芥川賞のすべて・のようなもの
第56回
候補作家の群像 トップページ
直木賞・芥川賞受賞作一覧
受賞作・候補作一覧
受賞作家の群像
選考委員の群像
選評の概要
マップ

候補作家の一覧へ
前の回へ後の回へ
Last Update[H26]2014/8/5

豊田穣
Toyoda Jo
このページの情報は「直木賞のすべて」内の「受賞作家の群像 豊田穣」と同じものです。
生没年月日【注】 大正9年/1920年3月14日~平成6年/1994年1月30日
経歴 旧満州四平街生まれ。海兵卒。
受賞歴・候補歴
  • 第1回横光利一賞[次席](昭和23年/1948年)「帰還」
  • 第1回岐阜県文化賞(昭和26年/1951年)『ミッドウェー海戦』
  • |候補| 第56回芥川賞(昭和41年/1966年下期)「伊吹山」
  • |候補| 第58回直木賞(昭和42年/1967年下期)「あるスパルタの敗北」
  • |候補| 第60回直木賞(昭和43年/1968年下期)「空港へ」
  • 第64回直木賞(昭和45年/1970年下期)『長良川』
  • 紫綬褒章(昭和61年/1986年)
  • 第45回中日文化賞(平成4年/1992年)「長年のたゆまない文学活動」
処女作 「ニューカレドニア」(『新潮』昭和22年/1947年4月号)
個人全集 『豊田穣文学/戦記全集』全20巻(平成2年/1990年9月~平成6年/1994年4月・光人社刊)
サイト内リンク 直木賞受賞作全作読破への道Part3
備考
  - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -


芥川賞 第56回候補  一覧へ

いぶきやま
伊吹山」(『作家』昭和41年/1966年9月号)
媒体・作品情報
誌名 「作家」
巻号 第213号  別表記9月号
印刷/発行年月日 発行 昭和41年/1966年9月1日
発行者等 編集発行 小谷剛 印刷所 日大印刷株式会社
発行所 作家社(名古屋市)
総ページ数 128 表記上の枚数 目次 135枚 基本の文字組
(1ページ当り)
30字
×24行
×2段
本文ページ 2~42
(計41頁)
測定枚数 139
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
書誌
>>昭和45年/1970年6月・作家社刊『長良川』所収
>>昭和46年/1971年3月・文藝春秋刊『長良川』
>>昭和50年/1975年1月・文藝春秋/文春文庫『長良川(全)』所収
>>昭和55年/1980年11月・光人社刊『長良川(全)』所収
>>昭和63年/1988年4月・光人社刊『長良川(全)』[新装版]所収
>>昭和63年/1988年10月・埼玉福祉会/大活字本シリーズ『長良川』(上)(下)
>>平成3年/1991年2月・光人社刊『豊田穣文学/戦記全集 第11巻』所収
>>平成6年/1994年4月・光人社/光人社NF文庫『長良川(全)』所収
>>平成15年/2003年11月・光人社/光人社名作戦記『長良川 第一部』
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
候補者 豊田穣 男46歳
選考委員 評価 行数 評言
三島由紀夫
男42歳
0  
瀧井孝作
男72歳
0  
井上靖
男59歳
3 「もうでき上がっている作家である。芥川賞が持たなければならぬ新鮮さには欠けるが、すでに安定したものを持っている。」
石川達三
男61歳
0  
丹羽文雄
男62歳
3 「伊吹山の雪と子供がよく描かれているのに較べて女がつくりものであることが目立ちすぎた。」
石川淳
男67歳
0  
永井龍男
男62歳
0  
大岡昇平
男57歳
5 「(引用者注:「壁の絵」と共に)戦争の描写はそれぞれに優れている。」「しかし(引用者中略)連作の一部であり、(引用者中略)見送られた。」
川端康成
男67歳
6 「早く選外に去った豊田穣氏の「伊吹山」も、残った五編と明らかな逕庭があるとは思えなかった。」「参考作品の「長良川」、「石塔」も読み、これらの連作が一つにまとめてあればと惜しまれる。」
中村光夫
男55歳
0  
舟橋聖一
男62歳
4 「力作という点を評価したいと思う。が、これも最後で躓いた。」
選評出典:『芥川賞全集 第七巻』昭和57年/1982年8月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和42年/1967年3月号)
        - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -



