芥川賞のすべて・のようなもの
第42回
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Last Update[H26]2014/12/10

なだいなだ
Nada Inada
生没年月日【注】 昭和4年/1929年6月8日~平成25年/2013年6月6日
経歴 本名=堀内秀(シゲル)。東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒。精神科の医師でもある。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第42回芥川賞(昭和34年/1959年下期)「海」
  • |候補| 第43回芥川賞(昭和35年/1960年上期)「神話」
  • |候補| 第52回芥川賞(昭和39年/1964年下期)「トンネル」
  • |候補| 第54回芥川賞(昭和40年/1965年下期)「童話」
  • |候補| 第55回芥川賞(昭和41年/1966年上期)「しおれし花飾りのごとく」
  • |候補| 第57回芥川賞(昭和42年/1967年上期)「レトルト」
  • 第7回婦人公論読者賞(昭和44年/1969年)「娘の学校」
  • 第24回毎日出版文化賞(昭和45年/1970年)『お医者さん』
  • |候補| 第17回日本児童文学者協会賞(昭和52年/1977年)『TN君の伝記』
  • |候補| 第6回泉鏡花文学賞(昭和53年/1978年)『間切りの孫二郎とそのクルーの物語』
個人全集 『なだいなだ全集』全12巻(昭和57年/1982年9月~昭和58年/1983年8月・筑摩書房刊)
備考
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芥川賞 第42回候補  一覧へ

うみ
海」(『文學界』昭和34年/1959年12月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」  別表記表紙 「文藝春秋編集」併記
巻号 第13巻 第12号  別表記12月号/新人創作特集号
作品名 別表記
印刷/発行年月日 印刷 昭和34年/1959年11月20日 発行 昭和34年/1959年12月1日
発行者等 編集兼発行人 車谷 弘 印刷人 高橋武夫 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 文藝春秋新社(東京都)
総ページ数 244 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
31字
×25行
×2段
本文ページ 90~97
(計8頁)
測定枚数 26
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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書誌
>>『文藝春秋』昭和35年/1960年3月号
>>昭和53年/1978年1月・毎日新聞社刊『帽子を…』所収
>>昭和58年/1983年4月・筑摩書房刊『なだいなだ全集2』所収
>>平成17年/2005年9月・光文社/光文社文庫『現代詩殺人事件―ポエジーの誘惑』所収
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候補者 なだいなだ 男30歳
選考委員 評価 行数 評言
石川達三
男54歳
4 「「海」はやや弱いが、汚れた小説が流行しているような今日、こんな綺麗な作品は貴重である。」「「帽子を……」は、かたちは古いが規格正しい立派なコントだ。」
中村光夫
男48歳
5 「「海」より参考作品の「帽子」に感心しました。軽すぎる難はあっても才気にあふれたコントで、或る爽やかな才能の芽があるように思われました。」「我国では伸びにくい性質の才能ですが、もしうまく育てば芥川の名にふさわしい作品を生む人かも知れません。」
佐藤春夫
男67歳
2 「他の作者とは全然別途の手法で試作しているのは頼もしいが、作品そのものはまだまだの感がある。」
瀧井孝作
男65歳
3 「「海」は、書き出しは不明瞭で拙いが、後半は一寸佳い。」「「帽子を……」は、気の利いた短篇と云える。」
川端康成
男60歳
0  
丹羽文雄
男55歳
2 「「海」は、小説家でないひとの小説である。そのよさも悪さも、あらわしている。」
井上靖
男52歳
2 「コントとしては一応面白かったが、これだけでは推せなかった。」
永井龍男
男55歳
0  
井伏鱒二
男61歳
0  
舟橋聖一
男55歳
0  
宇野浩二
男68歳
6 「『海』は、気のきいた短篇であるけれど、形はありきたりで、小説としても弱い。」「『帽子を……』は、これも気のきいた小品ではあるが、調子が低すぎる。」
選評出典:『芥川賞全集 第六巻』昭和57年/1982年7月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和35年/1960年3月号)
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芥川賞 第42回参考作品  一覧へ

