虹」が当選した。(引用者中略)妥当な結果だと思う。」
中山義秀
男64歳
13 「題材は面白いが、表現が巧緻だとは言いがたい。焦点とするところがむだなく一筋につらぬかれていたならば、もっと効果があがったろうと惜しまれる。」
木々高太郎
男68歳
3  
大佛次郎
男67歳
29 「この一篇に感心した。」「描かれている人間に素朴な厚味があって、手ごたえが重かった。」「幾度か繰返して読んでも出ている人間たちの人間臭さにその度に深い微笑を味わい得ると思う。」「私は好きだった、優れた作品である。」
村上元三
男55歳
4 「挿話の一つ一つは面白いのに、作者の説明と感傷に無駄が多い。」
松本清張
男55歳
7 「詩を感じさせる文章だが、何といってもエピソードの寄せ集めといった感じは免れない。小説、特に直木賞的作品は、物語性が主体とならなければなるまい。」
今日出海
男61歳
0  
選評出典:『オール讀物』昭和40年/1965年10月号
        - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
文量
短篇
章立て
なし
時代設定 場所設定
昭和初期  山形県木船川流域
登場人物
私(語り手、木船川流域育ち)
朝太郎(「船人構え」の乞食)
兵吉(「船人構え」の法螺吹き、朝太郎の対立者)
八五郎(「船人構え」の最下層民)




ページの先頭へ

トップページ直木賞・芥川賞受賞作一覧受賞作・候補作一覧受賞作家の群像選考委員の群像
選評の概要小研究大衆選考会マップ || 候補作家の一覧へ前の回へ次の回へ