芥川賞 第56回参考作品  一覧へ

ながらがわ
長良川」(『作家』昭和41年/1966年5月号)
媒体・作品情報
誌名 「作家」
巻号 第209号  別表記5月号
印刷/発行年月日 発行 昭和41年/1966年5月1日
発行者等 編集発行 小谷剛 印刷所 日大印刷株式会社
発行所 作家社(名古屋市)
総ページ数 128 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
30字
×24行
×2段
本文ページ 2~46
(計45頁)
測定枚数 151
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
書誌
>>昭和45年/1970年6月・作家社刊『長良川』所収
>>昭和46年/1971年3月・文藝春秋刊『長良川』
>>昭和50年/1975年1月・文藝春秋/文春文庫『長良川(全)』所収
>>昭和55年/1980年11月・光人社刊『長良川(全)』所収
>>昭和63年/1988年4月・光人社刊『長良川(全)』[新装版]所収
>>昭和63年/1988年10月・埼玉福祉会/大活字本シリーズ『長良川』(上)(下)
>>平成3年/1991年2月・光人社刊『豊田穣文学/戦記全集 第11巻』所収
>>平成6年/1994年4月・光人社/光人社NF文庫『長良川(全)』所収
>>平成7年/1995年1月・ぎょうせい刊『ふるさと文学館 第二五巻 岐阜』所収
>>平成7年/1995年7月・郷土出版社刊『岐阜県文学全集 第3期第3巻 第1期小説編』所収
>>平成15年/2003年11月・光人社/光人社名作戦記『長良川 第一部』
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
候補者 豊田穣 男46歳
選考委員 評価 行数 評言
三島由紀夫
男42歳
0  
瀧井孝作
男72歳
0  
井上靖
男59歳
3 「もうでき上がっている作家である。芥川賞が持たなければならぬ新鮮さには欠けるが、すでに安定したものを持っている。」
石川達三
男61歳
0  
丹羽文雄
男62歳
3 「伊吹山の雪と子供がよく描かれているのに較べて女がつくりものであることが目立ちすぎた。」
石川淳
男67歳
0  
永井龍男
男62歳
0  
大岡昇平
男57歳
5 「(引用者注:「壁の絵」と共に)戦争の描写はそれぞれに優れている。」「しかし(引用者中略)連作の一部であり、(引用者中略)見送られた。」
川端康成
男67歳
6 「早く選外に去った豊田穣氏の「伊吹山」も、残った五編と明らかな逕庭があるとは思えなかった。」「参考作品の「長良川」、「石塔」も読み、これらの連作が一つにまとめてあればと惜しまれる。」
中村光夫
男55歳
0  
舟橋聖一
男62歳
4 「力作という点を評価したいと思う。が、これも最後で躓いた。」
選評出典:『芥川賞全集 第七巻』昭和57年/1982年8月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和42年/1967年3月号)
        - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -



芥川賞 第56回参考作品  一覧へ

せきとう
石塔」(『作家』昭和41年/1966年12月号)
媒体・作品情報
誌名 「作家」
巻号 第216号  別表記12月号
印刷/発行年月日 発行 昭和41年/1966年12月1日
発行者等 編集発行 小谷剛 印刷所 日大印刷株式会社
発行所 作家社(名古屋市)
総ページ数 136 表記上の枚数 目次 60枚 基本の文字組
(1ページ当り)
30字
×24行
×2段
本文ページ 2~19
(計18頁)
測定枚数 59
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
書誌
>>昭和45年/1970年6月・作家社刊『長良川』所収
>>昭和46年/1971年3月・文藝春秋刊『長良川』
>>昭和50年/1975年1月・文藝春秋/文春文庫『長良川(全)』所収
>>昭和55年/1980年11月・光人社刊『長良川(全)』所収
>>昭和63年/1988年4月・光人社刊『長良川(全)』[新装版]所収
>>昭和63年/1988年10月・埼玉福祉会/大活字本シリーズ『長良川』(上)(下)
>>平成3年/1991年2月・光人社刊『豊田穣文学/戦記全集 第11巻』所収
>>平成6年/1994年4月・光人社/光人社NF文庫『長良川(全)』所収
>>平成15年/2003年11月・光人社/光人社名作戦記『長良川 第一部』
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
候補者 豊田穣 男46歳
選考委員 評価 行数 評言
三島由紀夫
男42歳
0  
瀧井孝作
男72歳
0  
井上靖
男59歳
3 「もうでき上がっている作家である。芥川賞が持たなければならぬ新鮮さには欠けるが、すでに安定したものを持っている。」
石川達三
男61歳
0  
丹羽文雄
男62歳
3 「伊吹山の雪と子供がよく描かれているのに較べて女がつくりものであることが目立ちすぎた。」
石川淳
男67歳
0  
永井龍男
男62歳
0  
大岡昇平
男57歳
5 「(引用者注:「壁の絵」と共に)戦争の描写はそれぞれに優れている。」「しかし(引用者中略)連作の一部であり、(引用者中略)見送られた。」
川端康成
男67歳
6 「早く選外に去った豊田穣氏の「伊吹山」も、残った五編と明らかな逕庭があるとは思えなかった。」「参考作品の「長良川」、「石塔」も読み、これらの連作が一つにまとめてあればと惜しまれる。」
中村光夫
男55歳
0  
舟橋聖一
男62歳
4 「力作という点を評価したいと思う。が、これも最後で躓いた。」
選評出典:『芥川賞全集 第七巻』昭和57年/1982年8月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和42年/1967年3月号)
        - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -




はいぼく
「あるスパルタの 敗北」(『作家』昭和42年/1967年11月号)
媒体・作品情報
誌名 「作家」
巻号 第226号  別表記11月号
印刷/発行年月日 発行 昭和42年/1967年11月1日
発行者等 編集・発行 小谷剛 印刷所 日大印刷株式会社
発行所 作家社(名古屋市)
総ページ数 128 表記上の枚数 目次 102枚 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×23行
×2段
本文ページ 2~37
(計36頁)
測定枚数 102
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
書誌
>>昭和46年/1971年11月・文藝春秋刊『続・長良川』所収
>>昭和50年/1975年1月・文藝春秋/文春文庫『長良川(全)』所収
>>昭和55年/1980年11月・光人社刊『長良川(全)』所収
>>昭和63年/1988年4月・光人社刊『長良川(全)』[新装版]所収
>>昭和63年/1988年10月・埼玉福祉会刊『長良川(全)』(上)(下)所収
>>平成6年/1994年4月・光人社/光人社NF文庫『長良川(全)』所収
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
直木賞 直木賞 58回候補 一覧へ
候補者 豊田穣 男47歳
選考委員 評価 行数 評言
石坂洋次郎
男67歳
0  
源氏鶏太
男55歳
6 「過度な感傷を排して描いてあるのもいい。が、この作品に限っていえば、もうすこしいい意味での面白さがほしかった。」
海音寺潮五郎
男66歳
0  
川口松太郎
男68歳
0  
水上勉
男48歳
0  
松本清張
男58歳
0  
大佛次郎
男70歳
0  
柴田錬三郎
男50歳
8 「水準を抜いている。ただ、直木賞ともなると、水準を抜いた出来ばえの上に、もうひとつ、作者の意気込みを示している必要があろうか、と思う。」
今日出海
男64歳
0  
中山義秀
男67歳
0  
村上元三
男57歳
6 「自分の体験の部分だけがいきいきしているように読めるのは、わたしだけだろうか。この一作だけで言えば、無駄が多い。」
選評出典:『オール讀物』昭和43年/1968年4月号
        - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
文量
短篇
章立て
「一」~「十」
時代設定 場所設定
[同時代]~太平洋戦争戦中  東京~ソロモン海域
登場人物
私(語り手、武田茂、新聞記者)
忠男(私の長男、高校生、失踪)
信男(私の次男、中学生)
相沢(上等兵曹)