ぼうし
帽子を……」(『文學界』昭和34年/1959年5月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」  別表記表紙 「文藝春秋編集」併記
巻号 第13巻 第5号  別表記5月特別号
作品名 別表記 目次 「帽子を……・」 本文 「帽子を‥‥」
印刷/発行年月日 印刷 昭和34年/1959年4月20日 発行 昭和34年/1959年5月1日
発行者等 編集兼発行人 車谷 弘 印刷人 長久保慶一 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 文藝春秋新社(東京都)
総ページ数 236 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
31字
×25行
×2段
本文ページ 44~51
(計8頁)
測定枚数 28
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書誌
>>初出『文藝首都』昭和34年/1959年3月号
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候補者 なだいなだ 男30歳
選考委員 評価 行数 評言
石川達三
男54歳
4 「「海」はやや弱いが、汚れた小説が流行しているような今日、こんな綺麗な作品は貴重である。」「「帽子を……」は、かたちは古いが規格正しい立派なコントだ。」
中村光夫
男48歳
5 「「海」より参考作品の「帽子」に感心しました。軽すぎる難はあっても才気にあふれたコントで、或る爽やかな才能の芽があるように思われました。」「我国では伸びにくい性質の才能ですが、もしうまく育てば芥川の名にふさわしい作品を生む人かも知れません。」
佐藤春夫
男67歳
2 「他の作者とは全然別途の手法で試作しているのは頼もしいが、作品そのものはまだまだの感がある。」
瀧井孝作
男65歳
3 「「海」は、書き出しは不明瞭で拙いが、後半は一寸佳い。」「「帽子を……」は、気の利いた短篇と云える。」
川端康成
男60歳
0  
丹羽文雄
男55歳
2 「「海」は、小説家でないひとの小説である。そのよさも悪さも、あらわしている。」
井上靖
男52歳
2 「コントとしては一応面白かったが、これだけでは推せなかった。」
永井龍男
男55歳
0  
井伏鱒二
男61歳
0  
舟橋聖一
男55歳
0  
宇野浩二
男68歳
6 「『海』は、気のきいた短篇であるけれど、形はありきたりで、小説としても弱い。」「『帽子を……』は、これも気のきいた小品ではあるが、調子が低すぎる。」
選評出典:『芥川賞全集 第六巻』昭和57年/1982年7月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和35年/1960年3月号)
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芥川賞 第43回候補  一覧へ

しんわ
神話」(『文學界』昭和35年/1960年3月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」  別表記表紙 「文藝春秋編集」併記
巻号 第14巻 第3号  別表記3月号
作品名 別表記 話」
副題等 本文 「(旅立つたやつらたち)」
印刷/発行年月日 印刷 昭和35年/1960年2月20日 発行 昭和35年/1960年3月1日
発行者等 編集兼発行人 車谷 弘 印刷人 高橋武夫 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 文藝春秋新社(東京都)
総ページ数 244 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
31字
×25行
×2段
本文ページ 18~27
(計10頁)
測定枚数 36
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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書誌
>>昭和48年/1973年11月・毎日新聞社刊『カペー氏はレジスタンスをしたのだ』所収
>>昭和52年/1977年12月・集英社/集英社文庫『カペー氏はレジスタンスをしたのだ』所収
>>昭和58年/1983年4月・筑摩書房刊『なだいなだ全集2』所収
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候補者 なだいなだ 男31歳
選考委員 評価 行数 評言
井上靖
男53歳
0  
石川達三
男55歳
0  
中村光夫
男49歳
0  
瀧井孝作
男66歳
3 「かるい筆に面白い所もあるが、これだけでは少しものたりない。」
丹羽文雄
男55歳
0  
井伏鱒二
男62歳
0  
佐藤春夫
男68歳
0  
永井龍男
男56歳
0  
舟橋聖一
男55歳
0  
宇野浩二
男68歳
3 「いくら気ちがいでも、あまりにバカげた気ちがいの伝奇小説みたい、と書けば、こちらがバカげてしまう。」
選評出典:『芥川賞全集 第六巻』昭和57年/1982年7月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和35年/1960年9月号)
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芥川賞 第52回候補  一覧へ
「トンネル」(『文學界』昭和39年/1964年12月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」  別表記表紙 「文藝春秋編集」併記
巻号 第18巻 第12号  別表記12月号
印刷/発行年月日 印刷 昭和39年/1964年11月20日 発行 昭和39年/1964年12月1日
発行者等 編集兼発行人 杉村友一 印刷人 高橋武夫 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 文藝春秋新社(東京都)
総ページ数 238 表記上の枚数 表紙・目次 120枚 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×25行
×2段
本文ページ 12~45
(計34頁)
測定枚数 107
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書誌
>>昭和42年/1967年7月・大光社刊『れとると』所収
>>昭和58年/1983年6月・筑摩書房刊『なだいなだ全集3』所収
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候補者 なだいなだ 男35歳
選考委員 評価 行数 評言
石川淳
男65歳
0  
瀧井孝作
男70歳
4 「回りくどい筆のわりに、しまいの方が、省いたか、何だか描けて居なかった。」
石川達三
男59歳
5 「力倆のある人だと思うが、作品の最後を原罪という事で終らせたのが何とも物足りない。」「失った記憶をとり戻して行く過程は面白いが、所詮、作りものの感じになっているのも惜しまれる。」
井上靖
男57歳
2 「面白かった。」
丹羽文雄
男60歳
6 「女主人公の記憶喪失を読者に納得させないのは、致命的である。」「突然記憶喪失におちいるほどの女とも思われない。心のせまい、何も知らない処女の場合ならば、いざ知らず。」
高見順
男57歳
8 「(引用者注:「雪残る村」「トンネル」「行方不明」の三篇のうち)一つを推したいのだが、それが困難なのだ。」「頭で作った小説という気がして、そこが損だが、(引用者中略)三人のうち一番小説巧者とは言える。しかし目下流行の性がはばをきかせているのも気に入らない。」「強いて推すとすれば一応(引用者中略・注:「行方不明」)と「トンネル」」
中村光夫
男53歳
5 「刺戟的な題材にたよりすぎたせいか、医者の手記と患者のそれとの対比がきかず、散漫に終っています。」
川端康成
男65歳
6 「作者が今日的な意図を構想、手法に試みているだけに、その難点も露出しているようだ。」
永井龍男
男60歳
0  
舟橋聖一
男60歳
12 「読後、私の心に、(引用者中略)残った。」「なだ(原文傍点)の今までの「海」や「神話」より、はるかに成長したものを感じる。」「欠点をさがせば、いくらもあるにしても。これを授賞作にした場合、世間は納得するだろう。」
選評出典:『芥川賞全集 第七巻』昭和57年/1982年8月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和40年/1965年3月号)
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芥川賞 第54回候補  一覧へ