くうこう
空港へ」(『作家』昭和43年/1968年9月号)
媒体・作品情報
誌名 「作家」
巻号 第236号  別表記9月号
印刷/発行年月日 発行 昭和43年/1968年9月1日
発行者等 編集・発行 小谷剛 印刷所 日大印刷株式会社
発行所 作家社(名古屋市)
総ページ数 128 表記上の枚数 目次 71枚 基本の文字組
(1ページ当り)
26字
×23行
×2段
本文ページ 2~26
(計25頁)
測定枚数 71
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
書誌
>>昭和46年/1971年8月・文藝春秋刊『空の剣』所収
>>昭和54年/1979年7月・光人社刊『空港へ 太平洋海空戦記』所収
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
直木賞 直木賞 60回候補 一覧へ
候補者 豊田穣 男48歳
選考委員 評価 行数 評言
川口松太郎
男69歳
0  
石坂洋次郎
男68歳
0  
源氏鶏太
男56歳
4 「よく突っ込んで書いてあるが、作者は、このテーマに甘えているような気がした」
今日出海
男65歳
0  
中山義秀
男68歳
1 「文体が苛立たしく、」
大佛次郎
男71歳
0  
海音寺潮五郎
男67歳
0  
村上元三
男58歳
3 「欠点のつけようのない作品だが、直木賞としては物足りない。」
柴田錬三郎
男51歳
0  
松本清張
男59歳
0  
水上勉
男49歳
0  
選評出典:『オール讀物』昭和44年/1969年4月号
        - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
文量
短篇
章立て
「一」~「五」
時代設定 場所設定
[同時代]~太平洋戦争戦中  K市(九州の街)
登場人物
谷村タケヒロ(元・海軍中尉、飛行士)
谷村武敏(谷村の弟、特攻隊員、戦時中に自決)
染千代(元・芸妓、本名・岩佐正子、武敏の恋人)