どうわ
童話」(『文學界』昭和40年/1965年11月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」  別表記表紙 「文藝春秋編集」併記
巻号 第19巻 第11号  別表記11月号
印刷/発行年月日 印刷 昭和40年/1965年10月20日 発行 昭和40年/1965年11月1日
発行者等 編集兼発行人 杉村友一 印刷人 高橋武夫 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 文藝春秋新社(東京都)
総ページ数 246 表記上の枚数 目次 130枚 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×24行
×2段
本文ページ 87~126
(計40頁)
測定枚数 121
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書誌
>>昭和45年/1970年10月・中央公論社刊『日本の文学80 名作集4』所収
>>昭和53年/1978年1月・毎日新聞社刊『帽子を…』所収
>>昭和58年/1983年4月・筑摩書房刊『なだいなだ全集2』所収
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候補者 なだいなだ 男36歳
選考委員 評価 行数 評言
瀧井孝作
男71歳
5 「童話のような筆で、少し脳タリンの少年巨人兵の姿はよくわかるが……。童話のような筆は、作者が逃げたか、揶揄か、少しものたりなかった。」
石川達三
男60歳
4 「主題が良いし量感もあり、技巧的にはいかにも手馴れているが、正面を避けて側面から書いているのが私には大きな不満だった。この主題を(童話)という形で処理しようとする作者の態度に疑問がある。」
川端康成
男66歳
10 「一票を投じておいた」「すでに特色ある才能を認められている人である。」「ところどころの自然風景の短い描写などに、すぐれたものが見える。作者はこのような野性素朴の巨人に、寓意を托して「童話」と題したのかもしれないが、それは別としても、私はおもしろく読んだ。」
丹羽文雄
男61歳
0  
石川淳
男66歳
0  
井上靖
男58歳
10 「登場人物もそれぞれうまく書いており、手慣れた危げのない作風で、「北の河」と一二を争うものと思っていたが、意外に支持者は少かった。」「作者が主題から身を引いているところがこの作の力を弱めていることは事実であろう。」
中村光夫
男54歳
2 「個性のはっきりした作品」
舟橋聖一
男61歳
4 「不満だ。何回となく銓衡圏内にはいり、次第に力量を増している作家だが、推しにくいものが内在する。」
永井龍男
男61歳
1 「作意に、ついてゆきかねた」
選評出典:『芥川賞全集 第七巻』昭和57年/1982年8月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和41年/1966年3月号)
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芥川賞 第55回候補  一覧へ

はなかざ
「しおれし 花飾りのごとく」(『文學界』昭和41年/1966年4月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」  別表記表紙 「文藝春秋編集」併記
巻号 第20巻 第4号  別表記4月号
印刷/発行年月日 印刷 昭和41年/1966年3月20日 発行 昭和41年/1966年4月1日
発行者等 編集兼発行人 杉村友一 印刷人 高橋武夫 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 文藝春秋新社(東京都)
総ページ数 246 表記上の枚数 目次 230枚 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×25行
×2段
本文ページ 23~101
(計79頁)
測定枚数 249
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書誌
>>昭和47年/1972年7月・毎日新聞社刊『しおれし花飾りのごとく』
>>昭和50年/1975年☆月・毎日新聞社刊『しおれし花飾りのごとく』[新装版]
>>昭和56年/1981年1月・集英社/集英社文庫『しおれし花飾りのごとく』
>>昭和57年/1982年12月・筑摩書房刊『なだいなだ全集1』所収
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
候補者 なだいなだ 男37歳
選考委員 評価 行数 評言
石川達三
男61歳
0  
大岡昇平
男57歳
10 「推薦出来ると思った。」「文体に才気があり、面白くすらすら読めた。「日本文学をぶっつぶせ」という主張に私はまったく賛成なので、その主張の下に雑誌を出そうとしている医学生の群れに、風俗的な興味があった。しかし最後に女主人公が、雑誌を出す基金にしてくれといって、五十万円を枕元において自殺する、というのはお粗末というほかはない。」
瀧井孝作
男72歳
6 「二百何十枚もの長い、たあいのない饒舌の筆で。玩具箱をひっくり返したような、何か収拾のつかない作と見た。」「(引用者注:作者の中では)一番の悪作だ。」
丹羽文雄
男61歳
0  
三島由紀夫
男41歳
0  
石川淳
男67歳
0  
中村光夫
男55歳
0  
永井龍男
男62歳
0  
井上靖
男59歳
0  
川端康成
男67歳
0  
舟橋聖一
男61歳
2 「前作、または前々作に劣るとされた。」
選評出典:『芥川賞全集 第七巻』昭和57年/1982年8月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和41年/1966年9月号)
        - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -



芥川賞 第57回候補  一覧へ
「レトルト」(『文學界』昭和42年/1967年4月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」  別表記表紙 「文藝春秋編集」併記
巻号 第21巻 第4号  別表記4月号
印刷/発行年月日 印刷 昭和42年/1967年3月20日 発行 昭和42年/1967年4月1日
発行者等 編集兼発行人 杉村友一 印刷人 高橋武夫 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 株式会社文藝春秋(東京都)
総ページ数 238 表記上の枚数 目次 210枚 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×24行
×2段
本文ページ 12~83
(計72頁)
測定枚数 217
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書誌
>>昭和42年/1967年7月・大光社刊『れとると』所収「れとると」
>>昭和50年/1975年☆月・角川書店/角川文庫『れとると 他1篇』所収「れとると」
>>昭和58年/1983年6月・筑摩書房刊『なだいなだ全集3』所収
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候補者 なだいなだ 男38歳
選考委員 評価 行数 評言
石川達三
男62歳
8 「何かしら小説を(余技)として書き、余技以上には考えていないのではないかという疑問が湧いてくる。才筆にたより、才筆にまかせて、作者が楽しみ過ぎるのかも知れない。」「創作態度について再考を促したいと思った。」
丹羽文雄
男62歳
2 「構成上の失敗と思う。が、いつもの作品よりは好意がもてた。」
中村光夫
男56歳
6 「力作ですが、作者が主人公と一緒になっていい気に人間をいじっている感じで、興味索然とします。」
大岡昇平
男58歳
0  
永井龍男
男63歳
0  
瀧井孝作
男73歳
6 「これまでのは、才気を見せた作だが、これは病院の精神科医とその少女の患者との事柄をまともに書いてあり、これまでのより一番よいと見たが、これは少し長すぎる感じがした。」
石川淳
男68歳
0  
舟橋聖一
男62歳
4 「(引用者注:文名を成しているという観点では、丸谷才一より)なだいなだのほうが、ハイ・クラスだ。にもかかわらず、こんどの作品では、なだは丸谷に引きはなされてしまった。」
三島由紀夫
男42歳
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川端康成
男68歳
5 「なだ氏の文章とセンスとが好きなので、この作品でも惹かれるところがあった。素直な愛情も通っている。しかし、書き方になにか幕をへだてた感じがあるようだし、二人の患者のうちのファッション・モデルはもの足りない。」
選評出典:『芥川賞全集 第七巻』昭和57年/1982年8月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和42年/1967年9月号)
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