ながらがわ
長良川』(昭和45年/1970年6月・作家社刊)
媒体・作品情報
測定媒体 昭和45年/1970年7月・作家社刊『長良川』〔普及版〕
印刷/発行年月日 発行 昭和45年/1970年7月20日〔普及版〕
発行者等 発行者 小谷 剛 印刷所 日大印刷株式会社 製本 中部製本株式会社
発行所 作家社(名古屋市) 形態 四六判 並製
装幀/装画等 装幀 坪内節太郎
総ページ数 382 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
43字
×16行
×1段
本文ページ 3~375
(計373頁)
測定枚数 579
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
書誌
>>昭和46年/1971年3月・文藝春秋刊『長良川』
>>昭和50年/1975年1月・文藝春秋/文春文庫『長良川(全)』所収
>>昭和55年/1980年11月・光人社刊『長良川(全)』所収
>>昭和63年/1988年4月・光人社刊『長良川(全)』[新装版]所収
>>昭和63年/1988年10月・埼玉福祉会/大活字本シリーズ『長良川』(上)(下)
>>平成3年/1991年2月・光人社刊『豊田穣文学/戦記全集 第11巻』所収
>>平成6年/1994年4月・光人社/光人社NF文庫『長良川(全)』所収
>>平成15年/2003年11月・光人社/光人社名作戦記『長良川 第一部』
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
収録作品の書誌
白い訪問者
>>初出『作家』昭和36年/1961年4月号
養老
>>初出『作家』昭和40年/1965年8月号
灯台
>>初出『作家』昭和40年/1965年12月号
長良川
>>初出『作家』昭和41年/1966年5月号
>>平成7年/1995年1月・ぎょうせい刊『ふるさと文学館 第二五巻 岐阜』所収
>>平成7年/1995年7月・郷土出版社刊『岐阜県文学全集 第3期第3巻 第1期小説編』所収
伊吹山
>>初出『作家』昭和41年/1966年9月号
石塔
>>初出『作家』昭和41年/1966年12月号
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
直木賞 直木賞 64受賞 一覧へ
候補者 豊田穣 男50歳
選考委員 評価 行数 評言
源氏鶏太
男58歳
12 「一作ならこの作品をと決めて選考委員会に出席した。」「私は、感動した。この感動は、日を経てもかわることがなかった。私小説的であるが、私小説ではない。文章も重厚である。」
石坂洋次郎
男70歳
17 「危な気のない文章でよく書いてあるが、(引用者中略)短篇の連続のようなもので、一貫した盛り上りが乏しいのがもの足りなかった。」
水上勉
男51歳
36 「豊田穣氏の誠実さと、この人の力量が今回では光るのであった。」「豊田氏の体験のなまなかでなかったことが逆に迫り、「私小説」としても成功していないということにも、かえって、私は好感をもつものである。」「授賞作なしという意見にさからって、この作を推した理由は、「長良川」「伊吹山」「石塔」の三短篇に流れる作者の心根にふれたからで、これが直木賞となることは、運を?んで快事と断じたのである。」
村上元三
男60歳
6 「直木賞の作品ではないと思うが、この作者の実力はもうわかっている。直木賞作家としてふさわしい、という点で、授賞に同意した。」
今日出海
男67歳
25 「一頭地を抜きん出ていると思って、迷うことなく豊田氏を推した。」「あの凄絶な空中戦を自ら闘い、傷ついた経験は、やはり一人称で書かなければ書きようがなかったに違いない。あの生々しい体験を昇華して、文学にした作者の成熟した腕と精神を私は高く評価するものである。」
大佛次郎
男73歳
13 「私小説に近いものとして惹きつけられていると、飛行機の墜落や満洲の悲惨な事件が不意に出て来た。筆者の経験だったとしても最初の一篇とはひどく調子が違って、嘘が出て来たような感銘を受けた。」「しかし力作でもあり、筆力ゆたかで、推薦を憚らなかった。」
柴田錬三郎
男53歳
10 「長良川の歴史と、自分の戦争体験と、現在の状況を、巧妙にむすびつけた筆力は大したものである。敬服のほかはない。この作者の受賞は、むしろおそいぐらいである。」
川口松太郎
男71歳
12 「まとまっているという事も好きではないのだが、作者の素質を取る。筆力も正確だし内容も面白くしっかりと書けているが、小細工が多すぎる。」「然し候補作の中では光っていたようだ。」
司馬遼太郎
男47歳
7 「受賞作なしというのが本音だったが、石坂委員が、努力して掬いあげるべきです、といわれたのに発奮し、作品になじみのふかい豊田穣氏「長良川」に過不足無さを感じ、これを推した。」
松本清張
男61歳
8 「わたくしは消極的だった。文章もうまく、話にも好感がもてるが、直木賞には私小説的なもの(この作品が私小説というのではない)よりも、やはり大きな構成のあるものを望みたい。」
選評出典:『オール讀物』昭和46年/1971年4月号
        - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
文量
連作短篇集〔6篇〕
時代設定 場所設定
太平洋戦争~同時代  東京~大垣~知多半島~伊吹山
登場人物
私(語り手、武田茂、新聞記者)
良子(私の妻、胃癌で死亡)
加納冬子(私の同期生の未亡人)
石崎節子(私の息子の友達の母親、未亡人)
棚瀬恭子(岐阜の旧家の娘)
柿本満里子(大学病院長の秘書)
白い訪問者
養老
灯台
長良川
伊吹山
石塔




ページの先頭へ

トップページ直木賞・芥川賞受賞作一覧受賞作・候補作一覧受賞作家の群像選考委員の群像
選評の概要マップ || 候補作家の一覧へ前の回へ次の回へ